CD 輸入盤

『子供の不思議な角笛』全曲、『花の章』 ギーレン&バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団、イヴェン、ミュラー=ブラッハマン

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93274
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ギーレンのマーラー・シリーズを補完する注目盤
歌曲集『子供の不思議な角笛』全曲
しかも『花の章』のうれしいオマケつき!


前作『大地の歌』に続き、2011年のマーラー歿後100周年記念リリース第2弾として、ギーレン指揮による歌曲集『子供の不思議な角笛』が登場。
 マーラーの歌曲集『子供の不思議な角笛』は、ドイツの詩人アルニムとブレンターノが編纂した同名の民謡詩集に由来するものですが、その詩集を愛し、マーラー自身が長きに亘り深くのめり込んだというだけに、この間に並行して作曲された交響曲への素材引用も多く密接な関係にある重要な歌曲集であるため、すでに交響曲全曲、クック版による交響曲第10番、『大地の歌』を発表しているギーレンによる新録音は、シリーズを補完する意味からも、強く待たれていたものといってよいでしょう。
 ギーレンのこのアルバムでは、1899年に出版されたオリジナル12曲に、『子供の不思議な角笛』をテキストとする交響曲のふたつの楽章、第2番の第4楽章『原光』と第4番の第4楽章『天上の生活』を組み合わせて収めているほかに、角笛歌曲集ではありませんが、当初、第1交響曲の第2楽章として構想され、のちにカットされた『花の章』があらたにカップリングされるという、マーラー・ファンにはなんとも至れり尽せりの収録内容となっているのもうれしいところです。
 『子供の不思議な角笛』のアルバムには、全12曲をソプラノとバリトンが交互に歌い分けたものがあるいっぽうで、シュヴァルツコプフとフィッシャー=ディースカウをソリストに迎えたセル盤に代表されるように、いくつかのナンバーをデュエットで収めたものも存在していて、ここでギーレンもセル盤と同じ5曲を二重唱で歌わせる形が採られています。
 ギーレンが起用したドイツの歌手たちは、ともにそのフィッシャー=ディースカウにリートを学んだ点で共通するふたり。
 ハンブルクに生まれたイヴェンは、生地でロッテ・レーマンの弟子ジュディス・ベックマンに師事した経歴を持つソプラノで、ちなみに、イヴェンは1993年にもピアノ伴奏で『この歌を作ったのは誰だろう?』『この世の生活』『ラインの伝説』の3曲をセッション録音していました。
 バリトンのミュラー=ブラッハマンは、オペラやオラトリオへの出演だけでなく、リートでの活動にも傾倒しており、繊細で濃やかな表現を得意としています。ミュラー=ブラッハマンは、過去にギーレンの指揮では、シェーンベルクのオラトリオ『ヤコブの梯子』(1996年)、ベートーヴェンの『合唱付き』の映像作品(1999年)にもキャスティングされていました。
 折に触れて自身も述べているように、『近現代音楽、とりわけ同時代の音楽で自らの進路を切り開いてきた』ことも影響して、細部に徹底的にこだわり、鋭利で明晰きわまりないアプローチを持ち味としてきたギーレンですが、そうした要素に加えて、近年はいっそうスケールも大きくゆたかな響きを志向していることはファンも広く認めるところなので、2009年、2011年と収録時期の新しい『子供の不思議な角笛』でもそうした内容を期待できるのではないかとおもわれます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
マーラー:歌曲集『子供の不思議な角笛』全曲
1.『番兵の夜の歌』[06:38]
 クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

2.『この歌を作ったのは誰だろう?』[02:07]
 クリスティアーネ・イヴェン(S)

3.『魚に説教するパドヴァの聖アントニウス』[03:53]
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

4.『塔の中の囚人の歌』[04:34]
 クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

5.『ラインの伝説』[03:30]
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

6.『高い知性への賛美』[02:38]
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

7.『不幸なときの慰め』[02:31]
 クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

8.『この世の生活』[02:51]
 クリスティアーネ・イヴェン(S)

9.『少年鼓手』[06:03]
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

10.『花の章』(1887)[06:59]

11.『美しいトランペットが鳴り響くところ』[07:09]
 クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

12.『天上の生活』[09:12]
 クリスティアーネ・イヴェン(S)

13.『無駄な骨折り』[03:00]
 クリスティアーネ・イヴェン(S)、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

14.『死んだ鼓手』[07:23]
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Br)

15.『原光』[05:42]
 クリスティアーネ・イヴェン(S)

 バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
 ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音時期:2009年1月25 & 29日[3,5,6,9,10,14]、2011年3月22−28日[1,2,4,7,8,11,13,15]
 録音場所:フライブルク、コンツェルトハウス、他
 録音方式:デジタル

収録曲   

  • 01. No. 1. Der Schildwache Nachtlied
  • 02. No. 4. Wer hat dies Liedlein erdacht?
  • 03. No. 6. Des Antonius von Padua Fischpredigt
  • 04. No. 8. Lied des Verfolgten im Turm
  • 05. No. 7. Rheinlegendchen
  • 06. No. 10. Lob des hohen Verstandes
  • 07. No. 3. Trost im Ungluck
  • 08. No. 5. Das irdische Leben
  • 09. No. 14. Der Tamboursg'sell
  • 10. Symphony No. 1 in D major, Titan: II. Blumine (original second movement)
  • 11. No. 9. Wo die schonen Trompeten blasen
  • 12. No. 15. Das himmlische Leben
  • 13. No. 2. Verlorne Muh
  • 14. No. 13. Revelge
  • 15. No. 12. Urlicht

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HMVさんの懇切丁寧な説明にありますよう...

投稿日:2014/03/26 (水)

HMVさんの懇切丁寧な説明にありますように、よくある『角笛』のディスクよりも曲数が多いのが、まずうれしいところです。交響曲第2番の「原光」、交響曲第4番のフィナーレが入っており、確かに『角笛』の世界にしてその音楽ですから、まことに理のあるところ。そして第10曲目に「ブルーミネ」が入っているのは珍しい。例の第1交響曲の「付け足し」みたいにしてディスクに入れられることが多いのですが、この『角笛』に入っても何ら違和感がない。むしろとてもステキな間奏曲のようで、実にいいセンス。演奏もまた大変に結構でしょう。歌手は、朗唱と芝居っ気のバランスの付け方がとても良くて、大変すばらしい。ギーレンさんのオケも精妙な響きをしっかり活かして歌に合わせ、こちらもよい出来栄え。録音は優秀。とてもすばらしい『角笛』曲集として、大いに満足しました。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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