CD 輸入盤

さすらう若人の歌、リュッケルト歌曲集、亡き子を偲ぶ歌、子供の不思議な角笛より フィッシャー=ディースカウ、クーベリック、ベーム、エンゲル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4779375
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

DGオリジナルス
フィッシャー=ディースカウ/マーラー:歌曲集


失恋した若者の悲しみと絶望が描かれた『さすらう若人の歌』。『最後の7つの歌』として出版され、後に同じ詩人の曲をまとめた『リュッケルトの詩による歌曲』。子供の死に対峙する父親の心境が簡潔な書法と凝縮された表現力で綴られた『亡き子を偲ぶ歌』。マーラーの管弦楽伴奏による3つの歌曲集を、20世紀最高の名歌手と讃えられるフィッシャー=ディースカウが、クーベリックとベームの好サポートを得て歌ったアルバムです。

【収録情報】
・マーラー:さすらう若人の歌

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 バイエルン放送交響楽団
 ラファエル・クーベリック(指揮)

 録音時期:1968年12月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)

・マーラー:リュッケルトの詩による歌曲
・マーラー:亡き子を偲ぶ歌

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1963年4月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)

・マーラー:ドン・ファンの幻想
・マーラー:『子供の不思議な角笛』より「夏の歌い手交替」
・マーラー:『子供の不思議な角笛』より「うぬぼれ」
・マーラー:『子供の不思議な角笛』より「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」
・マーラー:『子供の不思議な角笛』より「シュトラスブルクの砦で」

 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 カール・エンゲル(ピアノ)

 録音時期:1959年6月
 録音場所:ベルリン
 録音方式:ステレオ(セッション)

 OIBPリマスタリング

収録曲   

  • 01. Mahler: Lieder eines fahrenden Gesellen: I. Wenn mein Schatz Hochzeit macht [03:57]II. Ging heut' morgen ubers Feld [04:03]
  • 02. III. Ich hab' ein gluhend Messer [03:16]
  • 03. IV. Die zwei blauen Augen von meinem Schatz [05:08]
  • 04. Kindertotenlieder: I. Nun will die Sonn' so hell aufgeh'n [05:32]
  • 05. II. Nun seh' ich wohl, warum so dunkle Flammen [04:49]
  • 06. III. Wenn dein Mutterlein [04:31]
  • 07. IV. Oft denk' ich, sie sind nur ausgegangen [03:22]
  • 08. V. In diesem Wetter [06:38]
  • 09. Ruckert-Lieder: I. Um Mitternacht [06:25]
  • 10. II. Ich atmet' einen linden Duft [03:08]
  • 11. III. Blicke mir nicht in die Lieder [01:39]
  • 12. IV. Ich bin der Welt abhanden gekommen [06:58]
  • 13. Phantasie (aus "Don Juan" von Tirso de Molina) [02:15]
  • 14. Songs from "Des Knaben Wunderhorn" : I. Ablosung im Sommer "Kuckuck hat sich zu Tode gefallen" [01:43]
  • 15. II. Selbstgefuhl "Ich weiss nicht, wie mir ist" [02:04]
  • 16. III. Des Antonius von Padua Fischpredigt [04:39]
  • 17. IV. Zu Strasburg auf der Schanz "Zu Strasburg auf der Schanz', da ging mein Trauern an" [04:04]

ユーザーレビュー

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クーベリックとの「若人」については今さら述べ...

投稿日:2011/07/03 (日)

クーベリックとの「若人」については今さら述べることもない。フルトヴェングラーとの共演盤ともども長く歴史に残ることだろう。「亡き子」「リュッケルト」はベーム指揮というのが目を引く。往時はマーラーらしくないとの評も少なくなかった当演奏、確かに瑞々しさはあるが、情念、ファンタジーを膨らますようにはベームは指揮しない。一言で言えば、流動性は控えめで、言葉が明確に聞こえる(「句読点」が留意されている)演奏と言える(ディースカウも、クーベリックのもとでの歌唱と-曲も違うが-スタンスが少々異なって聞こえる)。この録音に先立ち63夏、ザルツブルクでこの組み合わせによる「亡き子」の演奏会が行われており、ディースカウは自叙伝「追憶(Nachklang)」(メタモル出版、1998)の中で、次のように語っている。「マーラーが思い描いた通りに正確に歌おうとすると・・・歌節ごとに微妙に異なる繰り返しを区別しなくてはならなかった。このリートチクルスは自殺思考の山だが、幸運なことに目標は達成できた。BPOは繊細な演奏をしてあらゆる難題もこなした。ベームは卓越した演奏を聞かせ、格の違いを見せつけた。すでにゲネプロで私は涙ぐんでしまった。」(P165〜166、一部略)。ベームは歌曲伴奏は行っていて〔ルートヴィヒとのザツルブルクライブが2種(「若人」69年VPO、「亡き子」72年SKD)OrfeoからCD化されている〕、更に「大地の歌」の南米初演者(51年、ブエノスアイレス)でもあるのだが「歌無し」の交響曲については、ライブ音源も、自叙伝等での記述も見当たらない。フォルム(構造)を作ることこそ芸術の要と考えていたベームにとり、マーラーの交響曲の「フォルム」は相容れなかったと考えるほうが自然な気がしないではないのだが。スッキリマーラー、あるいは楽譜中心のマーラーが隆盛の現在、このディースカウ&ベームのマーラー演奏をどう聴くか、これも本盤を聴く大きな楽しみと言えるだろう。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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