Blu-ray Disc 輸入盤

交響曲第2番『復活』 A.ギルバート&ニューヨーク・フィル、レッシュマン、デ・ヤング

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ACC10241BD
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明


「9.11」10年忌のニューヨーク特別演奏会ライヴ
ギルバート&ニューヨーク・フィル、マーラーの『復活』


ACCENTUS MUSICより注目の映像が登場。アラン・ギルバートが、音楽監督を務めるニューヨーク・フィルを指揮して、マーラーの「復活」を演奏した映像作品は、「アメリカ同時多発テロ事件」から10年忌を翌日に控えた2011年9月10日に、未曾有の惨禍を被ったニューヨークにある本拠エイヴリー・フィッシャー・ホールで行われた特別演奏会の模様をライヴ収録したものです。
2009/10シーズンよりニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に就任したアラン・ギルバートは、この公演に先立ち2011年の5月にウィーンで音楽出版社ウニフェルザール・エディツィオーンによるマーラーについてのインタビューを受けています。
それによると、ギルバートはいまでも9歳のときの「マーラーとの初めての出会い」について鮮明に記憶していて、それこそが1976年の秋に、ほかでもない「ニューヨーク・フィルがカーネギー・ホールでおこなったマーラー・フェスティヴァル」であり、ラインスドルフ、レヴァイン、ブーレーズといった大物指揮者による振り分けで、第10番のアダージョを含むすべてのシンフォニーを聴いたそうです。
このときの体験がアラン少年にどれほど強烈なインパクトを与えたかはわかりませんが、1995年に東京で第1交響曲を指揮したのを皮切りに、アラン・ギルバートはマーラー作品を取り上げることに強い意欲を燃やしているようで、ロイヤル・ストックホルム・フィルとも、2008年6月、首席指揮者退任記念のプログラムに第9交響曲を演奏して、その直後にはBISに同曲のセッション録音をおこなってもいました。
ちなみに、アラン・ギルバートは、本演奏とはソリストの顔触れが異なるものの(ミア・パーション、リリ・パーシキヴィ)、2011/12年オープニングの翌日9月22日、24日そして27日の定期公演にも同じくマーラーの「復活」を取り上げています。
マーラーの「復活」といえば、葬礼に始まり、楽想ゆたかな中間楽章を経て、やがてフィナーレにかけて合唱が高らかに讃歌を歌い上げて歓喜が最高潮に達するという、本来イベント性の高い作品ですが、ニューヨークの再生を祈念するという、上記のような性格のコンサートだけにここでの演奏内容はやはり特別なものだったようで、ニューヨーク・タイムズも「すばらしいソリスト、極上のコーラス」で「終始一貫して感動的な演奏」と伝えています。
常任指揮者としてマーラーそのひとが指揮台に立ち、以降、作曲者とゆかりのワルターやメンゲルベルク、さらには今日のマーラー受容に大きく貢献したバーンスタインのもと、マーラー演奏に独自の伝統を培ってきたニューヨーク・フィル。
「ニューヨーク・フィルがマーラーを演奏するとき、わたしはかくも深い哀切の感情を享受するのです」−アラン・ギルバート
ニューヨーク・フィルによってマーラーの音楽に開眼したアラン・ギルバートが、いままたニューヨーク・フィルを指揮したマーラーの「復活」は、運命的なつながりをも感じさせる注目の内容といえるでしょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
「ニューヨークに捧げるコンサート− 9.11の10年忌の記憶と再生に」

・マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』

 ドロテア・レッシュマン(ソプラノ)
 ミシェル・デ・ヤング(メゾ・ソプラノ)
 ニューヨーク・コラール・アーティスツ
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 アラン・ギルバート(指揮)

 収録時期:2011年9月10日
 収録場所:ニューヨーク、リンカーン・センター、エイヴリー・フィッシャー・ホール(ライヴ)

・ボーナス:アラン・ギルバート&ザリン・メータ「ニューヨークに捧げるコンサート」

 収録時間:本編96分、ボーナス:15分
 画面:カラー、16:9、1080i Full HD
 音声:DTS HD Master Audio / PCMステレオ
 BD25
 Region All

ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

ユーザーレビュー

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レビューに偽りなし。素晴らしい復活でした...

投稿日:2013/09/02 (月)

レビューに偽りなし。素晴らしい復活でした。 A.ギルバート&ニューヨーク・フィルのマーラー他にも聴きたくなりなした。

茶の里 さん | 静岡県 | 不明

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例の9・11の10周年のアニヴァーサリー...

投稿日:2013/02/11 (月)

例の9・11の10周年のアニヴァーサリー・コンサートの記録。冒頭に国歌が演奏され、続いてギルバートさんによるスピーチがあります。それから「復活」が始まります。場所はリンカーンセンターのエイヴァリー・フィッシャー・ホールですが、ホール横にも大スクリーンとスピーカーそれに椅子を置いてホール内の演奏を外で視聴している人たちも多数います。画面はホール内の演奏風景と外の様子とが入り混じります。その意味で純粋なコンサートの記録ではなく、このイヴェントの記録というような造りです。主役はニューヨーク、ということでしょうかね。屋外の様子に画面が切り替わると、まさに屋外のノイズが混入する編集になっていて、これは正直いただけない気はします。音楽部分は音楽部分として常に映像内容とシンクロさせずに、独立させて欲しかったな。ま、でもそんな気になるほどではありませんから、いいでしょう。演奏はさすがに気合のこもったすばらしいもの。ニューヨークフィルはもともとハイスペックのオケですが、ここではその実力をいかんなく発揮し、悲劇の街のオケとして最高のパフォーマンスをいたしました。アップになる楽員の顔を見ますと、アジア人もホントにたくさんいて多種多様な人たちが暮らすこの大都会の縮図のようです。指揮者のギルバートさん自身も(お母さんが日本人なので)日本人そのもののお顔です。そのギルバートさん、この「復活」は得意なレパートリーらしく、まことに堂に入った表現で、大変見事であります。テンポにも無理はなく、ダイナミクスの幅は巨大で、しっかりとそしてたっぷりとこの大曲を表現しました。ソロの二人もいい歌で、特にデヤングの歌う「原光」は、ゆったり目のテンポで想いを存分に込めた、感動的な素晴らしい歌。コーラスも充実した立派な出来栄え。大フィナーレ最後のクライマックスは最高の感激をもって終了します。すばらしい。感動しました。DVDでも十分に画質は鮮明で何の不満もありません。特別なイヴェントの稀有な記録。大いにお薦めしましょう。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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