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【中古:盤質A】 交響曲『大地の歌』 バルビローリ指揮ハレ管弦楽団、フェリアー、ルイス(1952) 

マーラー(1860-1911)

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APR5579
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CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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初登場! バルビローリ&フェリアーの『大地の歌』

英国のヒストリカル系レーベルAPRから驚きのリリースです。なんとあのバルビローリ指揮で『大地の歌』が残っていたのです。しかもフェリアーの歌唱です。
 とは言うものの、1952年の収録としては音質は悪く、さらに第1楽章冒頭7小節が欠落しているという瑕もあるので、あくまでもマーラー・マニア向けのCDとなってしまうのですが...。

 ちなみに、フェリアーの『大地』はこれが4種目の録音となります。これまでの3種はすべてワルターとの共演(1948年ニューヨーク・フィル[AS DISC]、1952年ウィーン・フィル[STUDIO DECCANAXOS]、1952年ウィーン・フィル[LIVE TAHRA])だったので、まったく異なる芸風を持つバルビローリとの共演は非常に興味深いところです。

 相方のテノールはこの作品のスペシャリストでもあるリチャード・ルイスが務めています。
 ルイスの『大地の歌』の録音は、ライヴを含めると今回が実に7種類目で、彼がこの作品についていかに国際的な信用を得ていたかがわかります。内訳は、1952年の当アルバムのほか、1959年にライナー&シカゴ響(RCA スタジオ録音)、1960年にワルター&ニューヨーク・フィル(M&A ライヴ録音)、同じく1960年にマゼール&フェニーチェ座(GC ライヴ録音)、1966年にオーマンディ&フィラデルフィア(SONY スタジオ録音)、1967年にセル&クリーヴランド(ARKADIA ライヴ録音)、1970年に同じくセル&クリーヴランド(CO ライヴ録音)といったもので、第1楽章と第5楽章ではヘルデンテノール、第3楽章ではリリック・テノールの資質が求められるという難曲に対してルイスがただならぬ適性をみせていたことが窺われます。


 なお、組み合わせは、やはり初出となるブラームスの『アルト・ラプソディ』の録音で、こちらはエーリク・トゥクセン指揮オスロ・フィル&合唱団との1949年の収録。素晴らしい演奏です。

マーラー:交響曲『大地の歌』
指揮:サー・ジョン・バルビローリ[1899-1970 イギリス]
管弦楽:ハレ管弦楽団
アルト:カスリーン・フェリアー(A)[1912-1953 イギリス]
テノール:リチャード・ルイス(T)[1914-1990 イギリス]
1952年、マンチェスターでのライヴ録音

ブラームス:『アルト・ラプソディ』OP.53
指揮:エーリク・トゥクセン
管弦楽:オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
男声合唱:オスロ・フィルハーモニー合唱団
アルト:カスリーン・フェリアー(A)

総合評価

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4.5

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バルビローリの唯一の「大地の歌」は中音域...

投稿日:2013/04/01 (月)

バルビローリの唯一の「大地の歌」は中音域中心の音質で、音が悪く5段階の4ではなく、3でもなく2という所。所々欠けているだけでなく、雑音も入ります。にもかかわらず,後に残る感銘の深さは並ではありません。最終楽章後半、拍節感を全く無視し、ゆったりとしたテンポの中で,ポリフォニックな流れをつくり,ヴィヴラートやなめらかなポルタメントで聴く者の揺れる心をなでるのです。そしてバルビは、静かにしかし情熱を込めて思いの丈を語ります。どこまでも...どこまでも...永遠に...永遠に...。「耽溺」という言葉がこれほどぴったりくる演奏も珍しいでしょう。私はついつい他の演奏にも手が伸びてしまいましたが、バルビの後ではクレンペラーもワルターも浅く感じます。この音質では「おすすめ」にはなりませんが、バルビ・ファンなら聴けばおぼれることは間違いなく、これを未聴のバルビ・ファンは聴いてみたいと思うに違いない。酷い音と素晴らしい演奏により,総合評価を4としましたが、これでいいでしょうね?

広島のパヴァンヌ さん | 広島県 | 不明

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噂にたがわず唖然とするほど素晴らしい大地...

投稿日:2011/06/14 (火)

噂にたがわず唖然とするほど素晴らしい大地の歌だった。ルイス、フェリアーの両歌手、ハレ管も大健闘している。そして何よりバルビローリの読みの深い解釈には心を打たれた。BBCやBPOのアーカイブ辺りにステレオの音の良い録音が残っていないのだろうか?希望は捨てないで待ち続けたい、あの凄演のブル8の様に。

guinness さん | 神奈川県 | 不明

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大地冒頭が欠落してるだけじゃなくノイズは...

投稿日:2007/05/13 (日)

大地冒頭が欠落してるだけじゃなくノイズは入りまくるわ音飛びはするわ、商品としてはまったくヒデェもんだ(笑) でも買ってよかった。

竜 さん | 東京 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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