CD Import

"Sym, 2, : Boulez / Vpo Schafer De Young Etc"

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4776004
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

1995年、ウィーン・フィルを指揮して第6番から始まったブーレーズのマーラー交響曲録音の最新盤は、第2番『復活』です。
 当初は、声楽の入らない作品のみを録音する予定で、第7番(クリーヴランド管)、第5番(ウィーン・フィル)、第9番(シカゴ響)、第1番(シカゴ響)と録音されましたが、それらが「新たなマーラー像を構築した」と好評を博したため、声楽付き交響曲も第4番(クリーヴランド管)、第3番(ウィーン・フィル)と順次レコーディングされ、さらに『大地の歌』もウィーン・フィルと録音されました。
 今回の第2番『復活』は、2005年5月、ウィーンでのレコーディング。ブーレーズは『復活』第1楽章の原型である交響詩『葬礼』を以前に録音しており、その演奏が見事だっただけに、今回の『復活』録音もおおいに期待できそうです。
 ちなみに、ブーレーズが1970年に『復活』を指揮(BBC交響楽団)した際の演奏時間は以下のとおりでした。参考までに今回のものと共に掲載致します。

1970 BBC 22:00+10:15+09:48+05:25+35:20=82:48
2005 VPO 20:55+09:17+09:27+05:36+35:22=80:37

・マーラー:交響曲第2番『復活』
 クリスティーネ・シェーファー(S)
 ミシェル・デ・ヤング(M)
 ウィーン楽友協会合唱団
 合唱指揮:ヨハネス・プリンツ
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮)

 録音:2005年5,6月 ウィーン、ムジークフェラインザール[デジタル]
 4Dオーディオ・レコーディング

【Recording Information】
 Recording: Musikverein Wien (Großer Musikvereinssaal), Wien 05-06/2005
 Executive Producer: Dr. Marion Thiem
 Associate Producer: Ewald Markl
 Recording Producer: Christian Gansch
 Balance Engineer (Tonmeister): Rainer Maillard
 Recording Engineer: Wolf-Dieter Karwatky
 Recording Coordinator: Matthias Spindler

Track List   

  • 01. 第1楽章: アレグロ・マエストーソ(きわめて真面目に、厳粛な表現をこめて)
  • 02. 第2楽章: アンダンテ・モデラート(きわめて気楽に)
  • 03. 第3楽章: おだやかに流れる動きで
  • 04. 第4楽章: 〈原光〉(きわめて荘厳に、しかし簡潔に)
  • 05. 第5楽章: スケルツォのテンポで、荒々しく行進して- 「よみがえるだろう

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
14
★
★
★
★
☆
 
8
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
2
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
美しい。さすがウイーンフィルだ。その存在...

投稿日:2021/03/09 (火)

美しい。さすがウイーンフィルだ。その存在感をいかんなく示している。だから聴いていて引き込まれてしまう。声楽もピカイチだ。なおのこと美しい。求めたいのは鋭さだ。ここぞというところで、もう少しパンチを発揮して欲しかった。でも、捨てがたい魅力に満ちている。いいよ。

じじちゃん さん | 北海道 | 不明

1
★
★
★
★
★
ジンマンの全集を買うまで、私のお気に入り...

投稿日:2013/05/17 (金)

ジンマンの全集を買うまで、私のお気に入りの「復活」だった。徹底して冷静な演奏。同じ歩調で、最後の大合唱とオルガンも加えた大合奏が響き渡るクライマックスに到達するまで、長い長い坂を少しずつのぼりつめていくように演奏している。目立たないパートがしっかり聴き取れるのはシノーポリ指揮フィルハーモニアの録音以上だ。楽器の音に潤いがあるのがウィーンフィルならではで、この美点のおかげで退屈することがない。合唱もカラヤンが起用していた頃のアマチュア性をほとんど感じさせず立派に歌っている。独唱がブーレーズの盤にしては良い。特にメゾ・ソプラノ、第4、第5楽章ともに良い。

ニャンコ先生 さん | Tochigi | 不明

3
★
★
★
☆
☆
そうですねぇ、正直、感動はいたしませんで...

投稿日:2011/09/04 (日)

そうですねぇ、正直、感動はいたしませんでした。表題性やドラマ性には完全に背を向けたアプローチで、それは、まあ、予想通り。ブーレーズだからね。ただし、それならそれで、それらに代わるものや果ては乗り越えるものがなければなりますまい。そこが不満ですね。この曲を、ブーレーズが手の上でコロコロころがしている感じで、真剣な取り組み対象や打ち込む対象とはされていないような、そんな「冷やかさ」が印象としては強いであります。近頃立派な「復活」がたくさん出ているので、そういう中にこのディスクを置くと、けっこう影が薄いと思いますよ。声楽陣はすばらしい。特にデ・ヤング歌う「原光」は絶唱!!これはすばらしい。ウィーンフィルは、好調ではないな。ブルックナーの交響曲第8番のディスクもそうでしたが、ブーレーズ指揮ではこの名門オケの魅力(実力)がなんだか伝わらない。もったいないったらありゃしない。(-_-)

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

3

Symphonies Items Information

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト