ムソルグスキー(1839-1881)

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CD

室内オーケストラ版『展覧会の絵』 岩城宏之&オーケストラ・アンサンブル金沢

ムソルグスキー(1839-1881)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS11745
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

室内オーケストラ版『展覧会の絵』
岩城宏之&オーケストラ・アンサンブル金沢

数多くの編曲がなされてきた「展覧会の絵」ですが、珍しい室内オーケストラ用編曲の登場です。2002年にオーストラリア室内合奏団により初演、翌年には日本及びドイツでも演奏され、室内オケの定番になりつつあるヴァージョンです。
 冒頭のプロムナードでは、「美術展を巡るムソルグスキーの姿」を描き出そうとヴィオラが奏で始め、一つの旋律線を管楽器群が受け継ぎ、更には中国民謡風の合いの手が入る編曲者の「ジョーク」が違和感なく盛り込まれているのが効果的です。
 また、コントラバスとピアノの低音、ペダルを駆使したティンパニによる「サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレ」、楽器が激しく入れ替わり、音の位置が目まぐるしく変化する「リモージュの市」などは特に面白味があるアレンジでしょう。
 最後の「キエフの大門」では「街を鳥瞰したイメージ」を出すために、冒頭に弦楽四重奏を用い、遠くから近づくにつれ楽器を徐々に増し、眼前にそびえる大門をトゥッティにより力強く奏した後、鐘のみを静かに連打し余韻を残して印象深く終わっています。
 編曲のジュリアン・ユーは1957年北京生まれで、1985年にオーストラリアに移住。湯浅譲二、池辺晋一郎、ヘンツェ、ナッセンなどに学び、1988年クーセヴィツキー・タングルウッド作曲賞を受賞するなど、めざましい活躍をしている作曲家です。
 カップリングには岩城&オーケストラ・アンサンブル金沢の十八番、プロコフィエフの古典交響曲を収録しています。

内容詳細

聴く人によってはディズニーの「ファンタジア」を連想しそうな、お伽噺の世界に入ってゆくかのようなジュリアン・ユーのアレンジ(味付けには中国テイストも)が何と言っても話題だろう。しかしそれを精緻に再現する演奏のクオリティが評価されるべきアルバム。(ま)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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うれしいことに廉価盤になったので早速購入...

投稿日:2011/09/19 (月)

うれしいことに廉価盤になったので早速購入。「展覧会の絵」も聴きたかったが、それよりも、何度もライブで聴いているOEKの「古典」が欲しかったから。同じ曲を何度も録音しているベートーヴェンやモーツァルトと違い、「古典」はありそうでなかったのだ。

OEK大好き さん | 石川県 | 不明

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評判がよいので聴いてみましたが、これはす...

投稿日:2009/07/23 (木)

評判がよいので聴いてみましたが、これはすごい。正直、ラヴェル編の展覧会の絵ってあまり好きではなかったのですが、(中盤から低音ばかりで音色の変化に乏しいから)これはとてもおもしろい。キエフの大門では感動しました。世の編曲というと、音域のあう楽器に音符を写しているような編曲が多いのに譜面がありましたが、やはり編曲というのはこれぐらいの独創性がないとオリジナルには絶対勝てないと思いました。

でぃ さん | 茨城県 | 不明

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FM放送で聴き、気に入ったので購入しようと...

投稿日:2004/05/15 (土)

FM放送で聴き、気に入ったので購入しようと決めていました。岩城さんは「ラヴェル編より良い!」と言っていたそうですが、確かにそう思います。室内オケの機能をフル活用し、モダンな響きも垣間見られて実に多彩です。それに、巧みな打楽器の使用もあって「キエフ」の迫力はなかなかのもの。ベルの余韻も印象的です。

アントン・ミントン さん | 横浜市瀬谷区 | 不明

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