「情報」で生命の謎を解く 「生命」の秘密を解きあかす新しい科学への旅

ポール・デイヴィーズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815601591
ISBN 10 : 4815601593
フォーマット
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
328p;19

内容詳細

本書は、著名な物理学者である著者が、「情報」という概念をベースに、情報と物理法則との関係、生命の誕生と進化、意識の発生といった話題を、最新の研究成果とエピソードを通して紹介し、生命の秘密を解き明かす科学読み物です。20世紀半ば以降に急速に発達した情報理論とコンピュータ科学、量子力学を活用して生命の本質に迫ります。近年大きな注目を浴びている「量子生物学」の分野で解明されつつある、生命の謎に関する発見についても解説しています。物理学や生物学はもちろん、科学一般に関心をもつすべての読者に最良の一冊です。

目次 : 第1章 生命とは何か/ 第2章 悪魔の登場/ 第3章 生命のロジック/ 第4章 進化論二・〇/ 第5章 不気味な生命と量子の悪魔/ 第6章 ほぼ奇跡/ 第7章 機械の中の幽霊

【著者紹介】
ポール・デイヴィス : 物理学者。米アリゾナ州立大学教授、BEYOND科学基礎概念センター所長。30冊以上の著書があり、テンプルトン賞、英国王立協会ファラデー賞をはじめとして多くの賞を受賞している

水谷淳 : 翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やいっち さん

    「本書は、「情報」という概念をキーワードに、情報と物理現象との関係、情報に基づく進化・個体発生、意識の発生といった話題を、さまざまな研究成果とエピソードを通して紹介し、「生命の秘密」を解明しようとするもの」で、

  • やいっち さん

    既に、「ガンの始まりは、多細胞し始めた時から。多細胞化するメリットはあったからだが、同時に単細胞の細胞にはストレスも。本来は細胞は、どんどん分裂し増殖したい。が、多細胞体を構成する以上は、その能力が封印されるか、制約される。つまり、細胞たちは、常に隙あらば勝手に増殖しちゃうのだ。進化の淵源を辿ることから、ガンの治療法を探る研究も」とか、「進化の樹で、かなりの分枝でガンが発生している。その一方で多細胞体なのに発生していない分枝も」などと書いた。

  • evifrei さん

    熱力学(エントロピー)・量子力学を中心にした物理学と生命の関連を説く。中でも意識・時間について書く最終章と、癌と生物についての記述が特に面白い。著者の仮説によると、癌は現代病ではなく生物の進化の過程の最初期から存在していたものだとする。観察によるとヒドラなどにも癌がみられるそうだ。このことから、癌とは現代の遺伝子の自己増殖禁止の命令に背き、原初の単細胞生物時代の遺伝子の目的であった増殖を繰り返す事だけを念頭にした古代への回帰を目指す病変であると示す。量子生物学や脳の統合情報仮説など他書籍の示唆にも富む。

  • DEE さん

    個々の分子の経路を追跡できる。そのような仮想上の存在をマクスウェルは悪魔と名付けた。この本はその悪魔を介して生命の謎を情報で結びつけようとしている。 たぶんこれで大きく間違ってはいないと思う。かなりタフな内容で歯が立たないところも多かった。これはひとえに自分の知識と読解力のなさが原因であり、様々な理系学問を網羅する、わかる人にはたまらないのかもしれない。でもなんとなく想像できるところだけでも世界の深淵さは垣間見れると思う。

  • Atsushi Kobayashi さん

    ちょっと難しすぎ。横書きの本であるべきですね。

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