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【中古:盤質AB】 交響曲第7番『夜の歌』 インバル&フランクフルト放送交響楽団

マーラー(1860-1911)

中古情報

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基本情報

ジャンル
カタログNo
COCO70402
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

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マーラー:交響曲 第7番(《夜の歌》)
錯綜するスコアに新たな光をあてる、インバル屈指の名演
圧倒的な勝利と異様なパロディ性の共存。相反する要素が混在したマーラー世界の象徴ともいえる作品。これまで「難解」と言われてきたこの曲の隅々にまで光を当て、この交響曲に込められたさまざまな意味・感情の全てを的確に表現した同曲の決定的名演です。

エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団

録音:1986年5月14日〜17日 フランクフルト、アルテ・オーパー
[PCM デジタル録音]

87年度レコード・アカデミー賞/レコード芸術特選
87年度ディアパゾン・ドール(仏)大賞/88年度レ・プラチヌ(仏)/87年度ドイツ批評家賞受賞/87年度ドイツ・レコード大賞(全集)

収録曲   

  • 01. T-ゆっくりと―アレグロ
  • 02. U-夜曲@
  • 03. V-スケルツォ
  • 04. W-夜曲A
  • 05. X-ロンド: フィナーレ

総合評価

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この7番はインバルとフランクフルト放送響...

投稿日:2016/04/17 (日)

この7番はインバルとフランクフルト放送響のチクルスの中でも、演奏と音質の良さで発売当時一世を風靡した大名盤ですが、このblu-spec素材による新リマスター盤はさらに物凄い高音質になっていて目が覚めるようです。解像度の向上が著しく、高音域や音圧が微妙にパワーアップしています。好みによってはややキツい音質だと感じる方もいるかもしれません。 久しぶりに聴き直してみて、情熱的でありながら細部まで緻密で、バーンスタインやブーレーズが過ぎ去った今日のマーラーの演奏スタイルとして、今聴いて最良のバランスだと感じました。

poo さん | 奈良県 | 不明

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明快な演奏です。音質も素晴らしいです。

投稿日:2014/05/04 (日)

明快な演奏です。音質も素晴らしいです。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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マーラー没後百年ということで私にはかねて...

投稿日:2011/06/08 (水)

マーラー没後百年ということで私にはかねてより難曲の交響曲第7番「夜の歌」の幾つかの演奏盤を再度自分の能力上達確認も兼ねて聴き直しております。本盤はインバル/FRSOによる1986年のインバル50歳の時の録音演奏で1987年のレコード・アカデミー賞受賞盤であります。先ず演奏タイムが@22’36A14’40B10’18C13’13D16’49と心持ち最終楽章があっさり目の感じがします。第7番はスコアの第2,4楽章に「ナハト・ムジーク」と記せられていた事から「夜の歌」というタイトルもついていながら支離滅裂な感じでとっつきにくい印象があり・・・プラハでマーラー自身の指揮での初演も聴衆の反応はかなり鈍かったらしくまして我々素人はそのレベル以下で当然なのかも・・・と自ら自己弁護。この曲はマンドリンとかカウ・ベルなど交響曲には珍しい楽器も使われ矛盾・分裂気味の印象を更に煽り聴き様によっては単に「音の瓦礫」にしか聞えかねない世紀末芸術的作品をインバルはどちらかと言えば複雑な響きを整理して抑制を効かして同じユダヤ系のバーンスタイン等の演奏とは異なり粘つきません。各楽器の音を明瞭に出して録音の良さで奥行き感を増長させます。私自身はインバルの本マーラー交響曲シリーズでは第4番の明るい見通しの良い演奏の面影をこの第7番にも見たのですが少し曲場面も異なる処、微妙な隙間がありました。最終楽章と対をなす第1楽章は冒頭葬送雰囲気の陰鬱なリズムでスタートしますがオーケストレーションにおける長短調の絶えざる行き来やシェーンベルク的不協和音に加えるに突如とした爆発と停滞の繰り返しの内にもこの演奏はユダヤ的共感に過度には陥りません。インバルには短調より長調が向いている処も第4番と連想した所以なのかもしれませんがその明暗両立での底入れが少し見当たらないのが些か物足りなくはあります。第4楽章と対をなしていると言われる第2楽章は前楽章と変わって山岳風景的なホルンや前述のカウ・ベルなどで抽象的ではありますが田園風景が想起される楽章です。途中美しいメロディアス部分もありますがただマーチ基調は各楽器に加えティンパニーもアクセント付けしそのメリハリ感が素敵ですね。第3楽章の冒頭の不気味なスタートは印象的、やがて現れるグロテスクな舞曲的テーマもマーラー独特の感触。ある退廃的な臭いを醸し出しますがあくまで粘つかない風通し良い肌合いですね。トリオ中ほどのヴァイオリン、チェロ等の踊る処も絶妙です。やや単調さに流れそうな処を最後ティンパニーで楔が打たれます。第4楽章はヴァイオリン・ソロから入るのですが優しい雰囲気で茶々を入れる如く挿入されるギター、マンドリンののどかさがホッとさせます。時折マーラーの曲に見られる各楽器を入れかわり立ちかわり登場させる室内楽的雰囲気も捨てがたくヴァイオリンのしっとりさが全体の演奏から見ると引き立ちますね。最後は消え入りそうに〆めます。連打ティンパニーがこの最終楽章の象徴ですが決して狂気に走らず後半管楽器中心に「溜め」を不気味にばら撒きながら次第に山場へ・・・鐘も大いに鳴らされフィナーレへの体勢は万全・・・冒頭のティンパニーも多用されて勝利感の内に曲は閉じられますが「切れ」の良い演奏が雪崩れ込み的フィナーレ・クライマックスにも重さ・粘つきがなくこの辺りポイントゲットするかいなかの分かれ目。全体としてはアッサリさ・分かり易さでの素晴らしいアプローチの第7交響曲なのですがそれと対照的なとてつもないタイムのクレンペラー盤が私の中では一歩リード??。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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