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【中古:盤質AB】 交響曲第4番&第6番『悲劇的』 ベルティーニ&ベルリン・ドイツ響(2CD)

マーラー(1860-1911)

中古情報

新品ジャケット
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AB
特記事項
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帯付,2枚組み
コメント
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直輸入帯付/1973年4月ライヴ(交響曲第6番)/2004年2月ライヴ(交響曲第4番)(ベルリンライヴ盤)
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基本情報

ジャンル
カタログNo
SSS0074
レーベル
Europe
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

マーラー:交響曲第4番&第6番『悲劇的』
ベルリン・ドイツ交響楽団


最晩年までエネルギッシュな活動を繰り広げた巨匠ベルティーニのマーラー名演集。超名演としてCD化が熱望されていた第4番。マーラーを積極的に取り上げた初期の第6番『悲劇的』の刺激に満ちた名演を収録しました。いずれも高音質です。

ライナーノートより
第4番について:第3楽章の14分あたりからを聴いてみるがいい。感覚的な美しさと内面性が見事に一体化している。ベルリン・ドイツ交響楽団は、決してベルティーニが特別親しかったオーケストラではない。にもかかわらず、完璧にベルティーニの音楽が鳴っている。そして16分過ぎ、弱音からのいきなりの爆発。それはあたかも、突然天国の扉が開かれるかのような荘厳な一瞬だが、ここでのすさまじい響きは筆舌に尽くしがたいものがあった。この録音でもその片鱗はうかがえよう。いったいオーケストラというものがどれほどものすごい音を出すことができるか、私は本当に久しぶりで感じ入った。仮にもしこの一瞬だけしか聴いていなかったとしても、私はこの指揮者を忘れることができないだろう。
 第6番について:この演奏は冒頭からして異常な緊張感と切迫感を持っている。まるで獲物を追い込んでいくようなテンポ。情け容赦なく刻まれるリズム。透明で明快な響き。潔癖なフレージング。それなのに単に外側を整えただけの醒めた演奏ではない。熱狂的なまでに心が高ぶっている。速めのテンポだが、旋律は窒息せず、ギリギリまで歌われている。(許光俊)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第4番ト長調
 カミラ・ニルンド(S)
 ベルリン・ドイツ交響楽団
 ガリー・ベルティーニ(指揮)

 録音時期:2004年2月29日(デジタル)
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

・マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』
 ベルリン・ドイツ交響楽団
 ガリー・ベルティーニ(指揮)

 録音時期:1973年4月30日(ステレオ)
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Mahler: Symphony No.4: I. Bedachtig. Nicht eilen 15:32
  • 02. II. In gemachlicher Bewegung 09:23
  • 03. III. Ruhevoll 19:59
  • 04. IV. Sehr behaglich 09:17

ディスク   2

  • 01. Mahler: Symphony No.6 'Tragische': I. Allegro energico, ma non troppo 16:55
  • 02. II Scherzo - Wuchtig 13:18
  • 03. III Andante moderato 15:39
  • 04. IV Finale - Sostenuto - Allegro moderato 27:53

総合評価

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4.5

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演奏者は同じながら、4番と6番という脈絡...

投稿日:2011/06/15 (水)

演奏者は同じながら、4番と6番という脈絡のない組み合わせで、しかも録音は30年ほども開きがある、不思議なアルバム。多少なりともそれで価格が下がるならまだしも、そうとも限らないからますますコンセプトはわからない。ま、それはともかく、演奏はさすがに最近の4番が秀逸。根なし草的たよりなさげがうまく表現されて、この曲の背後世界の複雑さを匂わせた演奏。独唱はそんなにうまくない。かたや6番はずいぶんとパワフル。推進力に満ち、ぐいぐいと引っ張っていきます。ただ、いささか乱暴で騒々しい気もします。名演と言うほどではないと思いますが、指揮者の意欲の伝わる熱演ではありましょう。30年ほど開きがありながら、録音レベルは大差なし。よい感じでしょう。ベルティーニさんのファンにはお薦めします。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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 ベルティーニのマーラー、FMでいろいろ...

投稿日:2008/02/27 (水)

 ベルティーニのマーラー、FMでいろいろ聴いたものの、この2曲は初耳。4番はこの曲での理想的な名演で、マーラーを古典として捉えた面と、先鋭的な20世紀音楽として見た面が両立しているものであり、こういうマーラーが21世紀に聴けるとは驚きです。6番はマーラーが珍しかったころのライヴ、今聴いても通じる要素で、ブーレーズの実演を思わせるものでした。ベルティーニのマーラー、90年にウィーン響を指揮した8番、FMで聴いてよかったので、CDにして欲しいです。

恐怖のタヌキ野郎 さん | 地球 | 不明

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第4番はあのベルティーニがどうしたのと思...

投稿日:2007/12/31 (月)

第4番はあのベルティーニがどうしたのと思われるほど枯れ切った印象、ところが圧巻の第3楽章で秘められていた驚嘆のエネルギーが爆発しています。こういう仕掛けなのか!第6番「悲劇的」は、そうでしたか初振りなのですか、容貌そのものの鋭い演奏で、厳しい眼差しに射すくめられるオケの緊張がありあり。いずれも名演。そして音質も自然で納得。

ashton さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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