CD

交響曲 第5番 スウィトナー&シュターツカペレ・ベルリン

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC3612
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

マーラー交響曲第5番
スウィトナー&シュターツカペレ・ベルリン


第4楽章アダージェットが映画『ヴェニスに死す』に使われ、一躍マーラーの作品中1、2を争う人気曲になった交響曲第5番。その抒情性に焦点を当てたこの演奏は、旋律がひたすら美しく流れ、歌謡性に秀でたスウィトナーの美質を見いだせる録音。(キングレコード)

【収録情報】
・マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調

 シュターツカペレ・ベルリン
 オトマール・スウィトナー(指揮)

 録音時期:1984年9月24,25日、12月10〜13日
 録音場所:ベルリン、ルカ教会
 録音方式:ステレオ(セッション)
 音源:ドイツ・シャルプラッテン


【ベリー・ベスト・クラシック1000U】
●ドイツ・シャルプラッテン、キング、クラーヴェスから優秀録音50タイトルを厳選。
●原則としてオリジナル・マスターテープから最新24ビット・リマスタリング。
●ジャケットとライナーノーツは日本初発売時のオリジナルをできるかぎり再現。

内容詳細

比較的珍しいスウィトナーのマーラー録音の中のひとつ。過剰な演出なしにマーラーをありのままの姿で提示した演奏。スウィトナーが持つウィーンの情緒と、オーケストラが持つドイツ伝統の響きが見事にブレンド。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第1楽章:葬送行進曲 精確な歩みで、厳格に、葬送のように
  • 02. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第2楽章:嵐のように激して いっそう大きな激しさで
  • 03. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第3楽章:スケルツォ 力強く、速すぎずに
  • 04. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第4楽章:アダージェット 非常にゆっくりと
  • 05. 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第5楽章:ロンド~フィナーレ(アレグロ)

総合評価

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2楽章など間髪入れずに前進していく感じが...

投稿日:2013/01/13 (日)

2楽章など間髪入れずに前進していく感じが、最初は受け付けなかったが、はまるとなかなか面白い。SKDの独特の暗い音色が、マーラーにも活きている。あまり録音は多くないと思うが、このオケはマーラーに適性がある気がする。一方指揮者のスウィトナーは、マーラー指揮者と言うのは躊躇われるが、この人にしかできない演奏を繰り広げている。熱すぎるマーラーに食傷気味だが、あっさり系も物足りない、という方におすすめ

うるさい高校生 さん | 山形県 | 不明

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これ、だいぶ昔に出た徳間盤についての感想...

投稿日:2012/10/25 (木)

これ、だいぶ昔に出た徳間盤についての感想です。これは間接音が多過ぎるので、うちでは大幅に音質調整をして聴いています。このような残響音の多さは、実際の演奏会場ではあり得ない状態であり、音質の調整は欠かせないと思います。「爽やか」とか「草書体」「上品」との印象を与えるのは、実は録音に問題があるからであり、スイトナー&シュターツカペレは、ある程度踏み込んだ曲の解釈や演奏を行っているようです。それを伝え得ない録音のため、減点2としました。もしかすると、減点3が妥当かも?

広島のパヴァンヌ さん | 広島県 | 不明

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これ、ちょっと前の、キングの原音シリーズ...

投稿日:2012/05/20 (日)

これ、ちょっと前の、キングの原音シリーズで限定発売されたのだが、間髪いれずに、このベリーベストシリーズでまたもや再発売。日本のレコード会社は、何を考えているのか良く分からない。原音シリーズでもレヴューしたのだが、もう一度。ドイツシャルプラッテンが、日本での共同制作で、マーラー全集を作るにあたり、ケーゲル、スイトナー、レーグナー、ザンデルリングに振り分け、スイトナーが2番、5番を担当し、その一枚がこれ。調べたわけじゃないが、第一楽章10分51秒というのは最速ではあるまいか。しかし、そんなに速いと言う印象がない。恐らく、序奏部の葬送行進曲と主部のテンポ設定にそれほどの差がなく、例えばガッティの録音のように、緩急の極端さが減じているからだろう。もう一つは、録音だ。あまりマーラーには向かないような教会録音で、マイクもオフ気味で、オケが前に出てこないのもそうした印象に拍車をかけているように思う。このことは、第二楽章にも言える。「嵐のように激して」というマーラーの指示のあるこの楽章であるが、スイトナーの13分はかなり速いし、確かにスピーディーだが、「激しさ」はまるで感じず、どこか上品である。しかし、第三楽章の16分は好ましい。この曲は三部構成だが、この楽章が長すぎて、弛緩する場合がある。シェルヘンのようにカットすると問題も起こるが、このくらいのテンポのほうが聴き疲れしない。アダージェットも、沈鬱感は希薄だが、上品に纏めている。ロンドフィナーレも速いテンポで最後まで快適である。録音は、マスとパーツのバランスが悪く、金管も窮屈と思えた既出の原音シリーズより、こちらのほうが音が溶け合い好ましいと思うが、やはりちょっとオフ過ぎて、マーラー的迫力には欠けるかなと思う。せっかく、スイトナーなりのマーラーを描いているのだから、もう少しマイクセッティングに工夫があってもよかったのではないか。スイトナーが、こういう音を好んだというわけではないだろう。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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