CD 輸入盤

交響曲全集 クーベリック&バイエルン放送響(10CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4637382
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

クーベリック/マーラー:交響曲全集(10CD)

クーベリックの代表的な名盤として知られるボックス・セット。マーラーの複雑膨大な作品が孕むさまざまな要素をことごとく抽出しながらも、決して感情過多や音響過多に陥ることの無いこれらの優れた演奏の背景には、クーベリックが、マーラーと同じくボヘミアの出身であること、バイエルン放送交響楽団の所在地であるミュンヘンが地理的にチェコに近く、ボヘミア的な要素の表現にも適性があったことが関係しているのではないでしょうか。
 実際これらの演奏では、マーラー作品でよく聴かれる民謡風な旋律や民俗的な舞曲のリズムが実に魅力的であり、深刻な部分や大音量の部分も、そうしたディテール情報の蓄積・展開・再構築といったプロセス抜きには説得力を獲得することが難しいということを強く印象付けてくれます。
 ヴァイオリンとピアノの演奏に長け、また、作曲を通じてもさまざまな楽器の特性を知り抜いていたクーベリックだけに、ここでもオーケストレーションへの配慮が実に高水準で、クレズマー・ミュージックや農村の草いきれを連想させるような素朴な質感から、新ウィーン楽派の到来を予告するような場面での鋭利な質感にいたるまで、巧みに描きわけられています。
 ヴァイオリンを両翼に配した楽器配置も効果的です。セッション録音で楽器間のパースペクティヴが適切なこともあって、各楽器の「歌」がより際立つことに繋がっています。
 旋律表現をとても大事にしたクーベリックの演奏で聴くと、マーラーがなぜ交響曲と歌曲ばかり書いたのか何となくわかるような気がしてきます。それくらい、ここでの抒情的な美しさをたたえた表現は素晴らしく、なにげない旋律に込められた憧れや喜び、恋愛感情、失意といった要素が、名歌手が言葉に気持ちを込めて歌うかのように表されているのです(そういえば交響曲のような歌曲のような作品、『大地の歌』でのクーベリックのアプローチは、まさに歌詞にもこだわった濃やかなものでした)。

・交響曲第1番ニ長調『巨人』
・交響曲第2番ハ短調『復活』
・交響曲第3番ニ短調
・交響曲第4番ト長調
・交響曲第5番嬰ハ短調
・交響曲第6番イ短調『悲劇的』
・交響曲第7番ホ短調『夜の歌』
・交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
・交響曲第9番ニ長調
・交響曲第10番嬰ヘ短調〜アダージョ

 バイエルン放送交響楽団、他
 ラファエル・クーベリック(指揮)

 1967-71年、ミュンヘン、ヘルクレスザールにおけるステレオ録音

収録曲   

ディスク   1

Gustav Mahler: Symphony No. 1 "Titan"[49:34]<br>Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Rafael Kubelik

  • 01. 1. Langsam. Schleppend [14:28]
  • 02. 2. Kr&auml;ftig bewegt [06:54]
  • 03. 3. Feierlich und gemessen, ohne zu schleppen [10:36]
  • 04. 4. St&uuml;rmisch bewegt [17:36]

ディスク   2

Gustav Mahler: Symphony No. 2 "Resurrection"[1:15:58]<br>Rafael Kubelik, Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Norma Procter, Edith Mathis, Bavarian Radio Chorus, Wolfgang Schubert, Otto Freudenthal

  • 01. 1. Allegro maestoso. Mit durchaus ernstem und feierlichem Ausdruck [19:18]
  • 02. 2. Andante moderato. Sehr gem&auml;chlich [10:34]
  • 03. 3. Scherzo: In ruhig fliessender Bewegung [10:07]
  • 04. 4. "Urlicht". Sehr feierlich, aber schlicht "O R&ouml;schen rot!" [04:55]
  • 05. 5a. Im Tempo des Scherzos. Wild herausfahrend - [12:07]
  • 06. 5d. "Aufersteh'n, ja aufersteh'n wirst du" (Langsam. Misterioso) - Text after F.G. Klopstock: "Auferstehung" [18:57]

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総合評価

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リマスターの表記はブックレットにはなかっ...

投稿日:2019/01/28 (月)

リマスターの表記はブックレットにはなかったけど、あれあれ、他の方も言われるとおり、生々しい音がするぞ。しかも、CDの方で。むかしの印象は、とことん地味!それがよかった。でも、今回のCD、クーベリックの虚飾のないアプローチはそのままに、音がいろんなところから飛び出して来る印象!もちろん、楽器配置が明確になっているという点で。自分の耳が単に変わってしまったのかもしれないが、オーディオ的にもおもしろい録音となった。

naoko さん | 鳥取県 | 不明

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 ようやく全集のハイレゾ版が出たので、思...

投稿日:2018/12/08 (土)

 ようやく全集のハイレゾ版が出たので、思わず買っちゃいました。でも、BDだけでよいのにな…なんて思ってしまいますね。でも、昔のLPジャケットと同じ紙ジャケットにCDが入ってるのは、ちょっと郷愁をそそるというか、感慨深いものがありますが。私事で恐縮ですが、まだお金のなかった学生の頃、バーンスタインやショルティのLPは高かったので、クーベリック先生にはお世話になりっ放しでした。なんと言っても、安かったのでね。でも、そのお陰でマーラーのことが嫌いにならずに済みました。なんだか良く判らないけど、国内の廉価盤のクーベリックやセル、ホーレンシュタイン、遅れて出たノイマン、外盤のベイヌム、アブラヴァネルなどの方がよほどお財布に優しいし、良い演奏だと思ってましたから。どの演奏も独りよがりじゃないところが共通してます。私にとってはこの全集中での白眉は8番です。大編成にも関わらず大仰でなく、大らかなところが曲想に一致していますし、なにより第2部、浮遊せる聖母の登場の場面は、他のどんな演奏も敵わないと思います(私にとって…ですが)。後年のライブ演奏でもいいのですが、今回のBDで、やはりこっちだな…と思いました。我が家に到着して、やはり真っ先に聴いてしまいましたね。今までのCDに比べると、音質は向上していて、妙に生々しく感じます。(シングルレイヤー版は未聴だけど…)まあ、私みたいなノスタルジーを感じる人向けの企画なんでしょうけど。

ぴたすみん さん | 大阪府 | 不明

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これは素晴らしい!元々1曲の構想だった3...

投稿日:2018/12/07 (金)

これは素晴らしい!元々1曲の構想だった3番と4番が1枚で続けて聴けないかと願っていたが、まさか、全曲が1枚で聴けるとは大感謝です。ショルティやバーンスタインだけでは補完できない、素朴なボヘミアの香りが聴ける唯一の盤として、今後も同様な演奏が現れないと考えられるだけにその存在価値は大きいです。ただ、録音自体はHifi志向ではなく大太鼓もしょぼくオーディオ的快感は求められません。ブルーレイの音は、テープヒスがやや目立ちますが、楽器の質感やホール一杯に拡がる音場感が自然でより音楽に深く浸れます。9番の最期に音が消える瞬間など息を呑むほど美しいです。CDの方は、聞かなくてもオリジナルのクリムトジャケットを飾って置くだけでも楽しいです。不満を言うと、CDの3番がレコードと同様に5楽章の次に盤面を代えないといけないのと、ディースカウとの「さすらう若人の歌」が入っていないことでしょう。

ビアだる太郎 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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