ムソルグスキー(1839-1881)

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DVD 輸入盤

『ボリス・ゴドゥノフ』全曲 ビエイト演出、ナガノ&バイエルン国立歌劇場、ツィムバリュク、コチェルガ、他(2013 ステレオ)

ムソルグスキー(1839-1881)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BAC102
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明


安倍首相の写真も登場、現代社会への痛烈な風刺に満ちた
カリスト・ビエイトの『ボリス・ゴドゥノフ』


ムソルグスキーの『ボリス・ゴドゥノフ』は17世紀初頭のロシアを舞台に、動乱時代の民衆の力と叫びを描いたプーシキン原作の作品。1868/9年の原典版はプリマ・ドンナの登場する場面がなく、陰惨で暗い内容ですが、これをスペインの「お騒がせ」演出家カリスト・ビエイトが舞台を現代に置き換え、今日の世界情勢を風刺する斬新なものとなっています。
 ビエイトといえば『ヴォツェック』や『カルメン』でも注目されたエロスとバイオレンスで知られますが、今回は裸もなく、唯一のヒロインの悪女マリーナさえも登場しない1868/9年版ゆえ、エロ要素はほとんどありませんが、暴力と破壊の過激な演出は健在。ボリスはネクタイにスーツ姿、皇子フョードル(ここでは女子の設定)は外国の女子高生の制服、民衆は現代の普段着とコスプレ的な衣装も斬新。有名なクレムリンの場では民衆が安倍首相も含む各国首脳のポートレートをさかさまに掲げ、現代の世界情勢へのメーセージを強烈に発しています。ボリスが良き父としてホームドラマ風に描かれたり、刑事ドラマの尋問さながらの場も迫真に満ちています。
 ボリス役のアレクサンドル・ツィムバリュクは1976年生まれ。男臭さと堂々たる体躯はボリスにぴったり。30代後半とは思えぬ貫録を示しています。また、その娘クセニヤ役に日本の中村恵理が出演しているのも注目。さらに特筆なのがケント・ナガノ指揮のバイエルン国立歌劇場管。斬新すぎる作曲技法とオーケストレーションの不備を指摘されることの多い原典版を用いながら、色彩的な響きとしなやかな音楽、劇的な盛り上がりの巧さで、この過激な演出を見事に支えています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ムソルグスキー:歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』全曲(1868/9年原典版)

 ボリス・ゴドゥノフ:アレクサンドル・ツィムバリュク(バス)
 皇子フョードル:ユリヤ・ソコリク(メゾ・ソプラノ)
 皇女クセニヤ:中村恵理(ソプラノ)
 乳母:ヘイケ・グルツィンガー(アルト)
 シュイスキー:ゲルハルト・シーゲル(テノール)
 アンドレイ・シチェルカーロフ:マルクス・エイヘ(バリトン)
 僧ピーメン:アナトーリ・コチェルガ(バス)
 グリゴーリ・オトレピエフ:セルゲイ・スコトホドフ(テノール)
 浮浪者ヴァルラーム:ウラジーミル・マトリン(バス)
 ミサイール:ウルリヒ・レス(テノール)
 居酒屋の女将:オッカ・フォン・デア・ダメラウ(メゾ・ソプラノ)
 ニキーティチ:ゴラン・ユリチ(バス)、他
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ケント・ナガノ(指揮)

 演出:カリスト・ビエイト
 舞台美術:レベッカ・リングスト、エフゲニー・モナホフ
 衣装:インゴ・クリュグラー
 制作総指揮:フランソワ・デュプラ
 監督:アンディ・ソンマー

 収録時期:2013年2月
 収録場所:ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場(ライヴ)

 収録時間:139分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM STEREO/ DTS 5.1/ Dolby Digital 5.1
 字幕:英仏独
 NTSC
 Region All

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