ポール・ストラザーン

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90分でわかるサルトル

ポール・ストラザーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784872906936
ISBN 10 : 4872906934
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
157p;20

内容詳細

第二次大戦後、廃墟と化したヨーロッパ。人々の心に空いた精神的な空洞を埋めたのは実存主義だった。実存主義という哲学の代弁者、サルトルの作品は学生や知識人だけではなく、革命家や一般市民まで広く読まれ支持されることになる。サルトルの実存主義は行動の哲学であり、一人ひとりの人間を刺激し行為へと促すものであった。サルトルの手で実存主義は、権威と対抗し「自らの手で世界を変える」という行動に結びついたのである。

目次 : サルトル―思想の背景/ サルトル―生涯と作品/ サルトルの言葉

【著者紹介】
ポール・ストラザーン : ロンドンに生まれる。ダブリンのトリニティ・カレッジで物理学・化学を学んだあと哲学に転向。作家としてのキャリアも長く、小説、歴史書、旅行記など数々の著作があり、サマーセット・モーム賞なども受賞している。数学、哲学、イタリア現代詩とさまざまな分野にわたって、大学で教鞭をとったこともある。「90分でわかる哲学者」シリーズはイギリスでベストセラーになり、多くの国で翻訳されている

浅見昇吾 : 慶應義塾大学文学研究科博士課程修了。ベルリン・フンボルト大学留学を経て、上智大学外国語学部教授。外国人が取得できる最高のドイツ語の資格・大ディプローム(GDS)を持つ数少ない一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 出世八五郎 さん

    評伝でありサルトル哲学についての詳しい解説本ではない。サルトルを読んでると良く分からなく難しいから、哲学は無用に思えるけど、哲学は無用のものに思えない。もっとサルトルを深めたいと思う。他人は地獄であり無用と仰られるが、他人が存在せねば私とは何なのであろうか?私が私に成るには他者なくしては成り得ないと思う。他人なき私とは何であろう?それを考えると、他人は豊かさではないのか?兎角、こうゆう細かいロジックが哲学に壁を設ける。

  • mm さん

    私は、お手軽仕立てはあまり信用してないんだけど、装丁がちよっと好みだったので手に取った。人も本も見かけは大事。サルトルの生きていた時代背景と、サルトルがどのように生活していたかをかみ合わせると、著作の言葉がグンと理解しやすくなった。足元が不安定だと感じる人間が、思わず思考停止して直観的にこれだと思い込むような言葉がタイムリーに発せられると、みんながなびく。サルトルの場合は第二次大戦後、世界中がなびいた。マイケルジャクソンばりのスターだったのだろう。そして、時代は移り、次のスターが要請される。

  • ももたろう さん

    サルトルの伝記。かっこよすぎて、どんどん深めたい。実存主義が魅力的なのは、行動的なところだと思った。 「人間には選択の自由がある。人間とは自分の行動の総体にほかならない。人間は、自分でつくったところのものになるのである。だから、人間は自分の選択に対して全責任を負わなければならない。」 コンパクトだったので、入門書には良いと思った。次は「実存主義とは何か」を読み進め、彼の思想を丁寧にみていきたいと思う。彼が影響を受けていた、フッサールやハイデガーやキルケゴールやボーヴォワールについても、おいおい学びたい。

  • taro335 さん

    やっぱサルトルの生き方はかっこええ。映画『サルトルとボーヴォワール』を思い出しながら読みました。 ページ数が少なくさらっと読めるので自分にはちょうどよく、かといって、平易になりすぎて読み応えがなくなってることもない。このシリーズの次はハイデガーみたいなので期待!

  • 宮城 さん

    サルトルの実存主義の哲学も面白いが、それ以上に彼の私生活が破天荒で面白い。ポーヴォワールとの関係が、ある意味理想。

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