【中古:盤質AB】 Pictures At An Exhibition: Reiner / Cso +russian Orch.works

不滅のリビング･ステレオ･シリーズ［4］
展覧会の絵〜ロシア管弦楽曲名曲集/ライナー

シカゴ響のヴィルトゥオジティの極点を示す「展覧会の絵」
●　　シカゴ響はこれまで6人の指揮者と「展覧会の絵」の録音を残しているが、これは、クーベリックとのマーキュリー盤に続くシカゴ響2回目の録音で、初のステレオ録音となったもの。「プロムナード」冒頭を吹く名手アドルフ・ハーセスのトランペット・ソロに始まり、「キエフの大門」の豪壮なクライマックスに至るまで、シカゴ響の各パートの圧倒的な技量が、名エンジニア、ルイス・レイトンの配置したわずか5本のマイクにより完璧なバランスで収録されている。カップリングのロシア音楽は、「ロシアン・フェスティヴァル」という1960年発売のLPに収められていたもので、｢展覧会の絵｣同様、オーケストラを聴く醍醐味を心ゆくまで堪能出来る。


　ムソルグスキー
1.組曲「展覧会の絵」（ラヴェル編）
1) プロムナード
2) こびと（グノーム）
3) プロムナード
4) 古い城
5) プロムナード
6) テュイルリー
7) ブィドロ（牛車）　
8) プロムナード
9) 殻をつけたままのひよこのバレエ
10) ザムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ
11) リモージュ。市場　
12) カタコンブ（ローマ時代の墳墓）
13) 死者たちとともに死せる言葉で　
14) にわとりの上に立つバーバ・ヤーガの小屋
15) キエフの大門　　

　チャイコフスキー
2.小行進曲［組曲第1番ニ短調Op.43より］　

　ムソルグスキー
3.交響詩「はげ山の一夜」（リムスキー=コルサコフ編）

　ボロディン
4.歌劇「イーゴリ公」〜ダッタン人の行進

　チャイコフスキー
5.スラヴ行進曲Op.31

　カバレフスキー
6.歌劇「コラ・ブレニョン」序曲

　グリンカ
7.歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲


シカゴ交響楽団
指揮：フリッツ・ライナー

録音：1957年12月7日（1）＆1959年3月14日（2-7）、シカゴ、オーケストラ・ホール