CD 輸入盤

交響曲全集、第10番(クック版)、大地の歌、歌曲集 ミヒャエル・ギーレン&南西ドイツ放送交響楽団(ミヒャエル・ギーレン・エディション第6集)(17CD+DVD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SWR19042CD
組み枚数
:
17
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
DVD付き,輸入盤

商品説明


ミヒャエル・ギーレン・エディション 第6集
マーラー:交響曲全集、歌曲集(17CD+DVD)


2017年7月20日に生誕90年を迎えたドレスデン生まれの指揮者、ミヒャエル・ギーレンの集大成BOXの第6集。冷徹、完璧と称されるギーレンの特徴が最も味わえるのは、なんといってもマーラーの交響曲でしょう。複雑なスコアを隅々まで見通し、鮮烈な響きの音楽として聴かせる手腕は他の指揮者の追随を許しません。とりわけ交響曲第7番はギーレンの十八番。この1993年の録音は、第3楽章のスケルツォをはさむ「2つの夜の音楽」でのコントラストが聴きもの。興奮に満ちた音楽が展開されていきます。
 ギーレンによるマーラーの交響曲は、最初に1曲ずつ分配で発売され、その後、1988年から2003年までの録音がBOX化されていますが、今回の新装BOXには、2004年以降の録音も含まれた完全盤。また歌曲集には『さすらう若人の歌』と『リュッケルトの詩による5つの歌』の初出音源も含みます。
 そしてこのBOXで初めてお目見えするのは、2003年収録の交響曲第9番の映像です。この演奏はギーレンにとっても快心の出来であり、彼が尊敬していたクレンペラーに捧げたもの。この演奏会にはクレンペラーの娘ロッテも招待されていましたが、病床にあった彼女は出席することができず、奇しくもコンサートの翌日にこの世を去ってしまいました。ブックレットにはこれらのエピソードも収録されるなど(英語、ドイツ語)、ギーレン・ファンにとって必携のBOXとなっています。(輸入元情報)(写真(c) Wolfram Lamparter)


【収録情報】
マーラー:交響曲全集、歌曲集


Disc1-2
● 交響曲第1番ニ長調『巨人』


 録音時期:2002年6月11-13日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

● 交響曲第2番ハ短調『復活』

 コルネリア・カリッシュ(アルト)
 ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)
 ヨーロッパ合唱アカデミー(合唱指揮:ヨスハルト・ダウス)
 録音時期:1996年6月3-7日B
 録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ

Disc3-4
● 交響曲第3番ニ短調


 コルネリア・カリッシュ(アルト)
 フランク・プルチーニ(ポストホルン)
 ヨーロッパ合唱アカデミー
 フライブルグ大聖堂少年合唱団
 録音時期:1997年2月1日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

Disc5
● 交響曲第4番ト長調


 クリスティーネ・ウィトルジー(ソプラノ)
 ヴォルフガンク・ホック(ソロ・ヴァイオリン)
 録音時期:1988年2月23-26日
 録音場所:カールスルーエ、ブラームスザール

Disc6
● 交響曲第5番嬰ハ短調


 録音時期:2003年12月9-10日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

Disc7-8
● 交響曲第6番イ短調『悲劇的』


 録音時期:1999年9月7-10日
 録音場所:バーデン=バーデン、フェストシュピールハウス

Disc9
● 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』


 録音時期:1993年4月19-23日
 録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ

Disc10-11
● 交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』


 アレッサンドラ・マーク(ソプラノ)
 マーガレット・ジェーン・レイ(ソプラノ)
 クリスティアーネ・ベージガー(ソプラノ)
 ダグマル・ペツコヴァー(アルト)
 ユージェニー・グルーンウォルト(コントラルト)
 グレン・ウインズレイド(テノール)
 アンソニー・マイケルズ=ムーア(バリトン)
 ペーター・リカ(バス)
 アウレリウス少年合唱団
 ヨーロッパ合唱アカデミー
 録音時期:1998年12月8-18日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

Disc12-13
● 交響曲第9番ニ長調


 録音時期:2003年6月30日〜7月4日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

● 交響曲第10番〜第1楽章アダージョ(エルヴィン・ラッツ校訂マーラー協会版)

 録音時期:1989年11月16,17日
 録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ

Disc14
● 交響曲第10番嬰ヘ長調(デリック・クックによる補筆完成版)


 録音時期:2005年3月17-19日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

Disc15
● 歌曲集『さすらう若者の歌』
…初出録音

 ペーテル・マッテイ(バリトン)
 録音時期:2014年1月24日
 録音場所:コブレンツ、ライン・モーゼル・ハレ

● 歌曲集『亡き子をしのぶ歌』

 コルネリア・カリッシュ(アルト)
 録音時期:1998年6月25,26日
 録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ

● リュッケルトの詩による5つの歌…初出録音

 エリザベス・クルマン(メゾ・ソプラノ)
 録音時期:2012年5月21-24日
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス

Disc16
● 歌曲集『子供の不思議な角笛』全曲


1.『番兵の夜の歌』
 クリスティアーネ・イヴェン(ソプラノ)
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

2.『この歌を作ったのは誰だろう?』
 クリスティアーネ・イヴェン(ソプラノ)

3.『魚に説教するパドヴァの聖アントニウス』
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

4.『塔の中の囚人の歌』
 クリスティアーネ・イヴェン(ソプラノ)
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

5.『ラインの伝説』
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

6.『高い知性への賛美』
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

7.『不幸なときの慰め』
 クリスティアーネ・イヴェン(ソプラノ)
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

8.『この世の生活』
 クリスティアーネ・イヴェン(ソプラノ)

9.『少年鼓手』
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

10.『花の章』(1887)

11.『美しいトランペットが鳴り響くところ』
 クリスティアーネ・イヴェン(ソプラノ)
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

12.『天上の生活』
 クリスティアーネ・イヴェン(ソプラノ)

13.『無駄な骨折り』
 クリスティアーネ・イヴェン(ソプラノ)
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

14.『死んだ鼓手』
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)

15.『原光』
 クリスティアーネ・イヴェン(ソプラノ)

 録音時期:2009年1月25-29日(3,5,6,9,10,14)、2011年3月22-28日(1,2,4,7,8,11,12,13,15)
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス&カナリア、オーディトリオ・アルフレード・クラウス

Disc17
● 大地の歌

1. 第1楽章:大地の哀愁に寄せる酒の歌
2. 第2楽章:秋に寂しき者
3. 第3楽章:青春について
4. 第4楽章:美について
5. 第5楽章:春に酔える者
6. 第6楽章:告別

 コルネリア・カリッシュ(メゾ・ソプラノ)
 ジークフリート・イェルザレム(テノール)

 録音時期:1992年9月(1,3,5)、2001年11月(2,4,6)
 録音場所:バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ(1,3,5) フライブルク、コンツェルトハウス(2,4,6)

DVD…初出映像
● 交響曲第9番ニ長調

 収録時期:2003年6月30日
 収録場所:フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)

 バーデン=バーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

ユーザーレビュー

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すっきりとした見通しの良い演奏だと思う。...

投稿日:2021/10/12 (火)

すっきりとした見通しの良い演奏だと思う。録音も良く、オーケストラの拡がりが自然に捉えられている。テンポと強弱を大きく変化させてこぶしを効かせるバーンスタインとは対極にあるものだ。ギーレンの演奏は全体も細部もよく分かる。どちらの演奏が良いと思うかは、その日の気分による。マーラーは色々な演奏でそれなりに面白く、また下手くそなオーケストラでも面白く聞けてしまう、不思議なところがある。

Dinkelbrot さん | 群馬県 | 不明

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ギーレンは、本当に通好みのマニアックで地...

投稿日:2021/02/28 (日)

ギーレンは、本当に通好みのマニアックで地味な存在かもしれないが、現代のマニアックなレパートリーはもちろん、このマーラーやベートーベンも素晴らしいので、もっと広く知られていないのは、本当にもったいないと痛感します。

pyon さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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