ジュスチーヌまたは美徳の不幸 岩波文庫

マルキ・ド・サド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003259726
ISBN 10 : 4003259726
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
598p;15

内容詳細

孤児になり、修道院を追われたジュリエットとジュスチーヌのふたり。姉はその美貌を利用し、すすんで淫蕩に身を任せ、まんまと出世を果たすが、純真な妹ジュスチーヌは、美徳をかたく守りつづけたために、くりかえし悪徳に迫害される。本書は革命期に刊行された思想小説で、サドが初めて世に送った作品である。本邦初訳。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 里愛乍 さん

    澁澤龍彦譯と併用して読了。こちらが行為の残虐さは伝わるものの、さらりと押し進められているのに対し、本書は描写の事細かいこと、これでもかと次々描かれる残虐さに辟易するほどでしたが、ここは読み手の感受性によるものでしょう。いつ事切れてもおかしくない責め苦に耐える彼女に、反撃してよ、いっそ道を外れて下劣極まりない野郎どもに復讐してよと思い至るほどでしたが、これはそういうお話ではありません。「美徳」を貫くとはそんなにも己を犠牲にして守らねばならぬものかと。・・・そうなのかもしれないけど。

  • 週末選書 さん

    1791年初出。「罪悪がもたらす幸福は錯覚にすぎず、見せかけでしかない」(30頁)。いつかは、罰が当たらないと自戒、自省しない。「神さまが私の人生をつらいものになさるのは、もとすばらしい来世で埋め合わせてくださるためなのです」(58頁)。これは、最近そう思う機会がある。この逆よりはマシか。現世と来世は真逆か。「祈りは、不幸な人間になによりやさしい慰めとなります」(102頁)。そうだな。幸福な人は祈りは不要と高飛車になりかねない。「人間の虚栄心や錯乱は自然の法則になんの変化ももたらさない」(133頁)。

  • 玉子 さん

    滅茶苦茶面白かったけど痛い!痛いよ!とにかくおまたがキュッ!段々ヒロインにイライラしてくるけど私騙されない!でもやっぱイラつくわ……サド自身肛門性交が好きだったらしいけどあんな不潔な時代に痔持ちとかぞっとするよね。ああおぞましい!テンション高いけど登場人物皆雄弁だしまじ何これやばいって感じだしほんと声に出して読みたい小説ですね!とすっかりどハマリしちゃってアヘ顔ダブルピースだけど私はノーマルなのがいいです。いやこんな面白いとは思わんかった!

  • ラウリスタ〜 さん

    うん、どうなんでしょ。僕がこの時代の為政者か、聖職者だったら発禁にしただろうとは思いますね。ただ、限度を超えた暴力っていうものは嫌悪感やあるいは誘発力なんてものは持たなくなるのかも。別の世界の出来事だと認識するから、自分にとってなんの影響もない書物と化す。それはあたかも鞭打ちながら自らはなん痛痒も感じない修道僧のごときに。美しいかといわれれば否定し、むかつくかといわれればそうでもない。驚くべき暴力が汽車のピストン運動と同じような機械的な作業に見えてくるほどの非現実感。

  • MOGUZO さん

    何故こんなにも元気なのか。放埒放蕩どれをとっても人並み外れた体力で常人ならばまずもたないだろうな。おじさんたちまたはおばさんの悪徳演説は、居酒屋で一席ぶつ酔客を思わせ、店員ジュスチーヌはめんどくせえなと思ったに違いない。あとジュスチーヌが毎回酷い目にあってはギリギリ脱出する様子、アクション映画みたいだと思いました。もの凄い体力と気力と運動神経だ。元気。

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マルキ・ド・サド

1740‐1814。フランスの小説家。通称サド侯爵。ペトラルカの愛人ラウラを家系にもつ名家の出。司法官の娘と結婚したが、乞食女鞭打事件、ボンボン事件などのスキャンダルを起こし投獄、生涯の三分の一を獄中で過ごすことになる。大革命とともに釈放されるが、反革命の嫌疑でふたたび下獄、さらにナポレオン体制下に

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