CD 輸入盤

Sym.2: Walter / Nyp Forrester Cundari Westminster Cho

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
URN22420
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
ワルターのマーラー「復活」交響曲には1948...

投稿日:2010/07/05 (月)

ワルターのマーラー「復活」交響曲には1948年VPOとの共演(演奏タイム@21’34A10’29B10’37C4’32D38’22)盤がありますがアメリカでの一連のCBS再録で十年後1958年NYPSOとの演奏盤も忘れられません。前年度に録った歌唱陣とは異なるもののこのNYPSOとの演奏ライブの延長戦ではないでしょうが・・・?。CBS録音では同じNYPSOとのバーンスタイン盤が1963年録音されて元気な演奏でしたが何かとユダヤ系演奏家分として比較されたものです(演奏そのものからすると終始熱演する新旧バーンスタイン盤がユダヤ的雰囲気ムンムンを感じさせる一方ワルターは多分私などが聴きとれないほど単に表面的なものでなく深いものを織り込んでの演奏を展開してくれているのでしょう)。さて、ワルターの本盤演奏については私はLPベースでの書き込みになります。演奏タイムは@21’49A10’43B10’51C4’15D33’10と少しCDより長めになっておりますが大したことではありません。最終楽章に1948年VPO共演盤と時間に開きがあるかなといつた感じです。第1楽章決して力任せではなくしっかり地面を踏みしめ且つのめりこまず距離を置いた印象です。ゆっくりする部分、例えばマーチ風な処も確かめるように進めるとともに適当に流して行く部分もあり荒れるピーク中でも様々なニュアンスが飛び交います。緩やかな弦もNYOSOには珍しい艶っぽさも・・・。後段音色の構造が分かり易い処も面白く、最後の穏やかな〆もワルターらしいです。第2楽章、天国の世界、葬送と復活の間の休息的楽章は親しみ易い旋律がウィーン風の香りを放ちます。変奏形式なので緊迫した弦の動きもあり嫌味でない落ち着きもあり終わり方は誠に幸福感一杯。第3楽章以下は例の「角笛」テーマが挿入されます。荒れる部分でも崩れずきっちりと、ティンパニーも節度があります。女声独唱がやがて入り楽章は進みますが歓喜のテーマというか復活テーマは堂々とゆったりしています。途中管楽器を中心とする遠近法の演奏も入り中々手の込んだ作品です。合唱は段々高潮してきて堂々としかしワルターの節度を保ったクロージングは一つの品格なのでしょう。初期ステレオ録音ですが素晴らしいランクの演奏盤と思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

プロフィール詳細へ

マーラー(1860-1911)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト