CD 輸入盤

歌曲集『子供の不思議な角笛』、『さすらう若者の歌』 フィッシャー=ディースカウ、バレンボイム&ベルリン・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697721012
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

SONY CLASSICAL MASTERS
『子供の不思議な角笛』『さすらう若者の歌』
F=ディースカウ、バレンボイム&BPO
待望の復活!


マーラー歌曲の優れた解釈者としても知られるフィッシャー=ディースカウは、若い頃から演奏会やレコーディングで積極的にマーラーに取り組んでおり、すでに多くのCDが制作されています。
 それらは高水準な内容もあって、それぞれの作品の代表盤と目されているものも数多いのですが、中でも独特な存在感を持つのがこのバレンボイム指揮ベルリン・フィルと共演したアルバムです。

【久々の復活】
残念なことに長く廃盤のままだったこのアルバムでは、なんと『子供の不思議な角笛』をフィッシャー=ディースカウが一人で歌っています。オーケストラにはベルリン・フィルが起用され、指揮者には長年の息の合った共演者であり、すでにEMIでピアノ伴奏での全曲録音でも共演済みのバレンボイムという布陣が敷かれています。

【子供の不思議な角笛の歌唱スタイル】
『子供の不思議な角笛』は、男女二人で歌われるのが通常のスタイルで、フィッシャー=ディースカウ自身も、シュワルツコップ、セル&ロンドン響と共演したEMI盤(1968)、ファスベンダー、ツェンダー指揮ザールブリュッケン放送響と共演したCPO盤(1979)ではそのスタイルでしたが、バレンボイムのピアノ伴奏と共演したアウディーテ盤(1971)では7曲を歌い、サヴァリッシュのピアノ伴奏と共演したオルフェオ盤(1976)では9曲、そしてバレンボイムのピアノ伴奏とセッション録音したEMI盤(1978)では12曲全曲を歌っていたことからも、フィッシャー=ディースカウが単独でより多くの曲をソロで歌いたいと考えていることは明らかでした。(ちなみにセル盤でのソロは4曲、ツェンダー盤でのソロは6曲です)。

【入念をきわめた演奏】
そうした経緯を背景に、満を持して登場したのがこの1989年録音のソニー盤なのです。ここでは、バレンボイム指揮ベルリン・フィルの紡ぎ出す精妙で豊かな表情を湛えたオケ・パートをバックに、歌の英知を蓄積した63歳のフィッシャー=ディースカウが、ニュアンス豊かに角笛の世界を描き出しています。

【さすらう若者の歌】
組み合わせは、フィッシャー=ディースカウが得意とする『さすらう若者の歌』。フルトヴェングラーシューリヒトクーベリックアッカーマン、クレツキ、バーンスタイン(ピアノ)、エンゲル(ピアノ)、バレンボイム(ピアノ)等々、さまざまなCDやDVDがリリースされていましたが、打ち止めとなったのがこの録音です。(HMV)

【収録情報】
マーラー:
・歌曲集『子供の不思議な角笛』
 トランペットが美しく鳴り響くところ
 歩哨の夜の歌
 少年鼓手
 ラインの伝説
 高き知性への賛歌
 不幸な時のなぐさめ
 この世の暮らし
 魚に説教するパドヴァの聖アントニウス
 無駄な骨折り
 塔の中の囚人の歌
 この歌を作ったのは誰?
 死んだ少年鼓手

・歌曲集『さすらう若者の歌』

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

 録音時期:1989年4月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(セッション)
 リマスタリング(ベルリン、b-sharpスタジオ)

ユーザーレビュー

総合評価

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「角笛」が聴きもの。セルやシュヴァルツコ...

投稿日:2012/04/03 (火)

「角笛」が聴きもの。セルやシュヴァルツコップとの共演盤はシンフォニックで端正な表現が模範的だが、声楽の扱いに長けたバレンボイムのタクトの下、のびのびと闊達に歌っている。声の衰えを老練な表現でカバーしている。「さすらう若人」は声に若さがない分、老練な表現とか言葉をかみしめるような歌唱をもってしても、失恋と青春の挫というテーマを表現するには、いささか年輪を重ねすぎたようだ。声と歌唱の若々しさを備えた、50年代のフルヴェンとの共演(EMI盤とザルツブルクライヴの2種類)やシューリヒトらとのライヴなどにはどうしても勝てないが、中高年になって過去の挫折の苦い思い出を振り返るような趣はあり、それが独特の味を出している。

eroicka さん | 不明 | 不明

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これはすてきなCDです。とくに「角笛」は...

投稿日:2012/02/23 (木)

これはすてきなCDです。とくに「角笛」は、これまでシュバルツコップ、セルの組み合わせのLPを愛聴してきました。最近では、ボニーとゲルネにシャイーが指揮をしたCDを聴きましたが、前者には届きません。僕にとって「角笛」のスタンダードはセル盤です。そこへこのバレンボイム盤、いやディースカウの全曲盤と言いたい、を聴いてこれを待っていたという気持ちになりました。セルの指揮では楷書体といった感じの歌唱(44歳)でしたが、こちらはディースカウが64歳の時の録音になるが、遊びも見られ、自在に歌っている様子が聞き取れます。晩年、失礼、引退間近の無理しているような発声はなく、実に楽しく聴ける演奏です。「さすらう」の方は、フルトベングラー指揮(26歳の時の歌唱)、クーベリック指揮(43歳)と聴き比べることが出来ます。それにしても、演奏家として長い間第一線で活躍してきたことに驚きを感じます。

高橋川流 さん | 山形県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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