CD 輸入盤

響曲第9番 レヴァイン&ミュンヘン・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC503
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

マーラー:交響曲第9番
第1楽章:Andante comodo [29:07]
第2楽章:Im Tempo eines gemachlichen Landlers [16:53]
第3楽章:Rondo, burleske [14:42]
第4楽章:Adagio [30:54]
合計:91:36(実測値)

ジェームズ・レヴァイン(指揮)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

チェリビダッケ亡き後、1999/2000年のシーズンから首席指揮者に着任、2003/2004年のシーズンで退任するジェイムズ・レヴァイン。エームズ・クラシックスからの貴重なリリースで振り返る彼らの業績の中でも、このマーラーの第9は極めて注目すべき演奏といえるでしょう。1999年3月27、29、30日ミュンヘンのガスタイクにおけるライヴ録音です。
 かつて、1979年7月の「音楽展望」において吉田秀和氏は、バーンスタインによって体現されたマーラー像に新しい画期を提示する世代としてレヴァインを語りました。
 マーラーの複雑極まるスコアを精確に解きほぐし、各声部を濁りない調和のもとに綿密に再現、力強い澄んだ音楽を立ち現わせるその手腕は数々の 記憶すべきマーラー演奏を生み出しています。1979年フィラデルフィア管盤以来となるこのミュンヘン・フィル盤では、その特長がさらに深化しており、確かな重みを湛えたスケールの大きい第9として結実しました。
 各楽句をクリアに明滅させ、明瞭な視野のもとに巨大な構造を展開させた観のある見事な第1楽章、それ以上に真骨頂ともいえる終楽章「アダージョ」は、死への諦念を表出しながらも、幾度も尽きることのない豊饒な響きで充溢しており、レヴァインの音楽性が最上に発揮された、じっくりと耳を傾けたい聴きものとなっています。「死滅していくように」とマーラーによって付された結尾のフェルマータの沈黙後は、盛大な拍手で称えられています。

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 拍手 [0:25]

マーラー:交響曲第9番ニ長調

  • 02. 第1楽章:Andante comodo [29:07]
  • 03. 第2楽章:Im Tempo eines gemachlichen Landlers [16:53]

ディスク   2

  • 01. 第3楽章:Rondo, burleske [14:42]
  • 02. 第4楽章:Adagio [30:54+拍手01:33]

総合評価

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3.5

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マラ9はテンポが遅いほうが成功しやすい。...

投稿日:2009/02/09 (月)

マラ9はテンポが遅いほうが成功しやすい。しかし第三楽章も遅いままなのでmバーンスタインのような引き締まりがないのが残念だが、名演の一つではある。

Kan-no さん | Deutschland | 不明

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遅いテンポ、洗練された表現や響き、プレイ...

投稿日:2007/08/15 (水)

遅いテンポ、洗練された表現や響き、プレイヤーの腕前、ライヴらしい熱気…名演というには過不足ない要素がそろっていて美しい演奏だ。この路線はカラヤンのライヴ盤に通じるものがある。MPOにチェリの幻影を重ねあわせレヴァインに失望する声もあるが芸風の違いを考えれば比較には無理があろう。一味足りないのは確か。レヴァインの得意とするオペラのように予定調和的に仕上げたという感じもする。一皮むければ最高級の名演になったかも知れない。

eroiika さん | tokio | 不明

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いつものレヴァインらしからず、インテンポ...

投稿日:2007/07/21 (土)

いつものレヴァインらしからず、インテンポ感がなく、各パートが溶け合っており、弾けて発散する感じがない。むしろ敢えてまったりテンポに設定することによって、マーラーを振らなかったチェリビダッケに「これが俺のブルックナーだ」と挑戦しているようにも聞こえる。果たしてその結果は!?

こうじ さん | 東京 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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