CD 輸入盤

交響曲第3番 フェルツ&シュトゥットガルト・フィル、ほか(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CD21065
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー交響曲第3番
フェルツ&シュトゥットガルト・フィル
指揮者自身による解説の日本語訳付き


ガブリエル・フェルツのマーラー交響曲全集シリーズ第4弾。今回はマーラーの交響曲中、もっとも長大で多様性に富み、マーラーの田園交響曲とも評される第3番。宇宙の誕生から命の誕生と発展、そして愛の光の中へと上昇してゆく過程は「交響曲は世界である」と語ったマーラーの音楽観が如実に反映されています。11才の頃からマーラーの音楽をこよなく愛してきたというフェルツはこの作品を演奏するにあたってこれまでの慣習に囚われず、スコアに表記されているテンポ、ディナーミクを徹底的に検証し直し、また初演前後の手紙、関係者の証言(R.シュトラウスを含む)までにも目を通しながら、マーラーが本当に望んだ演奏を再現しようとしています。実際演奏を聴いてみると、これまでのCDにはなかったテンポの設定と変化、声部がフォーカスされ新鮮です。解説(日本語訳つき)では譜例を引用しつつフェルツ自身の分析を読むことが出来ます。(東武トレーディング)

【収録情報】
マーラー:交響曲第3番ニ短調 [96:39]
 33:19 / 09:34 / 16:16 / 10:12 / 04:12 / 23:06
 アレクサンドラ・ペーターザマー(メゾ・ソプラノ)
 ブルノ国立フィルハーモニー合唱団
 カルヴ・アウレリウス少年合唱団
 シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
 ガブリエル・フェルツ(指揮)

 録音時期:2010年4月30日
 録音場所:シュトゥットガルト、ベートーヴェンザール・リーダーハレ
 録音方式:デジタル(ライヴ)

ユーザーレビュー

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フェルツさん、第6番では大いに感心し、他...

投稿日:2011/10/19 (水)

フェルツさん、第6番では大いに感心し、他も聴いてみようと思ったら、第7番ではドンと下がり、そしてこの第3番。結論は、ますます下がり。(ToT)問題は第1楽章で、結局全体の見通しがつかめないまま、目先の効果に走り過ぎという感を否めません。特にテンポ変化がいかにも不自然・強引で、これは失敗でしょう。第2楽章以降は大いに持ち直し、声楽の入る第4・5楽章は内容をしっかりと表現したこれは立派な出来。長大なフィナーレはごくまっとうで、ややあっけないくらいに終わります。ライナーノートのインタビューではフェルツさん、いろいろ語っていますが、残念ながら「それだけの成果は出てませんぜ」と当方は言うしかないですな(なお、ライナーノートの日本語訳、ミスがいくつかあります)。オケは、フェルツさんとのディスク登場以前にはまるで無名のオケでしょうけれど、なかなかどうして、ずいぶん頑張っています。リハーサルをしっかりやっているのでしょうね、第1楽章の急なテンポ変化もしっかりついていっていますし、第2楽章の速いパッセージもしっかり演奏してます。ライヴでこれだけ演奏していれば立派なもの(修正もしてるかな?)。今後の問題は、指揮者が変な「色気」を出さずに、音楽が表わそうとしているものに正面から立ち向かうこと。フェルツさん、できるかな?

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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ノット/バンベルク響とたまたま同時に発売...

投稿日:2011/08/01 (月)

ノット/バンベルク響とたまたま同時に発売されることになったが、あらゆる点で対照的な演奏。第1楽章の「夏の行進曲」部には、この演奏の目玉と言える、個性的なテンポの動きがある。テンポの操作は、なるほど理に適っているとも言えるし、特に展開部での暴れっぷりは痛快でもあるが、この曲に関しては、この種の爆演は「暑苦しく、うざい」という印象がどうしてもぬぐえない。オケの能力自体、明らかにバンベルク響より格下で、細部の表現はどうしても雑にならざるをえない。それをカバーするために大芝居を仕掛けていると見られかねないのも、印象の悪いところだ。これに比べれば、第2楽章の副次主題部でテンポを速めるのは、少々速くなりすぎだとしても、楽譜の指示通りで違和感はなく、テンポ・ルバートの美しいこの楽章は文句なく楽しめる。最後の第6楽章も何か大立ち回りがあるのではないかと期待したが、ここは不発に終わった。こういうゆったりした音楽は、まだ現在のフェルツの手には余るようだ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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