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【中古:盤質A】 《大地の歌》 クーベリック&バイエルン放送響、クメント、ベイカー(1970 LIVE)

マーラー(1860-1911)

中古情報

新品ジャケット
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A
特記事項
:
なし
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
AU95491
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

ついに登場! クーベリックの大地の歌
AUDITE マーラー・シリーズ中、最高レヴェルの音質です

1970年2月27日、ミュンヘン、ヘルクレスザールでライヴ収録(ステレオ)。以前、イタリアの音質最悪な海賊盤で出ていたこともありますが、今回は正規の放送局音源使用ということで音質はきわめて良好。
 当時としてはかなり凝ったマイク設定だったらしく、細部まで克明に収録されており、頻出する点描的なソロ楽器の表情もオン気味で非常にリアル。左奥に位置するコントラバスの音も実に生々しく、歌手の声も伸びやかで美しいのが何よりの朗報。

 ドイツ・グラモフォンにクーベリックが残したマーラー全集には《大地の歌》は含まれていないため、この良質な録音の存在は非常に貴重。
 テノールにはロブストな美声でクレンペラーにも気に入られていたヴァルデマール・クメント[1929- オーストリア]を起用。 クメントは、あるインタヴューで、最も影響を受けた指揮者としてクレンペラーの名を挙げていました。 そういえば彼は、この録音の2年半ほど前、1967年7月7日に、カルロス・クライバーの指揮でも《大地の歌》を歌っていますが、そのときのクライバーが、指揮をするにあたってクレンペラーのところに助言を求めに行ったのは有名な話。 クメントの歌唱は、そうした背景ゆえか、きわめて端正であり、シリアスな重みを備えて存在感も十分。 ヴンダーリッヒばりの名唱が聴かれます。  メゾ・ソプラノにはマーラー歌手として声望高いジャネット・ベイカー[1933- イギリス]を起用。彼女は1962年にクレンペラーの《復活》で決定的な成功を収め、その後もバーンスタインやバルビローリ、セル、ハイティンク、ティルソン・トーマス、ラトルなどいろいろな指揮者のもとでマーラーを歌っています。 その歌唱スタイルは叙情的で、濃やかな情感表現に長けており、フェリアーの再来と称えられたのも頷けるところです。 ここでも第2楽章のしっとり美しい歌唱や、第4楽章での豊かな表情、第6楽章での詩の意味を咀嚼した意味深い歌がその実力の高さを十分に裏付けてくれます。
 オーケストラは手兵のバイエルン放送交響楽団で、楽器配置はいつもながらのヴァイオリン両翼型。コントラバスは左手、ティンパニは右手に置かれています。
 第1楽章展開部では、まず開始部分の第2ヴァイオリンの強さに思わずビックリ。その後も左右に飛び交うヴァイオリンの音型が刺激的ですし、ホルンやトランペットの雄弁さも印象に残ります。 同じ部分、ピツィカートとフルートのフラッターを強調したクレンペラーに対し、クーベリックは弦で関連動機を強調。それも言葉と楽器の密接な関係を焙り出そうとしているかのような徹底ぶり。 このアプローチは弦・管を問わず全楽章一貫して行われていて非常に効果的です。
 第6楽章《告別》では、ソロ楽器の立体的な響きが随所でおもしろい効果を発揮。 楽章中央、展開部のオーケストラだけによるブロックも、諦観をベースにしたようなアプローチに、適切なパースペクティヴが備わって素晴らしい聴きものとなっていますし、とにかく、驚くほど生々しい管楽器の表情が、《大地の歌》の新たな楽しみ方さえ教えてくれそうな情報量の多さなのです。
 マーラー好きにはこたえられないアルバムの登場と言えるでしょう。

実測時間 8:35 + 9:32 + 3:07 + 6:37 + 4:22 + 29:29 = 61.42

 ちなみに、演奏会当日の前プロは、モーツァルトの2台のピアノのための協奏曲で、ピアノはカサドシュ夫妻という豪華なものでした。この音質で収録されているのなら、そちらもぜひCD化してもらいたいものです。

【収録情報】
・マーラー:交響曲『大地の歌』
 ヴァルデマール・クメント(T)
 ジャネット・ベイカー(MS)
 バイエルン放送交響楽団
 ラファエル・クーベリック(指揮)
 録音時期:1970年2月27日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

総合評価

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5.0

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クレンペラー、フリッツ・ヴンダーリッヒ、...

投稿日:2015/03/07 (土)

クレンペラー、フリッツ・ヴンダーリッヒ、クリスタ・ルートヴィッヒの盤を愛聴してきましたが、最近クーベリックのマーラーづいており、このCDのレビューを読んで興味を持ち購入しました。クメントとベイカーという二人の歌手は知りませんでしたが、とても良かったです。 緩徐楽章ではしばしばクラリネットが登場するのですが、バイエルン放送交響楽団のクラリネットですからこれも大満足です。 クレンペラーの盤よりこのCDの方が気に入りました。

ガメラ さん | 群馬県 | 不明

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ベイカーの告別にはマイッ溜息。星もひとつ...

投稿日:2010/05/27 (木)

ベイカーの告別にはマイッ溜息。星もひとつ追加。

moon さん | 北海道 | 不明

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大地の歌だけはワルターに限ると思っていた...

投稿日:2009/08/11 (火)

大地の歌だけはワルターに限ると思っていた。とんでもない演奏があるものだ。 ワルターを筆頭とするユダヤ系の演奏は、一度聴いたら、半年は聴く気がしないが、この演奏は、毎日でも聴きたい。 やみつきになる至福の演奏!!

ばんどういるか さん | 福岡県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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