LPレコード 輸入盤

交響曲第6番『悲劇的』ヘルベルト・フォン・カラヤン (180グラム重量盤レコード/Deutsche Grammophon)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4866710
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤,輸入盤
追加情報
:
入荷不可と判断した場合、この商品はキャンセルとさせて頂きます。

商品説明

『未来のレトロ』ドイツ・グラモフォンからオーディオ・ファンのための新しいLPシリーズ
  エミール・ベルリナー・スタジオスが、最先端のピュア・アナログ技術を駆使して、オリジナルの1/2インチ4トラック・テープから伝説的な名盤をリマスター

《オリジナル・ソース・シリーズ》   第7弾発売 4タイトル

 ドイツ・グラモフォンから、名盤をLPで復刻する新シリーズ『オリジナル・ソース・シリーズ』(The Original Source)発売。ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオスが1970年代の4トラックの1/2インチ・マスターから、独自の最先端かつ100%ピュアなアナログ技術を駆使してミキシング&カッティングし、最高音質を実現。 オプティマル社製180g重量ヴァージン・ヴィニール盤。オリジナル・アートワーク&ライナーノーツ、スリーブ内に追加写真や録音資料を掲載。豪華ゲートフォールド仕様。シリアルナンバー入り限定盤。
●オリジナル4トラック1/2インチ・マスター・テープから直接ピュア・アナログ・ミックス&カット
●エミール・ベルリナー・スタジオスにてライナー・マイヤールがミックス、シドニー・C・マイアーによるカッティング

マーラー:交響曲 第6番 イ短調 『悲劇的』 《LP 1》[Side A]1) 第1楽章: Allegro energico, ma non troppo. Heftig, aber markig / [Side B] 1) 第2楽章:Scherzo. Wuchtig
《LP 2》 [Side A] 1) 第3楽章:Andante moderato / [Side B] 1) 第4楽章:Finale. Allegro moderato

【演奏】ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】1975年1月、2月、1977年2月、3月 ベルリン、フィルハーモニー

(メーカーインフォメーションより)

総合評価

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 冒頭のなめらかさに先ずビックリ。柔らか...

投稿日:2012/10/08 (月)

 冒頭のなめらかさに先ずビックリ。柔らかで優しく聴こえさえする。激しく,少し荒々しいぐらいの冒頭が好み(バルビローリ&ベルリン・フィルが最も好みです)なのですが,「今回のSACD化は,音をなめらかにしすぎているのかなぁ…」と一抹の不安もよぎる。が,美しさ,なめらかさはそのままに,徐々にヒートアップ。不安は吹き飛び,聴ける喜び,そして感動へ。そのヒートアップしていく様は圧巻で,改めてカラヤンの手腕とベルリンフィルの底力に圧倒された次第。何せ,極限の最弱音から暴力的な最強音まで,美しさ,なめらかさが変わらないのだから,ほんと恐れ入る…。感動を与えてくれる『悲劇的』は多々あれど,これは間違いなく『悲劇的』の最美の演奏だ。自信を持っていえる。  第3楽章を経て(2,3楽章の配列は,こちらの方が私は好みです),最終楽章…もはや陶酔境…。そして,このハンマーの音…何てクッキリ,ハッキリしているんだろう! ユニバーサルの4,500円SACD化,満足しているものの方が多い。中でも,このアルバムは最右翼。

masato さん | 新潟県 | 不明

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広範なレパートリーを誇るとともに、余人を...

投稿日:2012/10/06 (土)

広範なレパートリーを誇るとともに、余人を寄せ付けないような膨大な録音を遺したカラヤンであったが、マーラーの交響曲については、必ずしも主要なレパートリーとしては位置づけていなかったようだ。カラヤンが録音したマーラーの交響曲は、第4番、第5番、第6番、第9番、そして「大地の歌」の5曲のみであり、これに本盤におさめられた少数の歌曲が加わるのみである。同時代の大作曲家であるブルックナーの交響曲全集を録音した指揮者にしてはあまりにも少ないし、むしろ、クラシック音楽ファンの中には、カラヤンの指揮するマーラーの交響曲全集を聴きたかったと思っている者も多いのではないだろうか。そうした比較的数少ないカラヤンの録音したマーラーの交響曲の中で、今般、第6番のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化が行われる運びとなった。私としては、第9番の1982年のライヴ録音のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を期待したいところであるが、いずれにしても、カラヤンの芸風が色濃く表れた稀少なマーラーの交響曲演奏の一つがSACD化されたことについて、大いに喜びたいと考える。マーラーの交響曲第6番の名演としては、バーンスタイン&ウィーン・フィルによるライヴ録音(1988年)やテンシュテット&ロンドン・フィルによるライヴ録音(1991年)などが、ドラマティックな超名演として第一に掲げるべきであろうが、本盤のカラヤンによる演奏は、それらの演奏とは一線を画する性格を有していると言える。何よりも、当時蜜月の関係にあったカラヤン&ベルリン・フィルが、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な名演奏を展開しているのが素晴らしい。うなりをあげるような低弦の迫力、雷鳴のようにとどろきわたるティンパニ、ブリリアントに響き渡るブラスセクションなど、凄まじいまでの迫力を誇っていると言える。一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルは、もはや人間業とは思えないような凄さであり、加えて、カラヤンならではの流麗なレガートが演奏全体に艶やかとも言うべき独特の美しさを付加させているのを忘れてはならない。もちろん、そうした美しさが、前述のバーンスタインやテンシュテットなどの名演にあった強靭な迫力をいささか弱めてしまっているというきらいもないわけではないが、他方、第3楽章における徹底して磨き抜かれた耽美的とも言うべき極上の美しさには抗し難い魅力が満ち溢れていると言える。我々聴き手の肺腑を打つ演奏と言えば、前述のバーンスタインやテンシュテットなどの名演を掲げるべきであろうが、聴き終えた後の充足感においては、本演奏もいささかも引けを取っていないと言える。私としては、全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルならではの磨き抜かれた美しさの極みとも言うべき素晴らしい名演と高く評価したいと考える。このような極上の美酒とも言うべき名演が、今般シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化されたのは何と言う素晴らしいことであろうか。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても超一級品の仕上がりであると言える。いずれにしても、全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルによる圧倒的な名演を、現在望みうる最高の高音質SACDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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初めて聞いたこの曲のCDがこの演奏。悲愴...

投稿日:2012/10/05 (金)

初めて聞いたこの曲のCDがこの演奏。悲愴感がまったく感じられない美しい演奏で以来ベストと思っていたが、アバドのベルリン・フィルやハイティンクのシカゴとの演奏を聞いてからオーディオ的にも音楽的にも物足りなさを感じることがあった。しかしながらSACDで復活したことよりカラヤンの濃厚で美しいマーラーを味わうことができ自分の中での評価も高めることができた。

KANA07 さん | 石川県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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