CD 輸入盤

『大地の歌』 クレンペラー&フィルハーモニア管、ルートヴィヒ、ヴンダーリヒ

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2564607598
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オリジナル・ジャケット・コレクション
オットー・クレンペラー/マーラー:大地の歌


クレンペラーのマーラーを代表する素晴らしい演奏。交響曲でありながら歌曲的性格も濃厚というこの複合的作品に対し、きわめてシンフォニックなアプローチがおこなわれた見事な演奏であり、その荒々しいまでの厳しさは伝説的名演の名にふさわしいもの。
 フリッツ・ヴンダーリヒとクリスタ・ルートヴィヒの歌唱も最高です。無用な感情移入をおこなわず、あくまでも明晰に高いテンションで歌われる彼らの歌唱パートは、その克明さゆえにオーケストラとの絡み具合も完璧であり、弱音部分ではまるで室内アンサンブルのような緊密な連携ぶりを聴かせています。
 同じく弟子であったワルターの退廃的で甘美な演奏に対し、荒涼・殺伐といった精神風景に向き合った感すらあるクレンペラーの解釈は、その情報量の多さと立体感ゆえ、作品の複合的性格の浮き彫り具合でも異彩を放っています。
 Great Recordings of the CenturyシリーズでのARTリマスタリング・マスターを使用し、オリジナル・ジャケット・デザインに変更しての再発売となります。

【収録情報】
● マーラー:大地の歌


 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1964年、1966年
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 制作レーベル:EMI

収録曲   

  • 01. Das Lied Von Der Erde, 'Song of the Earth' (2011 Remastered Version): I. Das Trinklied Vom Jammer de
  • 02. Das Lied Von Der Erde, 'Song of the Earth' (2011 Remastered Version): II. Der Einsame Im Herbst (Con
  • 03. Das Lied Von Der Erde, 'Song of the Earth' (2011 Remastered Version): III. Von Der Jugend (Ten)
  • 04. Das Lied Von Der Erde, 'Song of the Earth' (2011 Remastered Version): IV Von Der Schonheit (Con/Bar)
  • 05. Das Lied Von Der Erde, 'Song of the Earth' (2011 Remastered Version): V Der Trunkene Im Fruhling (Ten)
  • 06. Das Lied Von Der Erde, 'Song of the Earth' (2011 Remastered Version): VI. Der Abschied (Con/Bar)

総合評価

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明と暗、言い換えれば「生と死」をこれだけ...

投稿日:2023/09/13 (水)

明と暗、言い換えれば「生と死」をこれだけ克明に 表現した演奏の記録は極めて稀であると断言してよいと思います。 この時期のマーラーは9曲目の交響曲を作成する ことを恐れていたようですが、 この9曲目の交響曲が愛弟子のクレンペラーによって これほどまでに精神性の高い次元で演奏された録音が 今現在我々の耳に入ってくるということは奇跡としか 言いようがありません。 まあ、オンマイクでの録音なので木管楽器の音量が 大き目に聴こえてはくるし、ハープの音量が大きすぎるし、 コントラバスのピッツカートがなぜか左チャンネルから 聴こえてくる……、など録音上の問題があるかとは 思いますが、そんなことを超越したクレンペラーのこの作品 に対する命がけとも言える表現力には脱帽です。 素晴らし過ぎます!

nk さん | 東京都 | 不明

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還暦を超えたあたりから「大地の歌」を良く...

投稿日:2021/03/08 (月)

還暦を超えたあたりから「大地の歌」を良く聞くようになりました。LP時代はワルター、ウイーンフィルの演奏が好ましいと思っていましたが、ハイレゾの時代ではクレンペラーの録音の音質以上の録音が重要だと思います。良い録音の良い演奏を探す楽しみを持っています。しみじみとした演奏をお酒を飲みながら聞いています。

LFA さん | 千葉県 | 不明

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クレンペラーは勿論、ウンダーリヒが素晴ら...

投稿日:2020/02/10 (月)

クレンペラーは勿論、ウンダーリヒが素晴らしい。 早くに亡くなかった事が残念でならない。彼が生きていたら他にどんな素晴らしい録音が生まれた事だろう。 この第1楽章の演奏を越えることは出来ないのではないだろうか。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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