CD

『さすらう若人の歌』、他 F.-ディースカウ、フルトヴェングラー&フィルハーモニア管

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE14107
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

EMIクラシックス・ベスト100シリーズ
24bit最新リマスタリング

フルトヴェングラー/マーラー:さすらう若人の歌
これは奇跡的名唱が聴ける1枚です。その後、リート芸術に未曾有の世界を達成した若き日のフィッシャー=ディースカウが2大巨匠のバックアップを得て、マーラーを歌い上げます。若いとはいえ、フィッシャー=ディースカウの歌唱は完成の域に達しています。隅々にまで行き渡っている詩と音楽への共感! レコード芸術推薦盤。(EMI)

マーラー:
・歌曲集『さすらう若人の歌』
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 録音:1952年(モノラル)

・歌曲集『亡き児をしのぶ歌』
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ルドルフ・ケンペ(指揮)
 録音:1955年(モノラル)

内容詳細

若きフィッシャー=ディースカウの名唱が聴ける一枚。なかでもフルトヴェングラーとの濃密な「さすらう若人の歌」は掛け値なしの名演だ。ケンペとの緻密な演奏も素晴らしい。「リュッケルト」は円熟の名唱。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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この曲はこの一枚に尽きるといえる演奏だ。...

投稿日:2011/11/22 (火)

この曲はこの一枚に尽きるといえる演奏だ。フルヴェンファンとしてはもっと狂気にのたうち回るような演奏も聴きたいが、長く聴かれるべきレコード録音である以上、これぐらいの端正さが程よいだろう。言うまでもなく、この曲は、マーラー自身の若い時代の不遇や失恋の苦い思いを、シューベルト的な旋律のリートに凝縮させた作品で、後に交響曲第一番を生みだしていく。FDは端正な歌唱と考え抜かれた語り口でシューベルトやシューマンに連なるドイツ歌曲の系譜上にあるこの作品を丁寧に歌いこみ、フルヴェンの指揮も(でしゃばり過ぎぬ程度の)雄弁さが素晴しい。個人的にも思春期には友とした一枚の一つだ(尤も、もう若くないので最近は聴くことが少なくなったが)。マーラーの青春の蹉跌FDの録音の多さは他の評者がご指摘なのでここでは触れないが、ちなみに晩年のフルヴェンが唯一取り上げたマーラーはこの1曲だけで、録音もこのEMIによるもの以外は、FDとのザルツブルクライヴと、ウィーンでのペルとのライヴが残っているぐらいだ。FDの歌唱によって、距離を置いていたマーラーをフルヴェンは見直したそうで、フルヴェンが生きていたら、ひょっとしたら交響曲の録音にも手をつけていたかも知れない。ケンペの「kindertotenlieder」も忘れてはならない。ドイツレクイエムやブラームスの交響曲と同じ時期の録音で、これもFDのみなあず、表現意欲の高い当時のケンペの指揮をじっくり聴いてほしい。

eroicka さん | 不明 | 不明

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F=ディースカウの「さすらう若人の歌」は...

投稿日:2009/08/05 (水)

F=ディースカウの「さすらう若人の歌」は当盤以外に、51年フルトヴェングラー、54年アッカーマン、57年シューリヒト、50年代セル、60年クレツキ、68年バーンスタイン、68年クーベリック、70年エンゲル、78年と89年バレンボイム、89年サヴァリッシュ等の録音が有りますが、申すまでもなくこの演奏が空前絶後の名演でしょう。誰もレビューを書かないので敢えて書きました。

まさやん さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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