メシアン、オリヴィエ(1908-1992)

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CD 輸入盤

8つの前奏曲、『鳥のカタログ』より、4つのリズムの練習曲より エマール

メシアン、オリヴィエ(1908-1992)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4777452
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

エマール/メシアンへのオマージュ

ピエール=ロラン・エマールのドイツ・グラモフォン移籍第2弾はメシアン生誕100周年を祝う記念盤。
 現代最高のメシアン解釈者のひとりと目されるエマールは、1957年にフランスのリヨンに生まれています。彼は12歳の時からメシアンの妻であるイヴォンヌ・ロリオに師事し、メシアン本人の知己も得、1973年には、オリヴィエ・メシアン国際コンクールで優勝、それによって国際的な活動をスタートさせたという、メシアンとの強いつながりがキャリアに色濃く反映されているピアニストでもあります。
 メシアン以外では、ジェルジ・リゲティ、ピエール・ブーレーズ、ジェルジ・クルターク、ジョージ・ベンジャミン、マルコ・ストロッパと親密な関係にあり、すでに現代音楽界の重鎮ともいえる存在となっていますが、彼はまた、伝統的レパートリーの演奏にすぐれていることでも有名です。
 今回のアルバムに収録されているメシアンの作品はどれも特徴的なものです。若き日に書かれた『8つの前奏曲』はドビュッシーの影響をうかがわせつつもメシアンらしい透明感、躍動感の印象的な作品。
 『4つのリズムのエチュード』からの「火の島T」と「火の島U」の2曲は円熟期の作品で、この二つだけパプア・ニューギニア島に捧げられたといういわくつきの打楽器的・原始的なサウンドが非常に魅力的です。
 『鳥のカタログ』はメシアンの代表作として知られており、ヨーロッパの野鳥たちのさまざまな鳴き声を模倣した技術的にも至難な作品の数々の中から、エマールは「もりひばり」と「ヨーロッパうぐいす」の2作品を選んでいます。

オリヴィエ・メシアン
・『8つの前奏曲』から第1曲「鳩」[2:20]
・『8つの前奏曲』から第2曲「悲しい風景の中の恍惚の歌」[6:47]
・『8つの前奏曲』から第3曲「軽快な風刺」[1:37]
・『8つの前奏曲』から第4曲「臨終の瞬間」[4:27]
・『8つの前奏曲』から第5曲「夢の中の触れ得ない音」[3:55]
・『8つの前奏曲』から第6曲「苦悩の鐘と別れの涙」[9:22]
・『8つの前奏曲』から第7曲「静かな嘆き」[2:58]
・『8つの前奏曲』から第8曲「風の中の反射光」[5:02]
・『鳥のカタログ』から第9曲「ヨーロッパうぐいす」[10:23]
・『鳥のカタログ』から第6曲「もりひばり」[6:38]
・『4つのリズムのエチュード』から第1曲「火の島T」[1:54]
・『4つのリズムのエチュード』から第4曲「火の島U」[4:12]
 ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)

 録音:2008年2月、ウィーン、コンツェルトハウス大ホール(デジタル)

収録曲   

  • 01. オリヴィエ・メシアン『8つの前奏曲』から第1曲「鳩」[2:20]
  • 02. 第2曲「悲しい風景の中の恍惚の歌」[6:47]
  • 03. 第3曲「軽快な風刺」[1:37]
  • 04. 第4曲「臨終の瞬間」[4:27]
  • 05. 第5曲「夢の中の触れ得ない音」[3:55]
  • 06. 第6曲「苦悩の鐘と別れの涙」[9:22]
  • 07. 第7曲「静かな嘆き」[2:58]
  • 08. 第8曲「風の中の反射光」[5:02]
  • 09. 『鳥のカタログ』から第9曲「ヨーロッパうぐいす」[10:23]
  • 10. 第6曲「もりひばり」[6:38]
  • 11. 『4つのリズムのエチュード』から第1曲「火の島T」[1:54]
  • 12. 第4曲「火の島U」[4:12]

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第一曲から引き込まれる。予言の鳥を彷彿と...

投稿日:2008/09/07 (日)

第一曲から引き込まれる。予言の鳥を彷彿とさせる神秘的な響きにうっとり。一気に聴き通せます。しかし、このCD(輸入盤)のケースはSACDの専売特許じゃなかったの?ユニヴァーサルのインターナショナル盤はSACDを出してくれたのかと一瞬喜びましたがな・・・。

とっさん さん | 京都 | 不明

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