CD 輸入盤

マーラー:交響曲第4番、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(室内アンサンブル版) セルデン&マーティンゲール・アンサンブル、ブレイウィック

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MS1373
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー交響曲第4番(室内版)
エルヴィン・シュタイン編曲
アレクサンダー・プラット再構成版
組み合わせは『牧神』の室内版!


ウィーンの保守的かつ攻撃的な批評家や聴衆に対抗するため、新ウィーン楽派の面々が1918年に設立した「私的演奏協会」は、芸術上のピュアな環境を求めた結果としての活動でしたが、演奏会での数々の制約があったため、“編曲”という産物を数多く生み出したことでも知られています。
 シェーンベルク自身のほか、彼の仲間や弟子たちと共に3年に渡って運営されていたこの協会では、ブルックナーやヨハン・シュトラウスなどの興味深い作品の編曲が演奏されており、中にはマーラーの作品も含まれていました。
 『大地の歌』編曲版と並んで人気のある交響曲第4番の編曲版は、作曲家エルヴィン・シュタインによるものです。彼は後年ロンドンにわたり、ブージー&ホークス社と契約、顧問のような形で活動していたらしく、ブリテンの才能に着眼し、彼を世に出す上で重要な役割を果たしたともいいます。
 このシュタイン版のマーラー交響曲第4番のスコアは失われてしまいましたが、ブリテン=ピアーズ財団が楽器の使用法をメモした原譜スコアから復元を依頼し、演奏可能な状態になったものがこれまでレコーディングに使われてきました。
 今回登場するCDでは、この再構成の作業をアメリカの若手指揮者アレグザンダー・プラットが新たにおこなったものということなので、これまでとは大なり小なり違った響きが聴けるものと思われます。(HMV)

【収録情報】
1. マーラー:交響曲第4番(室内アンサンブル版 1921年エルヴィン・シュタインによる/アレグザンダー・プラット再構成)
2. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(室内アンサンブル版 1920年ベンノ・ザックスによる)

 ディアンナ・ブレイウィック(ソプラノ:1)
 マーティンゲール・アンサンブル
 ケン・セルデン(指揮)

 録音時期:2011年1月
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Gustav Mahler: Symphony No. 4 in G (Arr: E. Stein) I. Bedchtig. Nicht Eilen
  • 02. Gustav Mahler: Symphony No. 4 in G (Arr: E. Stein) II. in Gemchlicher Bewegung. Ohne Hast
  • 03. Gustav Mahler: Symphony No. 4 in G (Arr: E. Stein) III. Ruhevoll (Poco Adagio)
  • 04. Gustav Mahler: Symphony No. 4 in G (Arr: E. Stein) IV. Sehr Behaglich
  • 05. Claude Debussy: Prelude to the Afternoon of a Faun (Arr: Benno Sachs)

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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