LPレコード

交響曲全集 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (17枚組/180グラム重量盤レコード/BOX仕様)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC1250
組み枚数
:
17
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤

商品説明


ベルリン・フィルから空前絶後の豪華装丁版が登場!
世界限定1000セット! 17枚組LPボックス
大巨匠たちの成熟した演奏と若い世代の新鮮な演奏
ベルリン・フィルと8人の指揮者による マーラーの音楽世界、発見の旅 ハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガン、 ペトレンコ、ラトル、ハイティンク、アバド


★ベルリン・フィル・レコーディングスは、これまでリリースした商品でも他にはない美麗パッケージで注目を集めていますが、今回のマーラーLPボックスは別格 の豪華さと美しさといえるでしょう。カバーアートはCD+BDボックスと同様に、アメリカ出身の画家、彫刻家、映画監督として活躍するロバート・ロンゴの『 Untitled(small earth)』を使用。ロバート・ロンゴは、写真を精巧に模写した、木炭やグラファイトを用いたドローイングによる絵画で注目されているアーティ ストです。LPスリーブを17枚パズルのように組み合わせると一枚の大きな地球が出来上がり、商品自体がひとつのアート作品のようです。
★マーラーの交響曲は、今や世界のオーケストラの最も重要なレパートリーのひとつといえるでしょう。ベルリン・フィルにおけるマーラー演奏の伝統は、1895 年にマーラー自身が交響曲第 2 番を初演した1890 年代まで遡ります。その後、オットー・クレンペラー、ブルーノ・ワルター、サー・ジョン・バルビローリ、ラファ エル・クーベリック、レナード・バーンスタイン、ベルナルド・ハイティンクと数々のマーラー指揮者が客演指揮者としてベルリン・フィルと演奏してきました。 そして、ベルリン・フィルの主要レパートリーとしての定着までの軌跡は、歴代の首席指揮者をみれば一目瞭然です。アルトゥール・ニキシュは、早くからマーラー に関心を持っていましたし、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーはかなり距離を置いていました。そして 1970 年代以降ヘルベルト・フォン・カラヤンはマーラーの 作品に力を入れていきます。ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤンまでは、演奏されるのはマーラーの一部の作品に限定されていましたが、カラヤン以降、ク ラウディオ・アバド、サー・サイモン・ラトル、そしてキリル・ペトレンコは、交響曲全曲がレパートリーとして組み込まれていきます。
当エディションには、完成した 9 つの交響曲と未完の第 10 番第 1楽章を、過去 10 年間の演奏から選んでいます。現在の首席指揮者ペトレンコと前任者である アバドとラトルの演奏、そして客演指揮者で構成されています。中でも、キリル・ペトレンコの第 6 番は、2020 年 1月の演奏で、新型コロナウィルス感染拡大 直前の演奏会であり、非常にアクチュアルな演奏会でありました。ペトレンコは、高い視点と広い視野に基づいた独特の知性とエモーションで作品を築き上げて います。

◆レコード芸術 2021年 4 月号 特選盤

180 g重量盤
商品サイズ:33.5 x 32.5 x 11.2 cm
世界限定 1000 セット
輸入盤・日本語解説付
初回特典
・2025 年特製カレンダー(ポストカードサイズ)
・上記全曲のハイレゾ音源(24bit/48kHz)のダウンロードURL、パスワード封入。
・デジタル・コンサートホール ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コード封入。

LP1
交響曲第 1 番 55:22
 ダニエル・ハーディング(指揮)
 録音:2019 年 3月29日

LP2/3
交響曲第 2 番『復活』 87:09
 アンドリス・ネルソンス(指揮)
 ルーシー・クロウ(ソプラノ)  ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾソプラノ)
 中部ドイツ放送合唱団(合唱)
 リスト・ヨースト(合唱指揮)
 録音:2018 年 12月15日

LP4/5
交響曲第 3 番 99:16
 グスターボ・ドゥダメル(指揮)
 ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾソプラノ)
 カイ=ウーヴェ・イールカ(合唱指揮)
 ベルリン国立大聖堂少年合唱団
 ベルリン放送合唱団女声団員
 トビアス・レープナー(合唱指揮)
 録音:2014 年 6月13日

LP6
交響曲第 4 番 58:41
 ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
 クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)
 録音:2014 年 3月22日

LP7/8
交響曲第 5 番 70:27
 グスターボ・ドゥダメル(指揮)
 録音:2018 年 10月27日

LP9/10
交響曲第 6 番 77:22
 キリル・ペトレンコ(指揮)
 録音:2020 年 1月25日

LP11/12
交響曲第 7 番 76:06
 サー・サイモン・ラトル(指揮)
 録音:2016 年 8月26日

LP13/14
交響曲第 8 番 78:12
 サー・サイモン・ラトル(指揮)
 エリカ・ズンネガルド(ソプラノ)
 スーザン・ブーロック(ソプラノ)
 アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
 リッリ・パーシキヴィ(アルト)
 ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)
 ヨハン・ボータ(テノール)
 デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)
 ジョン・レリエ(バス)
 中部ドイツ放送合唱団
 ハワード・アーマン(合唱指揮)
 ベルリン国立大聖堂少年合唱団
 ベルリン放送合唱団
 サイモン・ハルシー(合唱指揮)
 録音:2011 年 9月18日

LP15/16
交響曲第9番 89:38
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)
 録音:2017 年 12月3日

LP17 A
交響曲第 10 番より<アダージョ> 25:07
 クラウディオ・アバド(指揮)
 録音:2011 年 5月18日

(メーカーインフォメーションより)

※限定盤のためご予約をキャンセルさせて頂く場合がございます。予めご了承ください。

総合評価

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2011年以降の最近の演奏からのセレクション...

投稿日:2024/02/25 (日)

2011年以降の最近の演奏からのセレクションなので、この組み合わせにほぼ納得ですが、10番と同じ日(2011年5月18日のマーラー没後100年記念演奏会)に演奏されたアバドの大地の歌が収録されていないのは不思議ですね。僕はNHKBSでの放送をブルーレイ録画してますが、アンネゾフィーフォンオッターによる終曲が素晴らしいと思います。

トム さん | 東京都 | 不明

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まさに、ベルリン・フィルが主役のマーラー...

投稿日:2021/07/16 (金)

まさに、ベルリン・フィルが主役のマーラー全集。買って満足のセット。一見、高価ではあるものの、ベルリン・フィルの演奏会のチケットと比べれば安いもの。しかも対象がマーラーだけに、その基本性能の高さに惚れ惚れしました。 個人的な趣味としては、ラトルがベルリン・フィルと築き上げたブラームスやシベリウスのように、常任指揮者との練り込まれた一貫性のある全集の方が好ましいと思いますが、これから更に輝く指揮者達との貴重なポートレートとしても楽しむことが出来ました。

R35sT さん | 熊本県 | 不明

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やっと全曲聴き終えました。DCHでもお馴染...

投稿日:2021/07/11 (日)

やっと全曲聴き終えました。DCHでもお馴染みの演奏ばかり。既に村井氏はじめ諸氏が述べられている通り、他の選択肢も十分考えられるわけですが、世界に冠たるBPOが今、世に問うマーラーという点で高く評価できます。いちばんの注目は何と言ってもペトレンコの6番。常任指揮者投票直前のコンサートキャンセルを思い出しました。代役ハーディングも切れ味鋭い名演でしたが、ここでのペトレンコの解釈は、既存の誰とも異なるまさに21世紀のマーラー像。今後、ロト、クルレンツィス、マケラが同様の流れを作っていくのでは。誤解を恐れず言えば、バルビローリとカルロス・クライバーの音楽性が化学反応を起こした感があります。ネルソンスの復活は遅めのテンポを基本とするも全曲に渡り緊張感溢れる演奏で、第一楽章の低弦の出だしから、フィナーレのコーダまで一気に聴き入ってしまう名演。バーミンガム来日の折にも振っていた定評のあるラトルの7番はここでも快演。BPOのトップ奏者達の名技も光ります。安全運転的な印象を受けるドゥダメルやネゼ=セガンも、実は贅沢な注文。ハイティンクの9番は何種類目になるのだろうか。遅いテンポにも関わらず惹きつけられてしまいます。大地の歌がないのは何故?珍しく譜面を見ていたアバドの大地の歌をアルバムに残して欲しかったのと、10番はハーディングで全曲聴きたかったですね。また10年もすれば、BPOマーラー全集part2が出ることを期待しつつ、今日はこの辺で。

白文鳥 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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