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【中古:盤質A】 交響曲第7番『夜の歌』 クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管

マーラー(1860-1911)

中古情報

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:
A
特記事項
:
帯付,ケースすれ,2枚組み
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基本情報

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カタログNo
TOCE3233
日本
フォーマット
CD

商品説明

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演奏時間99分の異常な世界!
クレンペラーのマーラー交響曲第7番『夜の歌』

1968年ステレオ録音。マニアには有名な問題演奏(?)で、第1楽章冒頭と第5楽章冒頭のトレモロが克明に聴こえる点に象徴されるように、とにかくどこまでも“見える(聴こえる)”演奏になっているのがポイント。
 良心的な指揮者たちがあれほど追いかけるのに必死になる執拗なまでの表情指定もおおむねオミットしてしまう図々しさは、マーラー自身のリハーサルに立ち会ったという自信の表明なのでしょうか?
 賛否両論まっぷたつの問題演奏ではありますが、第7交響曲に興味を持つ聴き手にとっては避けて通れない刺激に富んだ内容を持っていることは間違いなく、感情重視のマーラー指揮者の演奏からは絶対に聴き取れないユニークなフォルムの美学が、初演時のシェーンベルクの感想に思いを馳せさせてくれます。
 なお、この年のクレンペラーは精力的に活動しており、2月と3月にはワーグナーの『さまよえるオランダ人』全曲をセッション・レコーディングして演奏会形式でも上演、5月と6月にはウィーン・フィルの連続演奏会に出演して数多くの作品を指揮、8月の終わりにはエジンバラ音楽祭でマーラーの9番を指揮、10月にはシューマンの2番ベートーヴェンの7番ほかをレコーディングと、意欲にあふれた年でもあったようです。

 組み合わせのマーラーの5つの歌曲は1964年2月にセッション・レコーディングされたものです。このセッションの直後には名高い『大地の歌』の女声楽章が収録されており、そこでの歌唱と同じく、クリスタ・ルートヴィヒの歌唱は実に素晴らしいもので、ほの暗い声がマーラーの込めた真情を美しく描きあげているのが印象的。クレンペラーによる伴奏も声部情報の多い立派なもので、歌と一体になった表現力がさすが。選曲も素晴らしいです。

【収録情報】
グスタフ・マーラー:
交響曲第7番ホ短調『夜の歌』
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1968年9月
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)

・『リュッケルト歌曲集』〜「私はこの世に忘れられ」
・『リュッケルト歌曲集』〜「真夜中に」
・『子供の不思議な角笛』〜「浮き世の暮らし」
・『リュッケルト歌曲集』〜「私は快い香りを吸いこんだ」
・『子供の不思議な角笛』〜「トランペットが美しく鳴り響くところ」
 クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1964年2月
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)

その他のバージョン

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 - 第1楽章 ゆるやかに(アダージョ)アレグロ コン フォコ、マ ノン トロッポ
  • 02. 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 - 第2楽章 夜の歌(アレグロ モデラート)
  • 03. 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 - 第3楽章 影のように(流れるように、しかし速すぎずに)
  • 04. 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 - 第4楽章 夜の歌(アンダンテ アモローソ)

ディスク   2

  • 01. 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」 - 第5楽章 ロンド フィナーレ(アレグロ オルディナーリオ)
  • 02. 5つの歌 - 1.わたしはこの世に忘れられて
  • 03. 5つの歌 - 2.真夜中に
  • 04. 5つの歌 - 3.うき世の暮らし
  • 05. 5つの歌 - 4.ほのかな香りを
  • 06. 5つの歌 - 5.美しいトランペットの鳴り渡るところ

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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