難破する精神 世界はなぜ反動化するのか

マーク・リラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784757143494
ISBN 10 : 4757143494
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
215p;20

内容詳細

“人々はなにに怒り、なにを恐れているのか!?”トランプ現象、Brexitから、イスラーム国まで全世界を席巻する「反動思想」の源泉に迫る。

目次 : はじめに 難破する精神/ 第1部 反動の思想家たち(フランツ・ローゼンツヴァィク―宗教を求める戦い/ エリック・フェーゲリン―内なる世界の終わり/ レオ・シュトラウス―アテネとシカゴ)/ 第2部 反動思想の潮流(ルターからウォルマートへ―「選択しなかった道」という誘惑/ 毛沢東から聖パウロへ―あるフランス左翼の転向)/ 第3部 反動による出来事(シャルリー・エブド襲撃事件の余白に―パリ、二〇一五年一月)/ おわりに 騎士道精神とカリフ制

【著者紹介】
マーク・リラ : コロンビア大学教授。1956年、ミシガン州デトロイト生まれ。ネオコン系の『パブリック・インタレスト』誌、元編集委員。専門は政治哲学、政治神学。哲学あるいは宗教と政治権力の行使の関係を大きなテーマとして研究している

会田弘継 : ジャーナリスト、青山学院大学教授。1951年、埼玉県生まれ。共同通信社ジュネーヴ支局長、ワシントン支局長、論説委員長などを経て、現職。アメリカと日本の保守思想や反動思想を大きなテーマとしている

山本久美子編 : 翻訳家。1960年生まれ。ロンドン大学アジアアフリカ研究院博士課程修了(PhD)、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論コース)博士課程中退。東京大学特任准教授を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ankowakoshian11 さん

    政治的反動をテーマにした書。翻訳の方が上手いのだと思うが文体は非常に読みやすい。読むだけならするする進む。しかし内容は欧米・欧州・歴史を横断しつつ思想家を引いた博覧強記な内容で一読では理解しきれなかった。切り口や視点は非常に面白い。

  • バルジ さん

    基礎的な知識を欠いているので読むのに苦労した。一応読み終えたものの理解できたかは大層怪しい。 思想家の評伝部分(1部)は神学や哲学といった部分の基礎知識がないと厳しいが、2部から3部は現代の事象を基にした評論なので幾分読みやすい。 反動は未来を暗黒と考え過去にその希望を見出すが、これは何も「保守」ではなく(本書の「毛沢東から聖パウロへ」はある左翼の思想家について論じている)また別の政治思想であることがわかる。

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