CD 輸入盤

交響曲第4番、第5番、第6番『悲劇的』 ロリン・マゼール&フィルハーモニア管弦楽団(4CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SIGCD361
組み枚数
:
3
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


マーラー交響曲第4番、第5番、第6番
ロリン・マゼール&フィルハーモニア管弦楽団


マゼール&フィルハーモニア管弦楽団のマーラー第2弾。このシリーズは、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでライヴ録音されていますが、余計な加工をしていないせいか、音質が非常に良いのが特徴で、第1弾では個々の楽器の質感までがかなりのクオリティで収められていました。特に第3番では切れの良い高域、凄みのある低域により、リアルでダイナミックな演奏の魅力がビシビシ伝わってきたのが印象的でした。
 今回は音響的にさらに魅力のある第4番、第5番、第6番を収めたセットということで、ハンマー打撃からソロイスティックなパッセージまで、マーラー・サウンドの魅力をフルに味わうことができそうです。

【フィルハーモニア管弦楽団のマーラー】
フィルハーモニア管弦楽団は、マーラーの弟子だったクレンペラーと関わりが深かったこともあってか、マーラー演奏の実績も豊富であり、これまでにCD化されたものには、クレンペラー(第2・4・7・9番・大地の歌)のほか、バルビローリ(第5・6番)、ゴルトシュミット(第10番完成版)、ウィン・モリス(第1番・第10番完成版)、ホーレンシュタイン(第7番)、クレツキ(第4番・大地の歌)、ザンデルリング(第9番)、シノーポリ(全集)のほか、最近ではサロネン(第6・9番)、マッケラス(第4番)、ザンダー(第1・2・3・4・5・6・9番)など数多くの録音がありました。
 それらを聴くと、実に様々な個性の指揮者の要求に柔軟に対応し、消化してきたのがフィルハーモニア管弦楽団のマーラー演奏の伝統といえると思えますが、今回登場するマゼールは、クレンペラーと交流があり、マーラー解釈についても教えを受けていたので、その意味ではフィルハーモニアのマーラー伝統の源流に直結した演奏と言えるのかも知れません。(HMV)

【収録情報】
マーラー:
1. 交響曲第4番ト長調
2. 交響曲第5番嬰ハ短調
3. 交響曲第6番イ短調『悲劇的』

 サラ・フォックス(ソプラノ:1)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ロリン・マゼール(指揮)

 録音時期:2011年4月、5月
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Bedchtig, Nicht Eilen
  • 02. In Gemchlicher Bewegung, Ohne Hast
  • 03. Ruhevoll, Poco Adagio
  • 04. Sehr Behaglich

ディスク   2

  • 01. Trauermarsch. in Gemessenem Schritt. Streng. Wie Ein Kondukt
  • 02. Strmisch Bewegt, Mit Grsster Vehemenz
  • 03. Scherzo. Krftig, Nicht Zu Schnell
  • 04. Adagietto. Sehr Langsam
  • 05. Rondo-Finale. Allegro - Allegro Giocoso. Frisch

すべての収録曲を見る >

総合評価

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マゼールの訃報を聞き、購入しました。解釈...

投稿日:2014/07/21 (月)

マゼールの訃報を聞き、購入しました。解釈は基本的にはVPOとの旧盤と変わらないと思います。テンポをゆったりととり、デフォルメは大きくパウゼをとったり、テンポを更に落としたりするので嫌でも曲のスケールが大きくなります。カロリーの低い、感動とは無縁の醒めたマーラーです。完成度という点ではセッション録音の旧盤でしょうか。 5番は旧盤以上に退廃的な雰囲気に溢れており、素晴らしいと思います。6番はこの3曲のうちでもっとも醒めています。醒めきっています。でも決してつまらない演奏にならないのはさすが。

七味とうがらし さん | 新潟県 | 不明

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第1集と同じく、遅めのテンポによるスケー...

投稿日:2014/05/23 (金)

第1集と同じく、遅めのテンポによるスケールの大きな演奏である。マゼールというと、次はどういう仕掛けをしてくるかという興味が先に立ってしまうが、この演奏を聴いていて、それは誤りであると気付いた。ここには80代半ばにさしかかった指揮者が少しも弛むことなく巨大かつ繊細な表現をなしえた至芸がある。先入観なく現代の巨匠の演奏を堪能すべきだ。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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マゼールさんらしい、一ひねりも二ひねりあ...

投稿日:2014/05/20 (火)

マゼールさんらしい、一ひねりも二ひねりあるマーラーです。面白いです。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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