ムソルグスキー(1839-1881)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

『ボリス・ゴドゥノフ』全曲 アバド&ベルリン・フィル、コチェルガ、リポヴシェク、他(1993 ステレオ)(3CD)

ムソルグスキー(1839-1881)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697527282
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

THE SONY OPERA HOUSE SERIES 第2回発売
第1回に引き続き、SONY CLASSICALとRCA、DHMのオペラ名盤の中から、今回は3枚組もの20タイトルの発売となります。最近、国内盤・輸入盤共に入手不可能だった全曲盤も含まれていますので要注目です!
 ブックレットには英語、フランス語、ドイツ語でのあらすじ説明及びフル・キャスト、曲目詳細が掲載されております。歌詞・対訳は付いておりません。(ソニー)


ムソルグスキー:『ボリス・ゴドゥノフ』(3CD)
アバド&ベルリン・フィル、コチェルガ、リポヴシェク、他


ロイド=ジョーンズ校訂による原典版による録音。第4幕第1場は1869年初稿と1874年決定稿の両方を収録しています。アバドのアプローチは新鮮で少しも重苦しさがなく、歌も泥臭さがない名唱で展開されていきます。1994年度レコードアカデミー賞受賞作品。(ソニー)

【収録情報】
・ムソルグスキー:歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』全曲
 アナトリー・コチェルガ
 フィリップ・ラングリッジ
 サミュエル・レイミー
 マルヤーナ・リポヴシェク、他
 ブラチスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニック合唱団
 ベルリン放送合唱団
 テルツ少年合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:1993年
 録音場所:ベルリン、フォルハーモニー
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Boris Godunov - Various Performers

ディスク   2

  • 01. Boris Godunov - Various Performers

すべての収録曲を見る >

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
いわゆる原典版による演奏。この曲に執念を...

投稿日:2017/08/09 (水)

いわゆる原典版による演奏。この曲に執念をもっていたことは知られたアバドらしく、極めて丹念に仕上げられた演奏である。ピアニシモで心理的なヒダに分け入る繊細さも見事だし、他方劇的な迫力にも欠けていない。さすがに準備万端を整えた演奏である。一般には大変好評のようだ。しかし、私にはその洗練はムソルグスキーの土臭さとはあまり一致しないように聞こえる。先日出たマタチッチのスラブ・オペラ日本公演の方が、コルサコフ版であるにも関わらず、ずっとスラブっぽく野太い。不思議なものだ。旧来の版と違い、ボリスによりは群衆に焦点を置いたのはムソルグスキーのオリジナルな意図だったろうし、コチェルガのボリスは確かにそれに過不足なく当てはまる。深い美声には違いないし、死の場面など十分聞かせる。しかし、シャリアピン以来、クリストフ、チャンガロヴィッチなどの歴代の強烈なボリス役と比べると、いささか弱くて軽い、といっていいすぎなら突出度が低い。歴代のボリス歌手は歌舞伎風の強烈な見栄は大時代がかり過ぎで、コルサコフ版は今時流行らない、これが新時代のボリスなのだということで、彼らを聞かないとすれば随分寂しい。これだけ聞いていれば不足はないだろうが。ニコルスキーの酔いどれ僧侶ワルラームもどうもお行儀が良すぎる。この役に美声は要らない。なかなかいけるのはラリンの偽ドミトリーと一般的には評価されていないポーランド・シーンのマリーナ姫のリポヴシェク。レイフェルクスのランゴーニと陰謀を巡らすシーンはアバドの克明さが生きているし、「愛の二重唱」での悪女っぽい翳りはとても良い。偽ドミトリー軍の進撃とその後の白痴の嘆きの歌につづく終幕はかなり見事であることは認めよう。だが、それでも、私にはこの見通しの整いすぎた演奏は、コルサコフ版によって隠されていた非西欧的なムソルグスキーのスラブ魂を再現するものとは聞こえなかった。アバドは結局モダンな指揮者なのだ。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

2
★
★
★
★
★
ムソルグスキーのオペラ「ボリス・ゴドゥノ...

投稿日:2013/10/15 (火)

ムソルグスキーのオペラ「ボリス・ゴドゥノフ」は有名なアリアや序曲が有るわけでもなく、内容も陰謀渦巻く権力闘争で暗く重苦しい。このオペラ、取っ付きにくいなというのが正直な感想。でも、力強いよい合唱曲や緊張感に満ちた展開で、魅力もたくさんあるのも事実。3時間を越える大作なので、一気に聴き通うすことは出来ず2回に分けて聴いた。なんせ初めて聴いた曲なので、アバドの演奏の良し悪しは分かりませんが、第一印象はとても素晴らしかったです。アバドの実力が遺憾なく発揮されたディスクだと思います。

johnbach さん | 東京都 | 不明

3
★
★
★
★
★
アバドがこの曲に情熱を傾けていた話は知ら...

投稿日:2009/07/26 (日)

アバドがこの曲に情熱を傾けていた話は知られており、病魔に冒される前に録音した歴史的名盤。国内盤(SRCR-9601/3 7,340円)が出た頃、ウィーン・フィルとの来日公演でも指揮しました。廃盤になって10数年を経て、廉価版として復活したのは朗報・・・。

燕の巣 さん | 静岡県 | 不明

7

ムソルグスキー(1839-1881)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品