CD 輸入盤

交響曲第6番『悲劇的』 パーヴォ・ヤルヴィ&NHK交響楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19439707242
組み枚数
:
1
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


祝!パーヴォ&N響・第2回ヨーロッパ・ツアー!
これが世界に聴かせるN響サウンドの神髄だ


2020年2月22日から3月4日にかけて、パーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団は待ち望まれたヨーロッパ・ツアーを行ないます。2017年2月に続く第2回目のヨーロッパ・ツアーで、ヤルヴィの故郷タリンを皮切りに、ロンドン、パリ、ウィーン、ケルン、ドルトムント、アムステルダム、ベルリン、ブリュッセルとヨーロッパの音楽の中心地9都市を巡り、カティア・ブニアティシヴィリやソル・ガベッタとの華麗な共演とともに、メインのブルックナーの交響曲第7番とラフマニノフの交響曲第2番で「パーヴォ・ヤルヴィ+N響のいま」を披露します。第2回ヨーロッパ・ツアー敢行記念として、ヤルヴィが演奏活動と並行して制作を進めてきたN響とのアルバムの中から、マーラーの交響曲第6番とバルトーク・アルバムの2枚のインターナショナル・リリースが決定しました。
 マーラーの方はまさに前回2017年2月のヨーロッパ・ツアーで聴衆の度肝を抜いたもの。2017年2月、ヤルヴィとNHK交響楽団は初めてヨーロッパを訪れ、主要7都市を巡ってその相性の良さと「世界でもトップクラスに入る(ヤルヴィ言)」オーケストラとしての機能性の高さを耳の肥えた聴き手に鮮烈に証明しました。ベルリン、ロンドン、ケルン公演のプログラムに選ばれたのがマーラーの交響曲第6番「悲劇的」で、ツアーのハイライトとなりました。
 その第1回ヨーロッパ・ツアーを前に横浜でライヴ録音されたのが当ディスクで、ヤルヴィとN響がその持てるパワーと技の全てを注ぎ込んで、極限まで拡大された4管編成の巨大な音楽を彫琢していくさまが生々しく記録されています。複雑極まる重層的なマーラーの音楽を緻密にまとめ上げ、壮絶なクライマックスへと突き進んでいくヤルヴィのもと、N響が水も漏らさぬ緊密なアンサンブルで多彩な音色を巻き散らし、火花を散らしながら食らい付いていく燃焼度の高さは、同響演奏史上でも特筆すべき成果といえるでしょう。なお第2楽章スケルツォ、第3楽章アンダンテという構成で演奏されています。ヤルヴィはこの交響曲について、「交響曲第6番は、自らの人生というプリズムを通してマーラーが明らかにした、人間存在についての見解である。死そのものを描いているわけではないが、私たちが永遠の存在ではない、ということを実感させてくれる音楽だ」と語っています。
 パーヴォ・ヤルヴィはN響首席指揮者就任が発表されてから最初の定期(2015年2月)で交響曲第1番『巨人』を取り上げ、就任披露定期(2015年10月)では第2番『復活』を演奏、パーヴォ時代の幕開けを鮮烈に日本の聴衆に印象付けました。それ以来第8番『千人の交響曲』(2016年9月)、第3番(2016年10月)、この第6番『悲劇的』(2017年2月・3月)、第7番『夜の歌』(2018年2月)、第4番(2018年9月)、第5番(2019年9月)と、N響と演奏を重ねてきています。ヤルヴィはフランクフルト放送交響楽団首席指揮者時代にマーラーの交響曲全曲を演奏し、映像収録されたそれらの演奏はソフト化され、彼のフランクフルト時代の大きな業績の一つとなっていますが、それからさらに演奏経験を重ね、N響という極めて優れたオーケストラとともに、自らのマーラー解釈をさらに発展させています。
 N響は、日本のオーケストラ黎明期からマーラー作品を積極的に取り上げ、新交響楽団時代の1930年には近衛秀麿指揮で交響曲第4番を録音し、世界で初めてマーラーの交響曲を録音したオーケストラとなるなど、名実ともにマーラー演奏の伝統を築き上げてきました。定期公演の放送用ライヴからのディスク化は複数例があるものの、ディスクでの発売を前提としたマーラーの交響曲録音は今回のパーヴォ・ヤルヴィが1930年の近衛盤以来87年ぶりのこととなります。
 当アルバムは、2019年2月6日に国内盤としてSACDハイブリッドで発売されたものです。今回は通常CDとしてヨーロッパDSDCでプレスされています。ブックレットは英・独・仏語で、日本語は入りません。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』


 NHK交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 録音時期:2017年2月22,23日
 録音場所:横浜みなとみらいホール
 録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)

総合評価

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細部の練り方はかなり詰められ、異常に音が...

投稿日:2021/03/05 (金)

細部の練り方はかなり詰められ、異常に音が揃っているので、さざ波のように音が出る感がすることがたびたびある。N響もしばらく実演を聴いていないが、他の日本のオケと同様、大分技量が上がっているよう。20数年前はまともなのは東京都響くらいであったが、驚きの進歩である。唯一の欠点はバスが少ないせいか、整っているが音量が弱いことくらいだ。

海尾水 さん | 神奈川県 | 不明

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別にそんなひどいものでは全くありませんの...

投稿日:2020/12/27 (日)

別にそんなひどいものでは全くありませんので、みなさん、気になさらずこの演奏を楽しみましょう。これはこうあるべきなどといくら客観風にコメントしても、所詮主観でしかないですね。そんなことを言う人に限って本当に内面的な音楽的感動から遠いところにいるというもの。背伸びせず、肩肘張らず、主観的にコメントされればよろしいかと…。まぁ、ご自由なのですが。そうですね〜、一度、ご自分でも指揮なさってみてください。楽器を演奏してみてください。縦笛でもよろしいかと。そうすれば、全部わかりますから。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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N響の演奏者の技量は、ヨーロッパのオーケ...

投稿日:2020/02/09 (日)

N響の演奏者の技量は、ヨーロッパのオーケストラと比較しても「遜色はないのに」オーケストラというまとまった演奏では、ヨーロッパの2流オーケストラよりも劣るのは何故でしょうか?ヤルヴィが常任になるというので期待していたが、やはりN響の演奏は義こちがない。最大の問題点は、楽譜に書かれた音符をひたすら演奏するという日本のオーケストラの見本の様な歴史に埋もれているからでしょう。マーラー の何たるかに関係のない演奏では聴衆を感動させることはできない。ラトル 、ベルリンフィル のマーラー の第六番と比べてもN響は「何の面白味」がない。ヤルビは最近では、このオーケストラではこれが限界であるという「諦めの境地」の指揮振りである。N響は練習時間を今の2倍にするべきである。楽員は納得がゆくまで指揮者と対峙するべきである。どれがマーラー でどれがベートーベンかをもっと突き詰める姿勢がなければならない。

ゲゲゲアサ さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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