SACD

マーラー:交響曲第6番 『悲劇的』 マルティン・ジークハルト&アーネム・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00172
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

深い伝統に裏打ちされたマーラー演奏の神髄!
ジークハルト&アーネム・フィルの『悲劇的』
EXTONよりハイブリッドSACDでのリリース!

オランダの東部地区ヘルダーランドを代表するオーケストラ、アーネム・フィルは1889年創立以来100年以上の歴史を誇る名門オーケストラで、オランダで最初にマーラーを演奏したオーケストラというエピソードを持っています。
 そのアーネム・フィルが現在の首席指揮者でウィーンに生まれ育った指揮者ジークハルトとともにおくる『悲劇的』。作品の内に潜む声を浪々と歌い上げた熱演です。
 同コンビと言えば、昨年12月にシューベルトの『未完成』と『グレイト』を国内盤として初でもあるEXTONデビュー盤をリリース。
 なによりシューベルトのあふれるばかりのメロディーを存分に歌いこむ、心を尽くした演奏で多くの聴衆を魅了しました。特にクリアな好録音で多くの専門誌において優秀録音を総なめにした実績があります。
 今回はさらに生演奏の臨場感がほとばしるEXTONの最高音質録音がさらにパワーアップしたDSDマルチ・レコーディングでの鮮烈な録音です。破滅的なハンマーの打撃音は、同曲録音史に残る金字塔といえる強烈さとのことです。
 このアルバムには、通常CDのステレオ音声のほか、SACDステレオ音声、SACDマルチチャンネル音声という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。

マーラー:交響曲第6番『悲劇的』
 アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
 マルティン・ジークハルト(指揮)

 録音:2003年12月19、21-23日、DSDレコーディング
場所:ナイメーヘン、コンセルトヘボウ・デ・フェレエーニヒング

総合評価

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レコ芸特選。これほど鳴り切ったマーラーも...

投稿日:2011/02/27 (日)

レコ芸特選。これほど鳴り切ったマーラーも滅多にない。たぶんナマではこうはいかないと思う。EXTONの録音が優秀ということだ。評判のよいMTTのSFS盤は、それほどよくなかった。録音も演奏もジークハルトのほうが上。「予想したほど盛り上がりません。」というのは全く理解できない。SACDでなくとも、凄い演奏に聴こえるが・・・。ミニコンポで聴いているのだろう。

ushio さん | 東京都 | 不明

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物凄く機能的なオケという感じはないのです...

投稿日:2010/12/21 (火)

物凄く機能的なオケという感じはないのですが、十分な技量をもったオケで、ヨーロッパの層の厚さはやはりさすがです。薄味ということもなく、適度な重量感を伴った、着実な演奏だと思います。特に最終楽章はおよそ34分かけていますが、かなり大見えを切るようなところもあり、聞きごたえがあります。アンダンテは非常に美しい。第一楽章も25分かけてますが、なぜかダレない。さらに、スケルツォも軽くなっておらず、これも理想的。録音が各パートをしっかり捉えており、複雑且つ錯綜とした中でも、弦の内声が埋没することがない。しかし、この録音は素晴らしい。低弦も引き締まっている。かなり遅いテンポなのに、肥大感がなく、且つスケールもあるというなかなかの演奏です。個人的には、この曲のベスト10に入れたい録音です。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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第1楽章からじっくりと悠々としたテンポで...

投稿日:2006/11/26 (日)

第1楽章からじっくりと悠々としたテンポで演奏されたマーラーだ。奇を狙ったところはなく、オーケストラの内声部までしっかりと弾かせている。 第2楽章も同様だ。 第3楽章アンダンテはアーネム・フィルの深くコクのある弦楽器を堪能できる。とにかく美しい! 第4楽章でもいわゆる分裂したマーラー演奏とは異なるが、木管、金管のレベルも高く、非常に密度の高い演奏を展開している。録音も超優秀であり、この名演を余すところなく聴き手に伝えてくれる。

♭hide さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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