CD 輸入盤

(ピアノ版)交響曲第1番『巨人』 岡城千歳(P)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PPRC10001
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ピアノ版 マーラー:交響曲第1番《巨人》

編曲&演奏 岡城千歳(P)


アムランなど超絶技巧を有する名手たちの手により、ますます加熱する超絶技巧編曲の世界に新たな一石を投じる、驚愕のディスクの登場です。
 リストによって近代的なピアノ・トランスクリプションが始まったと考えるなら、それからすでに百数十年の歳月が流れたことになり、ピアノ・トランスクリプションの世界がここまで創造的な進化を遂げたことに、ある種の感慨を覚えずにはいられません。
 それにしても、マーラーの分厚いオーケストレーションを、ワルターによる連弾版(PRAGAレーベルより発売予定)を参考にしながら、さらに手を加えてピアノ独奏に編曲するという今回のアイデアは非常にユニーク。岡城千歳はブックレット解説の中で、今回の録音について以下のようにコメントしています。
―― 編曲を演奏するというのは、オーケストラのサウンドを模倣することではまったくありません。厳密な意味で言えば、オーケストラのサウンドに対抗しようとするものでもありません。編曲をピアノ作品として演奏する確固たる理由がなければならないのです。
── ワルターは偉大な指揮者で、自らの軍隊であるオーケストラを使って、望み通りのものを生み出す術を心得ていましたが、マーラーをピアノ編曲で演奏する場合のアイデアは、ピアノ演奏に基づいたものではありませんでした。そこで私は、この音楽を“ピアニスティック”に響かせることによって問題を解決する必要がありました。では“ピアニスティック”とはどういうことか、という疑問がすぐに浮かんできます。マーラーが“ピアニスティック”である必要がなぜあるのか? という疑問です。その答えは、すべての音符をスコア通りに演奏するのではなく、それらの音符の存在理由を解明することによって、マーラーの根底にあった思考を再創造し、それをピアノで再現することなのです。音符の背後に何があるのか? 彼がスコアに書き記した音符は何を目的としているのか? なぜ彼はこの作品を書かなければならなかったのか…そういった疑問を解明していくのです。もちろんこれは、演奏家としてどの作品でもたどるステップですが、よく知られた傑作を編曲してそれを演奏するというのは、究極的な、ラディカルな、新しい行為であって、オリジナルの代替物やいい加減な模倣などではまったくないのです。編曲の目的は、演奏形態こそ異なってはいますが、オリジナルの場合と同じく、音楽に奉仕するものでなければなりません。
―― 実際の音という点で言えば、和声や音楽の構造がいっそうはっきりと聞こえる点が挙げられます。明瞭で澄んだピアノの音でひとつひとつの音がくっきりと奏でられるわけですから。その結果、作品が持つコンセプトのある側面がストレートに伝わってくることがあります。マーラーの第3楽章で、不協和音がオーケストラの場合よりクリアに聞こえる部分がありますが、その結果、“おかしな響き”と思っていたところが、もっとわかりやすく、魅力的に聞こえるのです。もちろん、オーケストラと比べた場合、音の広がりという点で言えばピアノのテクニックには限界がありますが、それが表現の限界となってはいけません。限界があるということは、表現したいものを征服していく自由を与えられているということなのです!

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音質はピアノ録音としては驚くほど美しいで...

投稿日:2019/01/20 (日)

音質はピアノ録音としては驚くほど美しいです。演奏は興味深いものです。マーラーの対位法がよくわかります。バッハの技法がマーラーまで生きていることがよくわかります。素晴らしいです。

ウーヤーター さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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