【中古:盤質A】 『マリー＝マグドレーヌ（マグダラのマリア）』　アジマン＆アブ・ハルモニアエ響、Ｄ．Ｍ．ガヴァッツェーニ、ヴェネツィアーノ、他（２ＣＤ）

マスネの美しい聖劇『マリー＝マグドレーヌ（マグダラのマリア）』
2009年の新録音が登場！

『エーヴ（イヴ）』に続くマスネの珍しい声楽大作の録音。『マグダラのマリア』は1873年に初演されたオラトリオ。マスネがオペラ『ラオールの王』で大成功を勝ち取るのが1877年のことですが、『マグダラのマリア』はそれより前のマスネの作品で最も成功した作品です。
　近年では、マグダラのマリアといえば、イエスの恋人としてその子を宿した女性であると描かれた映画も話題になっていましたが、ここでは、聖書に題材をとり、イエスとの出会いから、イエスの磔、イエスの復活までが物語られています。
　音楽にはマスネらしい美しい官能性があり、21年後に書かれた娼婦が聖女になるという内容のオペラ『タイス』を思わせる音楽もあちこちにあるという魅力的な作品です。
　イタリアのベテラン、デニア・マッツォーラ・ガヴァッツェーニがマリアを魅力的に歌っています。（ＨＭＶ）

【収録情報】
・マスネ：オラトリオ『マリー＝マグドレーヌ（マグダラのマリア）』全曲

　デニア・マッツォーラ・ガヴァッツェーニ（S マリア）
　ラウラ・ブリオーリ（Ms マルト）
　ジュゼッペ・ヴェネツィアーノ（T イエス）
　コッラード・カッピッタ（Br ユダ）
　アブ・ハルモニアエ合唱団
　アブ・ハルモニアエ交響楽団
　ダニエレ・アジマン（指揮）

　録音時期：2009年10月4日
　録音場所：ベルガモ、カラヴァッジョ、カラヴァッジョ修道院
　録音方式：デジタル（ライヴ）