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【中古:盤質AB】 Sym.1: 小林研一郎 / Hungarian State.so

マーラー(1860-1911)

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AB
特記事項
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帯なし
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ケースすれ大
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基本情報

ジャンル
カタログNo
PCCL00168
レーベル
日本
フォーマット
CD

収録曲   

  • 01. 巨人*交響曲第1番ニ長調

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小林研一郎さん(以下敬称略)にとってマーラ...

投稿日:2011/12/19 (月)

小林研一郎さん(以下敬称略)にとってマーラーは重要なレパートリーの一つになっておりマーラー交響曲の起伏ある世界を激しく表現展開するのに彼の芸風が比較的マッチしてというのが自他共に認める処ではありましょう。本盤はマーラーの若々しい青春の奔流を描いた交響曲第1番「巨人」を小林が録って今残っている最初の演奏で1992年彼が52歳の時ハンガリー国立SOを振っての日本でのライブ(演奏タイム@16’17A8’41B11’33C22’00)でタイム的には後年の1998年チェコPO(同@15’27A8’12B10’35C19’59)、2005年日本PSO(同@13’24A8’21B10’43C21’10)を振った録音盤より長めになっておりそれはライブにも拘わらず?実に緻密・丁寧な曲運びにも因っているからだと思われます。全体ライブなのにあのコバケン節が余り発せられず叫び・唸りが聞かれず時折楽員の楽器準備構えの物音が入っている事でライブと気づかされる有様。第1楽章で管のパッセージつなぎの旋律が浮き立つ位丁寧によく歌い〆はテンポアップして効果を得ます。第2楽章はティンパニーの拍子取りが特徴的です。中間部で見せる表情付けも面白いですね。〆は第1楽章同様スピードアップします。第3楽章、スタートの少し溜めながらの弦行進に鋭い管が叫びの楔を打って行きます。いよいよ最終楽章は出だしはマァマァ、ただもう少し押しの強さというか破綻的要素が欲しい処で先述の丁寧さが「勢い」を軽減してしまっている様です。それに時折入る「間」がじれったくそれが説得力不足に繋がって感ぜられたのが正直な処です。本盤では最後の拍手もカットされているので小林演奏効果が入っていないのも物足りないのかもしれません。ただ当時の彼の演奏意図は充分察せられる盤かと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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