ミスリヴェチェク、ヨセフ(1737-1781)

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CD 輸入盤

フォルテピアノとヴァイオリンのための音楽全集 マリウス・バルトッチーニ、ロッセッラ・クローチェ(2CD)

ミスリヴェチェク、ヨセフ(1737-1781)

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レギュラーステージ

発売日
2026年04月30日

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL97686
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ガット弦の豊かな倍音とフォルテピアノの多彩な音で聴く小気味良い作品群

ミスリヴェチェク:フォルテピアノとヴァイオリンのための音楽全集
マリウス・バルトッチーニ、ロッセッラ・クローチェ

 概要

◆18世紀後半に「イル・ボエモ(ボヘミア人)」の名でイタリアを席巻し、モーツァルトに絶大な影響を与えた作曲家、ミスリヴェチェクのフォルテピアノとヴァイオリンのための全作品を網羅した2枚組アルバム。
◆鍵盤楽曲全集に続くブリリアント・クラシックスのミスリヴェチェク第2弾。

【収録作品】
◆ディヴェルティメント6曲:軽妙なギャラント様式が特徴。
◆ソナタ12曲:均衡の取れた構造と劇的なキャラクターの対比。鍵盤楽器が主導権を握りつつも、ヴァイオリンが色彩を添える18世紀後半のデュオ形式を忠実に再現。
【演奏者】
◆フォルテピアノ:マリウス・バルトッチーニ。歴史的鍵盤楽器のスペシャリストで、繊細なタッチとニュアンス豊かな表現に定評。1792年製アントン・ワルターのレプリカ(ポール・マクナルティ、2022年製)を使用。ピッチはA=430Hz。
◆バロック・ヴァイオリン:ロッセッラ・クローチェ。「ラルテ・デラルコ」、「アンサンブル・アウロラ」、「アカデミア・ビザンティーナ」など、世界的な古楽アンサンブルで活躍する名手。ガット弦の柔らかな響きと、卓越したアーティキュレーションを披露。1731年製グァルネリ・デル・ジェズをオリジナルの状態に復元したレプリカ(フランコ・シメオーニ、1999年製)を使用。
【録音】
◆2022年4月8日と2024年5月9日にイタリア北部の小さな町で収録。 バロック・ヴァイオリンの豊かな倍音、フォルテピアノの多彩な音色を自然に捉えた優れた録音。
【製品仕様】
◆収録時間は約115分。ケースは10mm厚のポリスチレン製(マルチケース)。付属ブックレット (英語・12ページ)には、演奏のバルトッチーニによる解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。

 Brilliant Classics & 関連レーベル

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 作品情報付きトラックリスト

CD [114'48]
ヨゼフ・ミスリヴェチェク (1737-1781)
フォルテピアノとヴァイオリンのための音楽全集

CD1 [57'00]
6つのディヴェルティメント(チェンバロとヴァイオリンのための )(1777)
1. 第1番 アンダンティーノ [2'36]
2. 第2番 テンポ・ディ・メヌエット・グラツィオーゾ [3'33]
3. 第3番 アンダンティーノ [3'09]
4. 第4番 アレグレット [3'08]
5. 第5番 テンポ・ディ・メヌエット・グラツィオーゾ [4'00]
6. 第6番 アレグレット・グラツィオーゾ [2'52]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第1番 ニ長調
7. 第1楽章 指示なし [4'52]
8. 第2楽章 メヌエット [2'17]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第2番 ト長調
9. 第1楽章 指示なし [3'15]
10. 第2楽章 メヌエット [2'20]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第3番 変ホ長調
11. 第1楽章 指示なし [4'04]
12. 第2楽章 ロンド [3'09]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第4番 変ロ長調
13. 第1楽章 アレグレット [3'36]
14. 第2楽章 メヌエット [3'00]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第5番 ヘ長調
15. 第1楽章 指示なし [4'16]
16. 第2楽章 ロンド [2'03]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第6番 ハ長調
17. 第1楽章 指示なし [2'15]
18. 第2楽章 ロンド・ドルチェ [2'24]

CD2 [57'48]
◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第1番 変ホ長調
1. 第1楽章 アレグロ [5'42]
2. 第2楽章 アンダンテ [4'12]
3. 第3楽章 メヌエット [1'22]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第2番 ニ長調
4. 第1楽章 アレグロ [4'59]
5. 第2楽章 アンダンテ [2'27]
6. 第3楽章 メヌエット [0'56]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第3番 ハ長調
7. 第1楽章 アレグロ [4'41]
8. 第2楽章 アンダンテ [4'16]
9. 第3楽章 メヌエット [1'05]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第4番 変ロ長調
10. 第1楽章 アレグロ [4'35]
11. 第2楽章 アモローゾ [2'14]
12. 第3楽章 メヌエット [1'07]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第5番 ト長調
13. 第1楽章 アレグロ・モデラート [4'09]
14. 第2楽章 アンダンテ [3'41]
15. 第3楽章 メヌエット [1'02]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第6番 ヘ長調
16. 第1楽章 アレグレット [4'40]
17. 第2楽章 アンダンテ [5'34]
18. 第3楽章 メヌエット [1'06]

マリウス・バルトッチーニ(フォルテピアノ)
ロッセッラ・クローチェ(ヴァイオリン)

使用楽器
フォルテピアノ:ポール・マクナルティ、2022年製作(アントン・ワルター1792年モデル)
バロック・ヴァイオリン:フランコ・シメオーニ、1999年製作(グァルネリ・デル・ジェズ1731年モデル)

録音:2022年4月8日(CD1)、2024年5月9日(CD2)
場所:イタリア北部、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ウーディネ県、コッロレード・ディ・プラート、聖コスマス・ダミアン教会(CD1) 、イタリア北部、ロンバルディア州クレモナ県、コルテ・デ・フラティ、アウディトリウム・ジアーニ・カーザ・ドルガニ(CD2)



 作曲者情報


ヨーゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)
戦乱の時代にプラハで育った作曲家
モーツァルトが大きな影響を受けたことで知られるヨーゼフ・ミスリヴェチェクは、オーストリア(ハプスブルク)統治時代のプラハに生まれ、同じくオーストリアが主に統治していた北イタリアを中心に活躍した作曲家。当時のプラハは、オーストリア領土内で、ウィーン、ミラノ、ブリュッセルに次ぐ規模を持つ都市でした。
リズミカルな旋律や大胆な展開手法
モーツァルトより19歳年長のミスリヴェチェクは、27曲のオペラをメインに、8曲のオラトリオや、約50曲の交響曲、29曲の序曲、16曲の協奏曲のほか、室内楽曲、器楽曲、声楽曲など134曲を作曲。
  そのリズミカルな旋律や大胆な展開手法は、オペラでの成功を通じて同時代の作曲家たちに影響を与え、若きモーツァルトが自身のスタイルを形成する際にも決定的な作用を及ぼすことになります。

ケッヘルも勘違いするほど似ている作風
その影響は強力で、たとえばモーツァルト研究で有名なケッヘル[1800-1877]が、ミスリヴェチェクのオラトリオ「アブラーモとイザッコ」を、モーツァルトの作品と信じて疑わなかったほどです。

時代と場所の不運
ミスリヴェチェクは、モーツァルトやハイドンのように宮廷に帰属せず、しかも修行時代から亡くなるまで18年間暮らしたイタリアは、19世紀になると外国からの統治に反発する愛国的な混乱状態に陥るようになり、外国人作曲家ミスリヴェチェクの名は急速に忘れられて行きます。
  また、ボヘミアの作家で風刺雑誌の発行人でもあったヤクブ・アルベス[1840-1914]が1886年に発表した中編小説「聖なるボヘミア人」が、ミスリヴェチェクの伝記と勘違いされたことで混乱し、ミスリヴェチェクの生涯がよりわかりにくくなってしまったのも、どちらかといえば不幸なことでした。
 年表

参照資料:「Josef Myslivecek, il Boemo(Daniel E. Freeman)」、「Josef Myslivecek(Jaroslav Čeleda)」、他。

1735 1737 1740 1741 1742 1743 1744 1745 1746 1747 1749 1752 1753 1754 1755 1756 1757 1758 1760 1761 1762 1763 1764 1766 1767 1768 1769 1770 1771 1772 1773 1774 1775 1776 1777 1778 1779 1780 1781


 演奏者情報


ロッセッラ・クローチェ(ヴァイオリン)
【生地】
◆イタリア生まれ。

【学業】
◆ヴィチェンツァ「A. ペドロッロ」音楽院:ヴァイオリン科(F. ミッサッジャ教授に師事)。1998年、最高得点で卒業。在学中に複数の奨学金を受領。
◆ミラノ市立音楽院:古楽ヴァイオリン専攻(エンリコ・ガッティに師事)。
◆オランダ、デン・ハーグ王立音楽院:古楽演奏の専門研究(エンリコ・ガッティに師事)。
◆マスタークラス:寺神戸亮、エリザベス・ウォルフィッシュ、シギスヴァルト・クイケン等。

【仕事】
◆古楽アンサンブル「ラルテ・デラルコ」
◆古楽アンサンブル「アンサンブル・アウロラ」
◆古楽アンサンブル「アカデミア・ビザンティーナ」
◆その他、多数の古楽アンサンブル、古楽オーケストラで演奏。

【録音】
◆CDは、Brilliant Classics、Sony Classical、Alpha、Naïveなどから発売。



マリウス・バルトッチーニ(フォルテピアノ)
【生地】
◆1983年:イタリア北東部、ウーディネで誕生。

【学業】
◆ウーディネ「ヤコポ・トマディーニ」音楽院:ピアノ科でマリア・グラツィア・カバイに師事、3年間で最高得票を得て卒業。
◆ウーディネ「ヤコポ・トマディーニ」音楽院:「ピタゴラスの単和音から現代のピアノまで」という論文を発表してフォルテピアノの修士号も取得したほか、吹奏楽の作曲、楽器演奏、指揮の学位も取得しています。
◆ベルリン・マイスタークルセ:オーケストラ指揮(リオール・シャンバダール、ロモロ・ジェッシ各氏に師事)を学び、ベルリン・交響楽団を指揮。
◆マスタークラス:チェンバロ:ロベルト・ロレッジャン、イラリオ・グレゴレット、フォルテピアノ:コストンティーノ・マストロプリミアーノ、ステファニア・ネオナート、他。

【賞歴】
◆イタリア北西部アルベンガ市で開催された第1回フォルテピアノ・コンクール:第3位

【仕事】
◆フォルテピア奏者、チェンバロ奏者、ピアニスト、指揮者として、イタリアのほか、スロヴェニア、オーストリア、チェコ、ドイツ、ポルトガルなどで活動。
◆カンポバッソ「ロレンツォ・ペロージ」国立音楽院:チェンバロ、歴史的鍵盤楽器、通奏低音の教授。
◆アヴェッリーノ「ドメニコ・チマローザ」国立音楽院:スコア・リーディング講師。
◆これまでに、ロングマン&ブロデリップ、ヨハン・シャンツ、ルイージ・ホッファー、ジョン・ウォトリン、ヨハン・ハーゼルマン、ルイージ・ラゾーリ、イグナス・プレイエルなどの楽器を演奏。

【録音】
◆CDは、Brilliant Classics、Uraniaなどから発売。



 トラックリスト (収録作品と演奏者)

CD [114'48]
ヨゼフ・ミスリヴェチェク (1737-1781)
フォルテピアノとヴァイオリンのための音楽全集

CD1 [57'00]
6つのディヴェルティメント(チェンバロとヴァイオリンのための )(1777)
1. 第1番 アンダンティーノ [2'36]
2. 第2番 テンポ・ディ・メヌエット・グラツィオーゾ [3'33]
3. 第3番 アンダンティーノ [3'09]
4. 第4番 アレグレット [3'08]
5. 第5番 テンポ・ディ・メヌエット・グラツィオーゾ [4'00]
6. 第6番 アレグレット・グラツィオーゾ [2'52]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第1番 ニ長調
7. 第1楽章 指示なし [4'52]
8. 第2楽章 メヌエット [2'17]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第2番 ト長調
9. 第1楽章 指示なし [3'15]
10. 第2楽章 メヌエット [2'20]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第3番 変ホ長調
11. 第1楽章 指示なし [4'04]
12. 第2楽章 ロンド [3'09]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第4番 変ロ長調
13. 第1楽章 アレグレット [3'36]
14. 第2楽章 メヌエット [3'00]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第5番 ヘ長調
15. 第1楽章 指示なし [4'16]
16. 第2楽章 ロンド [2'03]

◆任意ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第6番 ハ長調
17. 第1楽章 指示なし [2'15]
18. 第2楽章 ロンド・ドルチェ [2'24]

CD2 [57'48]
◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第1番 変ホ長調
1. 第1楽章 アレグロ [5'42]
2. 第2楽章 アンダンテ [4'12]
3. 第3楽章 メヌエット [1'22]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第2番 ニ長調
4. 第1楽章 アレグロ [4'59]
5. 第2楽章 アンダンテ [2'27]
6. 第3楽章 メヌエット [0'56]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第3番 ハ長調
7. 第1楽章 アレグロ [4'41]
8. 第2楽章 アンダンテ [4'16]
9. 第3楽章 メヌエット [1'05]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第4番 変ロ長調
10. 第1楽章 アレグロ [4'35]
11. 第2楽章 アモローゾ [2'14]
12. 第3楽章 メヌエット [1'07]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第5番 ト長調
13. 第1楽章 アレグロ・モデラート [4'09]
14. 第2楽章 アンダンテ [3'41]
15. 第3楽章 メヌエット [1'02]

◆ヴァイオリン伴奏付きソナタ 第6番 ヘ長調
16. 第1楽章 アレグレット [4'40]
17. 第2楽章 アンダンテ [5'34]
18. 第3楽章 メヌエット [1'06]

マリウス・バルトッチーニ(フォルテピアノ)
ロッセッラ・クローチェ(ヴァイオリン)

使用楽器
フォルテピアノ:ポール・マクナルティ、2022年製作(アントン・ワルター1792年モデル)
バロック・ヴァイオリン:フランコ・シメオーニ、1999年製作(グァルネリ・デル・ジェズ1731年モデル)

録音:2022年4月8日(CD1)、2024年5月9日(CD2)
場所:イタリア北部、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ウーディネ県、コッロレード・ディ・プラート、聖コスマス・ダミアン教会(CD1) 、イタリア北部、ロンバルディア州クレモナ県、コルテ・デ・フラティ、アウディトリウム・ジアーニ・カーザ・ドルガニ(CD2)

 Track list

97686
Josef Mysliveček 1737-1781
Complete Music for Fortepiano & Violin

CD1 57'00
VI Divertimenti
for cembalo and violin (1777)
Composed by Mr. Mysliwececk
called the Bohemian
Manuscript, Národní muzeum, Prague

1. I. Andantino 2'36
2. II. Tempo di Menuetto grazioso 3'33
3. III. Andantino 3'09
4. IV. Allegretto 3'08
5. V. Tempo di Menuetto grazioso 4'00
6. VI. Allegretto grazioso 2'52

Six Sonatas for cembalo
with violin ad libitum
By Mr. Joseph Mysliwecek called the Bohemian
Manuscript, Národní muzeum, Prague

Sonata I in D
7. I. Without indication 4'52
8. II. Menuetto 2'17

Sonata II in G
9. I. Without indication 3'15
10. II. Menuetto 2'20

Sonata III in E flat
11. I. Without indication 4'04
12. II. Rondo 3'09

Sonata IV in B flat
13. I. Allegretto 3'36
14. II. Menuetto 3'00

Sonata V in F
15. I. Without indication 4'16
16. II. Rondo 2'03

Sonata VI in C
17. I. Without indication 2'15
18. II. Rondò Dolce 2'24

CD2 57'48
Six Sonatas for the piano forte
or harpsichord with an accompaniment for a violin
(Thompson, 1775)

Sonata I in E flat
1. I. Allegro 5'42
2. II. Andante 4'12
3. III. Menuetto 1'22

Sonata II in D
4. I. Allegro 4'59
5. II. Andante 2'27
6. III. Menuetto 0'56


Sonata III in C
7. I. Allegro 4'41
8. II. Andante 4'16
9. III. Menuetto 1'05

Sonata IV in B flat
10. I. Allegro 4'35
11. II. Amoroso 2'14
12. III. Menuetto 1'07

Sonata V in G
13. I. Allegro Moderato 4'09
14. II. Andante 3'41
15. III. Menuetto 1'02

Sonata VI in F
16. I. Allegretto 4'40
17. II. Andante 5'34
18. III. Menuetto 1'06

Marius Bartoccini fortepiano
Rossella Croce violin

fortepiano Anton Walter, 1792
(Paul McNulty, 2022), A 430 herz
violin Guarnieri del Gesù 1731
(Franco Simeoni, 1999)

Recording: CD1 8 April 2022, Church of Saints Cosmas and Damian, Colloredo di Prato (Udine), Italy;
CD2 9 May 2024, Auditorium Giani Casa d'Organi, Corte de' Frati (CR), Italy



 作曲者年表


 1735年/享保20年

◆ 8月10日、マチェイ・ミスリヴェチェク[1697-1749]とアンナ・チェルヴェンコヴァー[1706-1767]がプラハの聖ピエトロ大聖堂で結婚。

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 1737年/元文2年 (0歳)

◆ 3月9日、ヨーゼフ・ミスリヴェチェクは一卵性双生児の兄弟ヨアヒム(ヤーヒム)と共にオーストリア統治時代のプラハで誕生(ヨーゼフが1時間早く誕生)。当時ミスリヴェチェク家は、プラハのヴルタヴァ川(モルダウ川)の中洲、カンパ島で、水車による製粉業などを経営。カンパはプラハのヴェネツィアとも呼ばれる水の町で、後年、ミスリヴェチェクがイタリアでの最初の修行の地にヴェネツィアを選んだ理由の一つになった可能性もあります。

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 1740年/元文5年 (2〜3歳)

◆ 9月、フリードリヒ2世(大王)のプロイセン軍がシュレージエンに侵攻(第1次シュレージエン戦争勃発)。ボヘミア北東部も戦場に。オーストリア継承戦争。

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 1741年/元文6年/寛保1年 (3〜4歳)

◆ 11月、プロイセンの同盟国であるバイエルン選帝侯カール・アルブレヒトのバイエルン軍によりプラハが占領。オーストリア継承戦争。
◆ プロイセン軍に替わってフランス軍がプラハを占領。フランスはプロイセンの同盟国。オーストリア継承戦争。

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 1742年/寛保2年 (4〜5歳)

◆ 父マチェイ、近郊の不動産を購入。
◆ 12月、オーストリア軍がプラハを解放。長期に渡る包囲の末にフランス軍からプラハを奪還。以後、約2年間オーストリア軍がプラハに駐屯。オーストリア継承戦争。

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 1743年/寛保3年 (5〜6歳)

◆ 父マチェイ、近郊の不動産を購入。

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 1744年/寛保4年/延享1年 (6〜7歳)

◆ ミスリヴェチェク兄弟、自宅近くのドミニコ会学校に入学。
◆ 9月、プロイセン軍がプラハを占領。オーストリア軍が撤退しプロイセン軍が2ヶ月間にわたってプラハを占領。オーストリア継承戦争。

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 1745年/延享2年 (7〜8歳)

◆ ミスリヴェチェク兄弟、自宅近くのドミニコ会学校に在学。

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 1746年/延享3年 (8〜9歳)

◆ ミスリヴェチェク兄弟、自宅近くのドミニコ会学校に在学。

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 1747年/延享4年 (9〜10歳)

◆ 父マチェイ、プラハの工場と近郊の不動産を購入。
◆ ミスリヴェチェク兄弟、自宅近くのドミニコ会学校を卒業。
◆ ミスリヴェチェク兄弟、おそらくこの時期にイエズス会のギムナジウムに入学。

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 1749年/寛延2年 (11〜12歳)

◆ 父マチェイが52歳で死去。財産の多くは遺言検認裁判所命令により凍結され、長男だったミスリヴェチェクは、母の死の翌年、1768年にプラハに戻って法的な手続きをおこなっています。

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 1752年/宝暦2年 (14〜15歳)

◆ 6月6日、母アンナがヤン・チェルマークと再婚し、製粉業経営を継続。

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 1753年/宝暦3年 (15〜16歳)

◆ 3月、ミスリヴェチェク、カール・フェルディナント大学を退学。弟ヨアヒムもほどなく退学。入学時期はわかっていません。
◆ 5月、ミスリヴェチェク兄弟、プラハの製粉業者組合に登録し、働きながら水理学や数学を含む3年間の見習い修行を開始。

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 1754年/宝暦4年 (16〜17歳)

◆ ミスリヴェチェク兄弟、見習い修行を継続。

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 1755年/宝暦5年 (17〜18歳)

◆ ミスリヴェチェク兄弟、見習い修行を継続。

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 1756年/宝暦6年 (18〜19歳)

◆ ミスリヴェチェク兄弟、製粉職人になるための3年間の修行を修了。
◆ 9月、ボヘミアの国境付近が戦場化。フリードリヒ2世(大王)のプロイセン軍がザクセンに侵攻し、ボヘミアでも戦闘。七年戦争。劇場が長期間閉鎖となります。

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 1757年/宝暦7年 (19〜20歳)

◆ 5〜6月、プロイセン軍がプラハを砲撃。ボヘミア各地が戦場に。プラハもプロイセン軍から激しく砲撃され多くの建物が破壊。七年戦争。

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 1758年/宝暦8年 (20〜21歳)

◆ 6月、ボヘミアの国境付近が戦場化。このあと、1763年2月の終戦までボヘミアは戦場にはなりませんでした。七年戦争。
◆ 8月、ミスリヴェチェク兄弟はプラハの製粉業者組合に職人として登録を申請。

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 1760年/宝暦10年 (22〜23歳)

◆ プラハでイタリアのオペラ・セリア上演が再開。プラハから540kmほど離れたヴェネツィアから来ている歌手も多かったようです。ミスリヴェチェクに影響を与えたと考えられています。

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 1761年/宝暦11年 (23〜24歳)

◆ 10月、ミスリヴェチェク兄弟はプラハの製粉業者組合の職人として認められ登録。
◆ ヨーゼフ・ゼーガー[1716-1782]にオルガンを、フランティシェク・ヴァーツラフ・ハーバーマン[1706-1783]に作曲を師事。

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 1762年/宝暦12年 (24〜25歳)

◆ 最初の交響曲集で成功を収めたことから作曲家として一本立ちする意思を固め、そのためにはオペラが欠かせないということで、イタリア行きを決意。家業は弟のヨアヒムが継承。

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 1763年/宝暦13年 (25〜26歳)

◆ プラハで成功した最初の交響曲集をニュルンベルクで出版。
◆ 11月、ヴェネツィア共和国 ヴェネツィア。26歳のミスリヴェチェクは、サン・マルコ大聖堂の第2オルガニストを務めていたジョヴァンニ・バッティスタ・ペシェッティ[1704-1766]に師事。ペシェッティはロンドンでオペラで成功したものの、1745年のジャコバイト蜂起を機に発生したカトリック排斥運動によってイタリアに戻っていた経験豊富な人物で、ミスリヴェチェクに多くの刺激を与えたものと思われます。

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 1764年/宝暦14年/明和1年 (26〜27歳)

◆ パルマ・エ・ピアチェンツァ公国パルマ。最初のオペラ「メデア」初演 で大成功。これにより作曲委嘱が続くことになります。

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 1766年/明和3年 (28〜29歳)

◆ ヴェネツィア共和国 ベルガモ。オペラ「セミラーデ」初演。
◆ サルデーニャ王国 アレッサンドリア。オペラ「セミラーデ」上演。

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 1767年/明和4年 (29〜30歳)

◆ 1月20日、ナポリ王国 ナポリ。オペラ「ベレロフロンテ」初演。
◆ 11月4日、ナポリ王国 ナポリ。オペラ「ファルナス」初演。オペラの成功が続き、イタリアで最も報酬の高い作曲家となります。
◆ 12月26日、サルデーニャ王国 トリノ。オペラ「クレーリアの勝利」初演。
◆ 10月、プラハ。実父の遺産相続に関する裁定がおこなわれ、ミスリヴェチェクの相続分は不動産(7千グルデン相当)と決定。
◆ 12月11日、プラハ。母アンナ死去。

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 1768年/明和5年 (30〜31歳)

◆ プラハに数ヶ月帰郷し、相続財産を整理。
◆ プラハ。オペラ「ベレロフロンテ」上演。
◆ プラハ。オペラ「セミラーミデ」上演。

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 1769年/明和6年 (31〜32歳)

◆ ヴェネツィア共和国 ヴェネツィア。「イル・デモフォーンテ」第1版初演。
◆ トスカーナ大公国 フィレンツェ。オペラ「リペルメストラ」初演。
◆ ヴェネツィア共和国 パドヴァ。オラトリオ「イル・トビア」初演。

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 1770年/明和7年 (32〜33歳)

◆ ボローニャ。オペラ「ラ・ニッテーティ」初演。

◆ ボローニャ。モーツァルトと交流。ボローニャに滞在してマルティーニ神父の指導を受けていたモーツァルトは、ミスリヴェチェクの音楽的資質に大いに魅了されます。
◆ ヴェネツィア共和国 パドヴァ。オラトリオ「聖墓での巡礼者たち」初演。

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 1771年/明和8年 (33〜34歳)

◆ 5月15日、ミラノ公国 ミラノ。モーツァルトと交流。

◆ 5月24日、トスカーナ大公国 フィレンツェ。オラトリオ「アダムとイヴ」初演。

◆ ヴェネツィア共和国 パドヴァ。オラトリオ「認められたヨセフ」初演。
◆ ヴェネツィア共和国 パドヴァ。オラトリオ「救われしベトゥーリア」初演。
◆ 12月26日、ミラノ公国 ミラノ。オペラ「偉大なるタメルラーノ」初演。大成功を収め翌年にかけて47回上演。壮麗な序曲にはのちのモーツァルトの協奏交響曲などのメロディーも登場。

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 1772年/明和9年/安永1年 (34〜35歳)

◆ 12月26日、ミラノ公国 ミラノ。オペラ「偉大なるタメルラーノ」数多く上演。
◆ 5月15日、ミラノ公国 ミラノ。オラトリオ「アダムとイヴ」数多く上演。
◆ 3月30日、プラハ。継父ヤン死去。
◆ オーストリア帝国 ウィーン。オペラ委員会の招致により滞在。

◆ オーストリア帝国 ウィーン。チャールズ・バーニーと交流。

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 1773年/安永2年 (35〜36歳)

◆ オーストリア帝国 パヴィーア。オペラ「イル・デメトリオ」初演。
◆ バイエルン選帝侯領 ミュンヘン。オペラ「エリフィレ」を上演。

◆ トスカーナ大公国 フィレンツェ。オラトリオ「イエス・キリストの受難」初演。

◆ 8月13日、ナポリ王国 ナポリ。オペラ「ロモロとエルシリア」初演。

◆ ナポリ王国 ナポリ。モーツァルトと交流。

◆ 12月26日、サルデーニャ王国 トリノ。オペラ「アンティゴナ」初演。

◆ 12月26日、ヴェネツィア共和国 ヴェネツィア。オペラ「皇帝ティートの慈悲」初演。

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 1774年/安永3年 (36〜37歳)

◆ ヴェネツィア共和国 パドヴァ。オペラ「アティデ」初演。

◆ 8月13日、ナポリ王国 ナポリ。オペラ「アルタセルセ」初演。

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 1775年/安永4年 (37〜38歳)

◆ 1月20日、ナポリ王国 ナポリ。オペラ「イル・デモフォーンテ」第2版初演。

◆ 6月5日、ナポリ王国 ナポリ。オペラ「エツィオ」初演。

◆ プラハ。オラトリオ「イスラエルの解放」初演。

◆ イギリスのチャールズ&サミュエル・トンプソンによって「6つのソナタ」が出版。

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 1776年/安永5年 (38〜39歳)

◆ トスカーナ大公国 フィレンツェ。オペラ「シリアのアドリアーノ」初演。

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 1777年/安永6年 (39〜40歳)

◆ ザルツブルクの大司教に12曲ほどの交響曲の楽譜を送付。
◆ バイエルン選帝侯領 ミュンヘン。バイエルン選帝侯マクシミリアン3世ヨーゼフの招きでミュンヘンを訪問し滞在。

◆ バイエルン選帝侯領 ミュンヘン。入院し顔面の手術。

◆ 10月11日、バイエルン選帝侯領 ミュンヘン。モーツァルトが病院を訪問。

◆ バイエルン選帝侯領 ミュンヘン。オペラ「エツィオ」再演で成功。

◆ バイエルン選帝侯領 ミュンヘン。オラトリオ「アブラーモとイザッコ(アブラハムとイサク)」初演。のちにケッヘルがモーツァルト作曲と主張するほど、モーツァルトが影響を受けた作品。

◆ 12月30日、バイエルン選帝侯マクシミリアン3世ヨーゼフが死去。ミスリヴェチェクの宮廷入りの話は無くなります。

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 1778年/安永7年 (40〜41歳)

◆ ザルツブルクの大司教に6曲の協奏曲の楽譜を送付。
◆ 春、バイエルン選帝侯領 ミュンヘン。退院。

◆ 5月30日、ナポリ王国 ナポリ。オペラ「ラ・カッリローエ」初演。

◆ 7月、フリードリヒ2世(大王)のプロイセン軍がボヘミアに侵攻してオーストリア軍を包囲。和平交渉が開始。バイエルン継承戦争。
◆ 11月4日、ナポリ王国 ナポリ。オペラ「オリンピアーデ」初演。

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 1779年/安永8年 (41〜42歳)

◆ ヴェネツィア共和国 ヴェネツィア。オペラ「ラ・チルチェ」初演。

◆ 8月13日、ナポリ王国 ナポリ。オペラ「イル・デメトリオ」初演。

◆ 12月26日、ミラノ公国 ミラノ。オペラ「アルミーダ」初演。

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 1780年/安永9年 (42〜43歳)

◆ イギリスのロングマン&ブロデリップによって「6つのディヴェルティメンティ」が出版。

◆ ローマ教皇領 ローマ。オペラ「メドンテ」初演。不評。

◆ ローマ教皇領 ローマ。オペラ「アンティーゴノ」初演。成功。ロンドが出版されるほどの人気。

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 1781年/安永10年/天明1年 (43歳)

◆ 2月4日、ローマのサン・ロレンツォ・イン・ルチーナ教会に埋葬。43歳。友人で弟子でもあったイギリス人、のジェームズ・ヒュー・スミス・バリー[1746-1801]によりおこなわれたもので、大理石の記念碑も設置。同教会にはイタリアの作曲家、ルカ・マレンツィオ[1553-1599]とベルナルド・パスクイーニ[1657-1710]、カタルーニャの作曲家ドミンゴ・ミゲル・ベルナベ・テラデラス[1713-1751]などのほか、有名な画家や建築家も教会要職者とともに埋葬されています。ローマでのミスリヴェチェクは、なにかに散在したのか質素な下宿に滞在し、遺品も宮廷衣装や楽譜くらいで
◆ になお、双子の弟のヨアヒムは、7年後に亡くなっています。
◆ 2月17日、埋葬記事が新聞に掲載。

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