マンゴー・メルヴィン

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ヒトラーの元帥マンシュタイン 下

マンゴー・メルヴィン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560095195
ISBN 10 : 4560095191
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

ナチ犯罪・戦争犯罪にどこまで関与したのか?スターリングラード包囲戦から、ヒトラーによる解任、敗戦と戦犯裁判まで、英国陸軍少将の著者が新史料や私文書を渉猟し、その栄光と挫折の生涯を精彩に描く。「訳者解説」、人名索引・年譜、カラー口絵地図・写真多数収録。

目次 : 第11章 スターリングラードへの虚しき戦い/ 第12章 かいま見た勝利/ 第13章 クルスクの敗北/ 第14章 二正面の闘争/ 第15章 最後の闘争/ 第16章 罪と罰

【著者紹介】
マンゴウ・メルヴィン : 英国陸軍の軍人で、サンドハースト陸軍士官学校ならびにケンブリッジ大学ダウニング・カレッジで学び、また、軍人となってからは、ドイツ連邦国防軍指揮幕僚大学校に派遣されて入校し、その教育も受けている。1974年に任官、王立工兵隊に入隊して以来、陸軍でキャリアを重ね、さまざまなポストに就いてきた。主立ったものとしては、第二八工兵連隊長、陸軍戦略・戦闘研究所長、NATO(北大西洋条約機構)連合軍即応兵団工兵隊長、参謀本部陸戦監、国防省作戦能力監督部長、在独英軍給養司令官などが挙げられ、要職を歴任してきた

大木毅 : 1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の講師を経て、現在著述業。二〇一六年度より陸上自衛隊幹部学校部外講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ジュン さん

    メルヴィン『ヒトラーの元帥 マンシュタイン』。マン元帥の戦術の妙もさることながら、第三帝国と軍、軍と政治の関係が詳しく興味深い。また近年の研究の成果からソ連軍の再評価が徹底されており、マン元帥の栄光と「嘘」が暴かれていく。

  • MUNEKAZ さん

    スターリングラード、クルスクと激しさを増す東部戦線の攻防から突然の解任劇、そして戦後の自らと国防軍を守るための軍事法廷まで疾風怒濤で進む。マンシュタインの卓越した作戦術を称賛しながらも、ソ連軍に対する過小評価と戦争全体への楽観的な見方、ナチスの戦争犯罪を黙認したことなど手厳しい批判も多い。それはまた独ソ戦という巨大な狂気の中で、一人の軍人がどれほどの影響力を与えれるのかの限界を示しているようにも思える。ヒトラーと軍事面では対立しながらも、最後まで暗殺計画には加わらず、傍観者的態度だったのが象徴的である。

  • ソノダケン さん

    なんと言っても第3次ハリコフ攻防戦。反撃がはじまる直前、OKH作戦課長のホイジンガーは「マンシュタインが何を考えてるのかさっぱりわからん」と愚痴った。敵を騙すにはまず味方からとはよく言ったものだ。そんなマンシュタインもほかのドイツ軍の将軍たちと同様、ソ連軍を過小評価しがちで、それはクルスク戦以降の破滅的な展開の一因となった。彼は1931年と1932年にソ連へ視察旅行しているが、かえって偏見が助長されたらしい。

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