世界一大きな問題のシンプルな解き方 私が貧困解決の現場で学んだこと

ポール・ポラック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784862761064
ISBN 10 : 4862761062
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,333p

内容詳細

15カ国、2000万人の貧困脱却を可能にした単純かつ大胆な解決策とは。30年間にわたり現地の人々と対話し続けて培ったデザイン・ノウハウの全てを公開。「世界を変える仕事」のリアルな姿が見えてくる1冊。

【著者紹介】
ポール・ポラック : 世界の貧困問題に現実的なソリューションを見出すべく、1981年に起業家2人とIDE(International Development Enterprises)を設立。「実践的なビジネス戦略を用いて、1日1ドルの貧しい人々の収入を増やす」というミッションのもと、小規模農家に焦点をあてた様々なプロジェクトを主導し、各国で劇的な成功をおさめている。2003年にIDE開発のドリップ潅漑システムがScientific American「トップ50」に選出

東方雅美 : 慶應義塾大学法学部卒。バブソン大学経営大学院修士課程修了。雑誌記者として出版社に勤務した後、経営大学院の出版部門にて、経済・経営書の企画・制作に携わる。現在はフリーランスとして、翻訳、編集、執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちーたん さん

    やっと読み終えた。世界で一番正しいやり方だと思う。IDEというこの組織の目標は、「2020年までに、3000万人を貧困から救い出すことである。必ず実現できると信じている。」なんと頼もしいことか。

  • baboocon さん

    掛け値なしに面白い1冊。 1日1ドル未満で生活する、8億人の貧しい人々。彼らを貧困から救い出すための現実的な解法を、著者のポール・ポラック氏は貧しい人々が自らの労働でいかにより多くの収入を得られるかに焦点を絞っている。25年にわたって現場の貧困層に話を聞き、彼らの自立に本当に役立つ道具を開発・販売・指導してきた実例をあげて、徹底してビジネスの観点から語っている。貧しい人々は金がなく、農地も1エーカーの小規模であるといった状況のため、先進国での高価格・最先端機器が役に立たないといった実情は目からウロコ。

  • わたがしはかせ さん

    ★★★★★ これはすごい本だ。「1日1$で暮らす8億人は1エーカー(0.4ha)以下の小規模農業で、適切な設備投資さえできれば貧困から脱け出せる。しかし彼らを顧客ターゲットとする企業がいないため、彼らに適した設備は売られていない。企業がこの未開のマーケットに真剣に取り組めば、リターンの見込めるビジネスモデルを作ることができ、結果として貧困問題の解決にも大きく貢献できる。」これを実践して廉価な灌漑設備などを販売し、数千万人の生活を向上した著者は、10億人いるといわれる都市のスラムの住人にも思いを広げている。

  • vonnel_g さん

    世の中にはマイクロクレジットすら借りられないほど条件の悪い貧しい人たちがいる。そんな人たちの生活を向上させるには?のひとつの方策をあるネパールの家族が実践した経済活動を通して考察する。市場が活性化しなければみんな豊かにならないというのはどこも変わらない。開発経済学の本を読むと繰り返し説かれている「援助をするならまず話を聞こう」がここにも。解説では著者の活動の欠点も指摘されているけれど、全体的な考え方は非常に面白くて役に立つ。

  • Bassy さん

    ものを与えるよりものを得る方法を教えることが貧困を解決する最もいい方法であるという趣旨で、実際の筆者の具体例を元にわかりやすく書かれていました。逆に援助によりさらなる貧困を助長することも書かれてあり、投資と援助の違いについて考えさせられました。

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