SACD

交響曲第6番『悲劇的』 アントニオ・パッパーノ&ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団(2SACD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS13857
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


アントニオ・パッパーノ来日記念SACD化
マーラー:交響曲第6番『悲劇的』


豊かな音楽性を十全に描きつくしたパッパーノの力演ライヴ。
 マーラーの人生観について「それは死への愛ではなく、生への愛です。」と語るアントニオ・パッパーノ。パッパーノはマーラーの本業がオペラ指揮者で優れたワーグナー指揮者であったことにも注目、『トリスタン』や『パルジファル』からの直接的な影響がマーラーの作品に見て取れると言い、さらに、その人生における悲劇と回復の繰り返しは、たとえば交響曲第6番の終楽章に反映されて、カタストロフィーと再生の交錯をもたらすことになったと言います。そこにはニーチェの超人思想の影響が存在するとも考えるパッパーノによる独自な解釈が含まれた演奏です。(メーカー資料より)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』


 Disc1
 第1楽章:アレグロ・エネルジーコ、マ・ノン・トロッポ(24:33)
 第2楽章:スケルツォ 重々しく(14:14)

 Disc2
 第3楽章:アンダンテ・ソステヌート(15:43)
 第4楽章:フィナーレ ソステヌート〜アレグロ・モデラート〜アレグロ・エネルジーコ(30:04)

 ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
 サー・アントニオ・パッパーノ
(指揮)

 録音時期:2011年1月8,10,11日
 録音場所:ローマ、アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ、サラ・サンタ・チェチーリア
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

 SACD Hybrid
 リマスタリング:藤田厚生
 ジュエルケース、グリーンレーベル仕様
 ※ブックレットには、満津岡信育氏による新規書下ろし解説を掲載(メーカー資料より)

今回の発売にあたって、オリジナルマスターより、日本の名マスタリング・エンジニアのひとりである藤田厚生氏にリマスターをお引き受けいただきました。
 このデジタル録音(16bit/44.1kHz)では収録密度や情報量が少なかったため、現在のハイレゾ対応のオーディオ・セットでは発揮できていないとも考えられます。そこで収録できなかった倍音域(ハイレゾ)を、最新テクノロジーによる特別なプロセッサー処理により復活させ、広い周波数帯域とダイナミック・レンジを最大限に活かすことによって、定位やダイナミックさにリアル感を生み出します。ホール内の音楽本来の豊かな音色、滑らかさ、残響を維持し、指揮者が意図した楽器配置や音量の絶妙なバランス等による名演奏がここではじめて明らかにされています。
 SACD層に限らずCD層でも、リマスターされたDSD音源からその音が発揮されるよう細心の注意を図りながらマスタリングされ、その音を最大に反映させています。

最高品質の音をお届けするために、以下の高品位なプロ仕様の機器を使用
・高解像度フォーマット用に設計されたプロフェッショナル DA-ADコンバーター。
・オーディオ信号を処理するためのプロフェッショナル用アナログ機器。
・信号劣化を最小限に抑えるための高品質オーディオケーブル。
・正確なタイミングと同期を維持するための、低ジッター・マスタークロック・ジェネレーター。
・干渉を最小限に抑え、すべての機器の安定した動作のためのクリーン電源システム。
・リマスタリングプロセスを正確にモニタリングするための、モニタースピーカーシステム。(メーカー資料より)


収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲第6番イ短調「悲劇的」 第1楽章:アレグロ・エネルジーコ、マ・ノン・トロッポ
  • 02. 交響曲第6番イ短調「悲劇的」 第2楽章:スケルツォ. 重々しく

ディスク   2

  • 01. 交響曲第6番イ短調「悲劇的」 第3楽章:アンダンテ・ソステヌート
  • 02. 交響曲第6番イ短調「悲劇的」 第4楽章:フィナーレ. ソステヌート~アレグロ・モデラート~アレグロ・エネルジーコ

ユーザーレビュー

総合評価

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The latest rendition of Mahler Sixth is ...

投稿日:2013/03/07 (木)

The latest rendition of Mahler Sixth is - unexpectedly - from an Italian source and it is surprisingly excellent. Conductor Antonio Pappano (whose Wagner’s Tristan und Isolde received kudos everywhere)’s understanding of the score as well as Mahlerian idioms is fully on display in this recording. His interpretation has the epic scale, sweeping spectacle and swagger, but it also shows an uncanny knack for bringing out the inner logic and beauty that are inherent in the work. Best of all, Pappano’s choice of tempo for all four movements couldn’t be better: I.- 24:33, II - 14:14 III - 15:43, IV - 30:04. Thank God, for once we hear the Scherzo in the second movement! Granted, there are moments when the various members of the orchestra slip notes here and there, while the recorded sound, somewhat coarse and dynamically compressed, is not up to EMI’s very best. However, taken as a whole this might well be the best modern version of the composer’s most personal and tragic (some might argue his greatest) symphony. Highest recommendation. P.S. I’ve listened to this recording more than dozen times now, and I am convinced that Pappano and his orchestra pretty much have nailed everything down in the score. So, let’s make a bold announcement here. This is the best modern recording of the symphony on a par with the Bernstein (Sony) and Tennstedt (EMI). Pappano’s reading strikes a perfect balance between the gut wrenching emotions and the classical architecture of the music like no other before him. In terms of sound and playing, it beats them all.

John さん | UNITED STATES | 不明

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イタリア人指揮者のマーラーは今や少しも珍...

投稿日:2011/11/07 (月)

イタリア人指揮者のマーラーは今や少しも珍しくないが、イタリアのオケでというのは珍しい。このコンビはチャイコフスキーでも実にユニークな名演を記録しているが、マーラーの方がさらに相性が良さそうだ。まず魅了されるのは、明らかにラテン的と言いうる音色の多彩さ。この曲は形式的にはスクウェアな4楽章交響曲であるものの、打楽器の騒音効果やカウベル、チェレスタのメルヘン的な音など、音の色合いという点では非常に豊麗な曲なのだが、遅めのテンポをあまり動かさないアポロ的な造型のなかに、音色の豊かさが一杯に詰め込まれている。このコンピのEMI録音はもともと鮮麗な音がするものが多いが、このライヴ録音の鮮明さは特筆に値する(それゆえ客席のノイズもそれなりに拾っているが)。金管が突出しがちな曲なのだが、弦や木管の音を近接マイクで多めに拾っていること、チェレスタをクローズアップ気味に録っていることなどは指揮者の要求なのかもしれない。全く救いのない終楽章の終結は確かに衝撃的だが、6番という曲自体は決して陰々滅々とした音楽ではなく、むしろあっけらかんとしたハードボイルド交響曲なので、こうしたアプローチは全く正解。久しぶりに6番の凄さを堪能した。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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驚くべき超名演の登場である。これから壮年...

投稿日:2011/10/02 (日)

驚くべき超名演の登場である。これから壮年期を迎えようとしている今を時めくイタリアの俊英指揮者であるパッパーノがついにマーラーの交響曲の録音に着手した。イタリア人指揮者によるマーラーの演奏については、アバド、シャイー、シノーポリなどが個性的な素晴らしい名演の数々を成し遂げているところであり、パッパーノがどのようなアプローチで演奏に臨むのかは実に興味深いと言えるところだ。そして、最初の録音に、いきなり中期の傑作である交響曲第6番を選んだという点に、パッパーノの並々ならぬ自信と意気込みを感じることが可能である。本演奏は、そうした我々聴き手の期待をいささかも裏切ることがない、そしてパッパーノの自信を大いに感じさせる堂々たる名演に仕上がっていると高く評価したい。それどころか、名演の前に超をいくつか加えてもいいのかもしれない。私も本演奏を聴いてそれくらい深く感動したところだ。そして、後述のように音質が極めて鮮明であり、各楽器セクションが見事に分離して聴こえるのも、本超名演に一躍買っていると言ってもいいのではないだろうか。パッパーノの基本的なアプローチは、特別な解釈を施して聴き手を驚かせようというような奇を衒ったところがいささかもなく、曲想を精緻に描き出していくという、近年主流となりつつあるマーラー演奏の王道を行くものであると言える。テンポはゆったりとした悠揚迫らぬものであるが、効果的なテンポの振幅を交えつつ、俊英指揮者パッパーノならではの片鱗を感じさせるような強靭な生命力と張り詰めるような気迫が全体を支配しており、特に、第1楽章のトゥッティに向けて畳み掛けていくような力強さは、我々聴き手の度肝を抜くのに十分な迫力を誇っていると言える。それでいて、各旋律を徹底して歌い抜いているのが感動的であり、これはイタリア人指揮者ならではの真骨頂とも言えるだろう。また、近年の同曲の演奏では、マーラーの意向に従って、従来版の第2楽章スケルツォと第3楽章アンダンテの順序を入れ替えて演奏するのが主流となりつつあるが、パッパーノは敢えて従来版に従って、第2楽章スケルツォ、第3楽章アンダンテとして演奏しており、従来版を支持する私としてもこれは大いに歓迎したい。そして、第2楽章の重厚にして強靭な力感は圧倒的な迫力を誇っており、その彫の深い表現には凄みさえ感じられるところだ。第3楽章の各旋律の心を込めた歌い方は美しさの極みであり、その汲めども尽きぬ豊かな情感は抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。終楽章もおそるべき迫力だ。音質の良さも多分にあると思うが、各楽器セクションをパワフルに鳴らしつつ、いささかも雑然とした演奏には陥っておらず、加えて、同楽章のドラマティックな要素を完璧に音化した手腕は殆ど驚異的であるとさえ言えるだろう。かかるパッパーノによる驚異的な統率の下、最高のパフォーマンスを発揮したローマ聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団にも大きな拍手を送りたい。特に、ブラスセクションの巧さは特筆すべきであり、あらためて同オーケストラのレベルの高さを思い知った次第だ。いずれにしても、本演奏は、パッパーノの驚くべき才能と同時に前途洋々たる将来性を大いに感じさせるとともに、ローマ聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の卓越した技量を窺い知ることが可能な圧倒的な超名演と高く評価したい。今後のこのコンビによるマーラーの交響曲チクルスの続編にも大いに期待したいと考える。そして、前述のように、音質は驚くべき鮮明さだ。重厚さにも不足はなく、これはHQCD化もある程度効果を発揮しているのではないかと考えられるところだ。もっとも、最近、フルトヴェングラーやアルゲリッチ、ラトルの一連の録音のSACD化によって大好評を博しているEMIであり、本演奏が超名演であることに鑑みれば、SACD盤で発売して欲しかったと思う聴き手は私だけではあるまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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