基本情報

内容詳細
雪降りしきるプラハの古書店で、菫色の装丁がほどこされた本を手に取った“私”。この世のものではない文字で綴られたその古書に誘われ、“もうひとつの街”に足を踏み入れる。硝子の像の地下儀式、魚の祭典、ジャングルと化した図書館、そして突如現れる、悪魔のような動物たち―。幻想的で奇異な光景を目のあたりにし、私は、だんだんとその街に魅了されていく…。世界がいまもっとも注目するチェコ作家の代表作。
【著者紹介】
ミハル・アイヴァス : 1949年、プラハ生まれ。作家、詩人、哲学者。カフカやペルッツなど、プラハの幻想文学の伝統を引き継ぎ、ボルヘスやカルヴィーノのメタ・フィクション的な想像力を発展させた文学世界の表現者として、今、もっとも注目されているチェコの作家。詩集『ホテル・インターコンチネンタルの殺人』(1989)でデビュー。2009年に『もうひとつの街』が英訳されたのをきっかけに欧米で注目を浴び、翌年に同じく英訳された『黄金時代』が、その年のAmazon.com/SF・ファンタジー部門において、東欧作家では一位を獲得
阿部賢一 : 1972年、東京都生まれ。東京外国語大学卒業、カレル大学、パリ第4大学に学ぶ。現在、立教大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ケイ さん
読了日:2019/04/25
mii22. さん
読了日:2019/09/14
みうか さん
読了日:2020/12/18
藤月はな(灯れ松明の火) さん
読了日:2013/08/04
Homo Rudolfensis さん
読了日:2022/02/17
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人物・団体紹介
ミハル・アイヴァス
1949年、プラハ生まれ。作家、詩人、哲学者。ロシアからの亡命一家で育ち、カレル大学で美学を修学。幻想文学の系譜を推理小説、SF、旅行記と融合させた比類なき作品を発表する一方、理論研究センターでデリダ、フッサールについての研究を行う。マグネジア・リテラ賞、チェコ国立文学賞など、多数の文学賞を受賞
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