LPレコード 輸入盤

交響曲第5番 サイモン・ラトル、ベルリン・フィル・ハーモニー管弦楽団(180グラム重量盤レコード/Warner Classics)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5419781396
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤,輸入盤
追加情報
:
入荷不可と判断した場合、この商品はキャンセルとさせて頂きます。

商品説明

2002年9月の歴史的なラトルのベルリン・フィル芸術監督就任を記念した演奏会のライヴ録音が、180gアナログLP盤として、数量限定生産リリース

 熱狂的に受け入れられたそのパフォーマンスは、「この楽団と指揮者の稀有の名演と言うべきだろう/明晰にして劇的、晴朗な情緒にあふれた新鮮なマーラー演奏である。ラトルとベルリン・フィル、そしてマーラー演奏の新しい時代が、ここにひらかれたのである」(レコード芸術2002年12月号)という評にある通り、ラトルにとって、そしてベルリン・フィルにとって、きわめて明るい未来を予感させるものでした。ラトル自身がインタビューに答えて言ったように「伝統と革新が見事に融合した、実にスリリングな演奏」が達成された、ベルリン・フィルともども高揚感にあふれた名演奏。
  180gアナログLP盤として、数量限定生産リリースとなります。

【収録曲】
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

SIDE A I. Trauermarsch (In gemessenen Schritt – Streng – Wie ein Kondukt)
SIDE B II. Stürmisch bewegt, mit größter Vehemenz
SIDE C III. Scherzo (Kräftig, nicht zu schnell)
    Stefan Dohr (horn)
SIDE D IV. Adagietto. Sehr langsam
V. Rondo-Finale (Allegro)

【演奏】
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル(指揮)
シュテファン・ドール(ホルン)

【録音】
2002年9月7-10日、ベルリン、フィルハーモニーでのライヴ

(メーカーインフォメーションよより)

総合評価

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2ch SACDでの試聴です。バーンスタインに代表されるコテコテのマーラーとは一線を画した、よく言えば垢抜けた、悪く言えば、薄口の、しかし21世紀初頭の名演です。私はバーンスタインで勉強したくちなので、薄口のマーラーは好きではなかったのですが、とにかく、ここまでオケがうまければ脱帽です!オケが一体になって嘆き悦び歌うのではなく、オケの各パートの腕利きの奏者がそれぞれに自分の歌を歌います。そこが、多声的になっていくマーラーの交響曲にぴったりで、分裂して壊れていく音楽、マーラーの精神、そして聴いている私たち自身にぴったりの演奏ではないでしょうか?

かくとしらじ さん | 愛知県 | 不明

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eroicka さん | 不明 | 不明

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つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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