SACD 輸入盤

交響曲第8番『千人の交響曲』 ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(2SACD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697579262
組み枚数
:
2
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

「宇宙が鳴り響くさまをご想像ください」(マーラー)
西洋音楽史上最大級の規模を誇る『千人の交響曲』で、大きなクライマックスをむかえる
ジンマン=チューリヒ・トーンハレ充実のマーラー・チクルス。


ベートーヴェンの交響曲全集で一気に人気コンビとなったジンマン&チューリヒ・トーンハレの総力を結集したマーラー交響曲シリーズの第8弾。これまでの7作すべてが優秀録音だっただけに、今回も良い仕上がりが期待されるところです。

【マーラーの自信作】
「これは私が今までに作曲した作品中で最も偉大なものです。これ以前の交響作品は、すべてこの交響曲のための前奏曲に過ぎません」というマーラー自身の言葉でも知られるこの作品は、演奏にあたっては、5管編成の大オーケストラ、8人の独唱者、2組の混声合唱団、少年合唱団、それにオルガンという空前の規模の人員を必要とします。精霊の降臨を讃えた第1部、ゲーテの『ファウスト』終景を通じてキリスト教的世界観を称揚する第2部という異色の構成など、その編成と内容は壮大な交響的カンタータともいうべき独特なものとなっています。

【マーラーとともに40年、3度目の全曲演奏に挑戦中のジンマン】
オランダ時代からコンセルトヘボウの資料室でマーラーの自筆譜を研究し、ロチェスター、ボルティモア時代に全曲演奏を敢行し、マーラー演奏に関しては一家言を持つジンマン。「マーラーの交響曲はそれぞれが大河小説の一つの章のようなもの」と語り、チューリヒ・トーンハレとの全曲時リーズでは、番号順に演奏・録音を進めています。バーンスタインやテンシュテットのような主情型解釈とはきっぱり縁を切り、スコアに書かれていることを厳格・精密に再現することによってこそ、明確で説得力あるマーラー像が生まれるというジンマンの信念は、チューリヒ・トーンハレとの一連の録音によってはっきりと証明されつつあります。

【オーディオチェックにも使える優秀録音】
巨大編成がもたらす空前のサウンドは、SACDハイブリッドでのリリースにふさわしいもの。ジンマン自身、マーラー解釈には「音の遠近感や空間性の再現が不可欠」と考えており、特にSACDマルチでの再生については、「家庭でマーラーの意図した音響を再現できる最適なメディア」と絶賛を惜しみません。
 第8番では、巨大オーケストラ各パートの精緻なバランス作りのみならず、大規模な合唱団やオルガン、第2部後半にあらわれる栄光の聖母による天上からの声を、どこに配置し、どのようなバランスで響かせるかがキーポイント。ヨーロッパ屈指の音響効果を誇るチューリヒのトーンハレで、元デッカの優秀な録音技術陣と一体になってジンマンが作り上げるマーラー・チクルスは、こうした点全てに明解な回答を与えてくれるものと思われます。

【収録情報】
・マーラー:交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
 メラニー・ディーナー(第1ソプラノ:罪深き女)
 ユリアーネ・バンゼ(第2ソプラノ:懺悔する女)
 リサ・ラーション(第3ソプラノ:栄光の聖母)
 イヴォンヌ・ナエフ(第1アルト:サマリアの女)
 ビルギット・レンメルト(第2アルト:エジプトのマリア)
 アンソニー・ディーン・グリフィー(テノール:マリア崇拝の博士)
 シュテファン・パウエル(バリトン:法悦の教父)
 アスカー・アブドラザコフ(バス:瞑想する教父)
 チューリヒ児童合唱団
 カルトブルン児童合唱団
 スイス室内合唱団
 WDR合唱団
 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)

 録音時期:2009年2月
 録音場所:チューリヒ、トーンハレ
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

総合評価

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4.5

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 広がり感、透明感、解像度があり素晴らし...

投稿日:2016/07/10 (日)

 広がり感、透明感、解像度があり素晴らしい優秀録音です。オーディオ的にも素晴らしい。繊細で少し明るい感があって美しく聴かせる。低域にもう少し厚みがあって力感があれば尚良かった。テンシュットのCDと比較してみましたが、やはりワンランク落ちますので4点としました。気に入ったSACDが見つかりませんので復刻版のSACDを待っているところです。

こまち さん | 秋田県 | 不明

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おそらく同曲中の最高録音ではないだろうか...

投稿日:2013/06/02 (日)

おそらく同曲中の最高録音ではないだろうか。8番は大好きで、録音がいいという評判の盤はほとんど聴いているのだが、ここまで優秀なものは記憶が無い。特に評価したいのが、SACDシングルチャンネルで空間表現が大変優れている点だ。マルチチャンネルのサラウンド効果が高いのは当然として、シングルチャンネルが平面的に処理されている例が多々ある。その点、本SACDではシングルチャンネルでも高品質な空間音響を楽しむことができる。ジンマンの指揮も妙にテンポを揺らしたりするあざとさが少ないため、曲に没頭できて好感が持てる。細かいことを言えば、箇所によってはリズムが重いとか、独唱者のビブラートが気になるとか、鐘のピッチが?とか、あるのだが、ぶっちぎりの録音のおかげですべてが許せてしまう演奏である。

優秀録音求む さん | 東京都 | 不明

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聴く度に「何とも凄い曲を書いたものだ」と...

投稿日:2011/08/08 (月)

聴く度に「何とも凄い曲を書いたものだ」と恐れ入ってしまう作品である。初期の「歌付き交響曲」とは全く異なり、人の声という声部を複数取り入れて、それまで発展させてきた複雑極まる書法で曲を構築している。当然声には歌詞があり意味を持つので、それに応じて強弱、緩急、メロディーが設定されているのだが、膨大な楽器群に更に声を加えるためのルールを設定した上で、むしろ純器楽的な構成原理で曲が成り立っているように思う。こうしたコンセプトで声を扱った作品は、それ以前のみならず以後にも余り見当たらない。「誰も聞いたことがない」とか「宇宙が鳴動する」とかいうのは、演奏人数が多くて大音声がするという意味でなく、声と楽器群が複雑に織り成す広大無辺とも言える音響世界の広がりを指すのであろう。 引き伸ばされてオラトリオ風の後半に対し、前半は凝集性が高くこうした特長が顕著。力押しし過ぎると、やかましいだけで何をやっているのか分からなくなる。後半は後半で、歌の集合体ととらえてしまうと分裂的で散漫になりがちだ。ジンマンは他の曲と同様に、客観的で冷静な上に、不必要に歌を歌い込ませず器楽的なアプローチで臨んでいる。曲がよく見通せているという感じだ。特に後半は、ドラマテッィクな歌唱を抑制しつつ、遅めのテンポで歌詞が変わって従って曲想が変わる部分の遷移を丁寧に繋いでいく。栄光と歓喜の中で昇天していく大団円を目指して、長大な曲が自然に流れていく制御力は大したものだ。部分部分はもっと凄い演奏がいくらでもあるのだろうが、曲を曲として素直に味わうことができる。 最新SACDの威力はこの曲でこそ発揮されるのだろうが、ここまで来ると我が家の装置には荷が重いようだ。マッシブな音の塊にこれでもかと降り注がれると、滝に打たれて修行している気分である。

kurokage さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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