CD 輸入盤

【中古:盤質AB】 交響曲第9番 バーンスタイン&コンセルトヘボウ管弦楽団(2CD)

マーラー(1860-1911)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
AB
特記事項
:
なし
コメント
:
2枚組、ケースすれ
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
419208
レーベル
Dg
USA
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

・マーラー:交響曲第9番ニ長調

 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 レナード・バーンスタイン(指揮)

 録音時期:1985年5、6月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ
 録音方式:デジタル(ライヴ)

総合評価

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このシリーズのNYPとの第三と同様の賛辞を...

投稿日:2012/03/11 (日)

このシリーズのNYPとの第三と同様の賛辞を捧げることのできるバーンスタインの後期の傑作。初リリース後間もなくリアルタイムで聴いていたが、79年のBPO盤が出て以後は聴く機会が少なくなっていた。BPO盤のあまりのインパクト・危険さをも含んだ怪しい魅力に取り付かれ、怖いもの見たさか、あまりのスリリングさに中毒のようにバーンスタインのマーラー9番ならBPO盤を取り出す…という形ができてしまっていた。ごく最近、久しぶりにこのACO盤を取り出し、一聴してその素晴らしさと内容の濃さに圧倒された。ギッシリと実が詰まった響きといい、隠れた声部が3Dのように浮き上がってくる面白みといい、全体にみなぎる緊張感と迫力… 演奏そのものの水準・完成度ではBPOライブよりも優れたものだと思い直した。誇張され、歪曲とまでは言わないが、自分の作曲作品のように自由に極端に各所各所の表現を徹底してゆくドラマティックさとその説得力。近々出るIPO盤も楽しみだが、それでもこのACO盤の存在感が薄れることはないのではないか… しかし逆にこれだけの名演がかすんでくるほどの演奏があるのなら聴いてみたいものだとも思うし… 一部で話題になっているBSO盤はタングルウッドでの公演(公園)ライブで、音響的に問題もあり、熱気はあるかもしれないがオーケストラの集中度は今ひとつで、よほど熱心なファンでなければ…といった感想。

Pianist さん | 不明 | 不明

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私には、’85年の大阪フェスティバルホール...

投稿日:2011/06/30 (木)

私には、’85年の大阪フェスティバルホールでの、イスラエルフィルとの”生演奏”が、今も記憶に強烈に残っています。それは、バーンスタインが、マーラーか、神なるものかと格闘し、もがき、対話しているような、とにかく壮絶なもので、印象としては、ベルリンフィル盤が近いのかもしれません。しかし、録音時期も近しい、この録音の方が、十全に九番の音を捉え、より確実な演奏として聴くことが出来ます。やはり、4楽章は慟哭、コンセルトへボウは、見事です。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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バーンスタインは、マーラーの第9をビデオ...

投稿日:2011/06/10 (金)

バーンスタインは、マーラーの第9をビデオ作品も含め4度録音している。ニューヨーク・フィル盤(1965年)、ウィーン・フィル盤(1970年代のDVD作品)、ベルリン・フィル盤(1979年)、そして本コンセルトヘボウ・アムステルダム盤(1985年)があり、オーケストラがそれぞれ異なっているのも興味深いところであるが、ダントツの名演は本盤であると考える。それどころか、古今東西のマーラーの第9のあまたの演奏の中でもトップの座に君臨する至高の超名演と高く評価したい。マーラーの第9は、まぎれもなくマーラーの最高傑作だけに、様々な指揮者によって数々の名演が成し遂げられてきたが、本盤はそもそも次元が異なると言える。正に、本バーンスタイン盤こそは富士の山、他の指揮者による名演は並びの山と言ったところかもしれない。これに肉薄する往年の名演として、ワルター&ウィーン・フィル盤(1938年)があり、オーパスによって素晴らしい音質に復刻はされているが、当該盤は、多分に第二次世界大戦直前という時代背景が名演に伸し上げたと言った側面も否定できないのではないだろうか。マーラーの第9は、マーラーの交響曲の総決算であるだけに、その神髄である死への恐怖と闘い、それと対置する生への妄執と憧憬がテーマと言えるが、これを、バーンスタイン以上に表現し得た指揮者は他にはいないのではないか。第1楽章は、死への恐怖と闘いであるが、バーンスタインは、変幻自在のテンポ設定や思い切ったダイナミックレンジ、そして猛烈なアッチェレランドなどを大胆に駆使しており、その表現は壮絶の極みとさえ言える。これほど聴き手の肺腑を打つ演奏は他には知らない。第3楽章の死神のワルツも凄まじいの一言であり、特に終結部の荒れ狂ったような猛烈なアッチェレランドは圧巻のド迫力だ。終楽章は、生への妄執と憧憬であるが、バーンスタインの表現は濃厚さの極み。誰よりもゆったりとした急がないテンポにより、これ以上は求め得ないような彫の深い表現で、マーラーの最晩年の心眼を鋭く抉り出す。そして、このようなバーンスタインの壮絶な超名演に潤いと深みを付加させているのが、コンセルトヘボウ・アムステルダムによるいぶし銀の音色による極上の名演奏と言えるだろう。本盤で残念なのは録音がやや明瞭さに欠けるところであり、数年前のSHM−CD化によってもあまり改善されたとは言えなかった。ベルリン・フィル盤が既にリマスタリングされたのに、本盤が一向にリマスタリングされないのは実に不思議な気がする。同曲演奏史上最高の歴史的超名演であるだけに、今後、リマスタリングを施すとともに、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど更なる高音質化を大いに望みたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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