ミシェル・ウエルベック

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闘争領域の拡大 河出文庫

ミシェル・ウエルベック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309464626
ISBN 10 : 4309464629
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
210p;15

内容詳細

今一度思い出してみてほしい。あなたが闘争の領域に飛び込んだ時のことを―。「自由」の名の下、経済とセックスの領域で闘争が繰り広げられる現代社会。自意識の強い顧客、列車の女子学生、同僚の馬鹿女、薄着の看護師…。愛を得られぬ若者二人は出口のない迷路に陥っていく。『素粒子』『服従』ほかベストセラー作家、魂の原点。

【著者紹介】
ミシェル・ウエルベック : 1958年フランス生まれ。98年長篇『素粒子』がベストセラーとなり、世界各国で翻訳、映画化される。ほかに『地図と領土』(10、ゴンクール賞)など。現代社会における自由の幻想への痛烈な批判と、欲望と現実の間で引き裂かれる人間の矛盾を真正面から描きつづける現代ヨーロッパを代表する作家

中村佳子 : 1967年広島生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やいっち さん

    ウエルベックの処女作。次が「素粒子」。最初からウエルベック節炸裂。皮肉屋で世の中を斜に観ている男が主人公(語り手)。だが、彼は実はシニカルなだけの奴じゃない。彼には世の中が人が見えてしまう、感じてしまう、もっと云うと感情移入してしまう。デブの女。恐らく一生、処女だろう女。デブでニキビ面の男。一生、うだつの上がらない奴。女には決して相手にされない。童貞が生まれながらに(物心ついた時には自覚を迫られ)宿命づけられ、実際、最悪の青春時代を過ごし、社会人になって一層、惨めな現実を思い知らされる。(続く)

  • 南雲吾朗 さん

    「もうそれ以上、ルールの領域では生きられなかった。だから闘争の領域に飛び込んだ。」小説の序盤に登場するこの言葉はウエルベックらしい発想だと思った。この闘争の観念を経済問題にだけではなく、性行動に結び付けて思考するあたりがウエルベックなのだろう…。「性的行動は、ひとつの社会階級システムである」。経済自由主義と性行動の自由化の類似性を語っている。著者の中で、どれほど「性」が重要な要素なのだろう?これはフランス人の性質なのだろうか?終盤で語られる鬱状態の記載はすごく上手いと思われた。

  • そふぃあ さん

    やっぱウエルベック好きだ。普通とは何だろう。お金という道具で競走することか。性的魅力があれば勝ちなのか。「死」以外に闘争から抜ける術はあるのか。みんな発狂しないのか?もしかして、みんな既に狂っているかもしれない。発狂することが闘争領域に飛び込むことかもしれない。

  • Aster さん

    ぅ…

  • xyzw さん

    読んでいて、どちらかというとあまり好ましくない(と思っている)自分の一部、世の中を冷笑的で突き放した視点から睥睨するどこまでも醒めた自分が、確かに精神の一隅を占めているのだという事実を痛感させられた。 つまり、私はウェルベックに共感してしまう側の人間だったのだ。物事の明るい側面よりも、隠された仄暗い部分に目がいってしまう、あるいは俗っぽい連中を嘲笑しつつ、俗っぽい自分自身にうんざりしている──私は(ある一面においては間違いなく)そういう人間なのだ。

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