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【中古:盤質AB】 交響曲第6番 ルイージ&ウィーン交響楽団(2011)(2CD)

マーラー(1860-1911)

中古情報

新品ジャケット
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:
AB
特記事項
:
2枚組み,DIGIPAK
:
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基本情報

ジャンル
カタログNo
WS003
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

マーラー交響曲第6番
ルイージ&ウィーン交響楽団


ファビオ・ルイージはマーラーを特に好んで指揮しており、実演のほか、レコーディングにも積極的に取り組んでいます。交響曲第6番は1998年にMDR交響楽団と録音していたので、今回が2度目ということになります。録音会場がウィーンのムジークフェラインということで、音響面でも期待の大きいアルバムです。

【ルイージ】
ファビオ・ルイージは、1959年ジェノヴァ生まれのイタリアの指揮者で、現在、ウィーン交響楽団首席指揮者と、チューリヒ歌劇場音楽総監督、メトロポリタン歌劇場首席指揮者を務めています。それ以前は、ザクセン州立歌劇場及びシュターツカペレ・ドレスデン、MDR交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の各首席指揮者を歴任するというキャリアの持ち主で、オペラにもコンサートにも強く、すでにその評価には高いものがあります。

【ルイージのマーラー】
今回のウィーン交響楽団とのシリーズ以外でよく知られているのは、クヴェルシュタント・レーベルのライプツィヒ放送響とのシリーズで、交響曲第2・4・5・6番・大地の歌を録音しており、特に第4番の個性的な名演が高く評価されていました。
 また、ORFレーベルには、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団との第2番を録音していたほか、映像作品では、ユーロアーツ・レーベルからシュターツカペレ・ドレスデンを指揮した第1番のDVDがリリースされてもいました。

【ルイージとウィーン交響楽団】
2005年から首席指揮者の地位にあるウィーン交響楽団とは良好な関係が続いているようで、ORFレーベルからリリースされたシューマンの交響曲全集では、ルイージお得意の柔軟なテンポ戦略もあって見事な成果を達成していましたし、ベッリーニのオペラ『カプレーティとモンテッキ』でもこのオペラの録音史上最高水準のオケ・パートを響かせていたのが印象的でした。

【ルイージの第6番】
新レーベル「solo musica 」でのマーラー・シリーズ第2弾に選ばれたのは交響曲第6番。『悲劇的』という通称でも知られるたいへんドラマティックな作品で、劇的進行に強みをみせるルイージにふさわしい作品ということもあって、39歳の時にMDR交響楽団とおこなった録音でも緩急自在な見事な演奏を聴かせていました。
 今回はその13年後、各地で数多くの経験を積んだルイージの解釈がどのような変化を遂げているか楽しみなところです。楽章配列も、今回は、第2楽章をアンダンテ楽章に、第3楽章をスケルツォ楽章として、マーラーが最終的に選択した形に準拠するなど前回とは違っていますし、演奏時間比較でも、第3楽章が18分を超えていた前回に較べて2分以上短くなり「アンダンテ・モデラート」にふさわしいものとなっているようです。(HMV)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第6番イ短調 [84:50]
 I. Allegro energico ma non troppo [24:12]
 II. Andante moderato [16:14]
 III. Scherzo. Wuchtig [13:07]
 IV. Finale: Allegro moderato [31:17]

 ウィーン交響楽団
 ファビオ・ルイージ(指揮)

 録音時期:2011年1月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

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中部ドイツ(ライプツィヒ)放送交響楽団を振...

投稿日:2013/04/22 (月)

中部ドイツ(ライプツィヒ)放送交響楽団を振った前回の録音は素晴らしい出来ばえだったが、やや分離の悪いダンゴ状の録音だけは残念だった(もう入手不能らしい)。この再録音は録音は申し分ないが、端的に言えば中間楽章の順番が変わったほか、造形がより堅固なものになった。つまり、第1楽章「アルマの主題」で大きくテンポを落としたり、抒情的な歌い込みに徹底的にこだわったりといった「変態性」は後退したわけだが、それでもルイージらしさは随所にある。前回録音ほどではないが、テンポはやはり良く動く。第1楽章では展開部中の挿入部(カウベルが鳴る所)の極端な遅さがやはり印象的。スケルツォ主部は前回より速いが(第1楽章第1主題と同じ素材の音楽だが、ルイージの場合、第1楽章より遥かに速い)、トリオになるとがくっと遅くなる。終楽章も前半は比較的冷静だが、さすがに再現部以降は非常に気合の入った、乾坤一擲の名演。ここでもカウベルの鳴る部分(つまり、激しい闘争の間に挟まれた癒しの音楽)では思い切って遅くなるが、こうしたテンポの動きもすべて理に適っていて、きわめて見通しがいい。テンシュテットのようなカオティックな演奏もありだと思うが、曲としては本来、このような整然としたアポロ的な解釈を求めている音楽だと思う。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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