ボロディン (1833-1887)

ボロディン (1833-1887) レビュー一覧 5ページ目

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商品ユーザーレビュー

98件
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  • オリジナルのBMG盤をバラで所有しているが、収録内容...

    投稿日:2012/06/20

    オリジナルのBMG盤をバラで所有しているが、収録内容も全く同じなので国内盤とはいえ然したる差異は無いと思う。HMVのコメントではBEはT-Faulknerとなっているが少々誤解を招きかねない。フォークナー氏の担当はCD2(交#2、小組曲)でありメッツでの収録。一方CD2はA-Akselberg(交#1、交#3)が担当しパリでの収録である。ロケ地と担当BEが違うのだから、いくら同一傾向に纏めようとしたところで録音に微妙なニュアンス差が生じるのは致し方ない。小生の再生機器ではCD2はふっくらした感じで聴きやすいが、モヤッとした付帯音みたいなものが少々気になる。CD1はそれが無くスカッと見通しが良い。まことに微細な差異をつつくようで恐縮だが、ホールの響きの違いがこの結果に帰結しているフシがある。演奏は小生に言わせれば至ってオーソドックス、引き摺るような鈍重感とか煽るようなところは全く無く、正攻法ともいうべきアプローチには好感が持てる。ロジェストヴェンスキーのCHANDOS盤もまた違った意味で捨てがたい。旋律美を意識した軽快でメリハリの利いた秀演はなかなかにアトラクティヴ。録音も水準以上で好ましいのだが、今一歩音場の拡がり感と演奏のスケール感でこのBMG盤の方が半歩抜きん出ている気がする。そうは言うものの、どちらも捨て置けぬ魅力が有るので気分により聴き分けている。

    盤鬼hmv12 さん

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  • 遅いテンポで大見得を切る演歌風の演奏。ただしアンサ...

    投稿日:2012/06/07

    遅いテンポで大見得を切る演歌風の演奏。ただしアンサンブルは整っているので確信犯だ。ここまで極端な演奏が出来るのは、強力な個性だろう。録音が良く、メロディアで聴かされるこのコンビの演奏とは印象が異なる。ボロディンはさらっと演奏するとメンデルスゾーン風になってしまうが、ここに聴かれる音楽はロシアそのものだ。

    フルシチョフ さん

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  • 以前レビューを書き込みましたが昨年9月、99歳の誕生...

    投稿日:2012/03/14

    以前レビューを書き込みましたが昨年9月、99歳の誕生日を翌日に控えて亡くなったザンデルリンクへの追悼の意味とデータ的なものを追加して繰り返しさせていただきます。SKDOを指揮しての1961年まだ彼が49歳と若かりし頃録音したボロディン交響曲第2番(タイム@8’43A4’58B8’50C7’01)、同「中央アジアの草原にて」(7’54)、チャイコフスキー幻想序曲「ロメオとジュリエット」(19’03)とロシア物を演奏した盤です。周知の様にザンデルリンクは亡命先のソ連で1940〜1950年代旧LPSOの指揮を担当しあのムラビンスキーの下で研鑽も積んでいたわけでロシア物に対しても1960年代に戻って来たドイツでの活動でもかつてのソ連での経験も生きた聴き手に媚びない演奏も多い様ですね。ボロディン交響曲第2番は比較的ゆったり演奏されていますが「勇士」と名づけられたこの曲自体が第1楽章のワンパターンテーマの執拗さ、終楽章の散漫さに「イーゴリ公」作曲併行の影響が出ているようで正直少々ウンザリする時もありますが(演奏者の責任ではありません)第3楽章はハープを交えての旋律が情感的なものでザンデルリンクもよく構成感を念頭に置いた演奏となっております。それよりも「中央アジア草原にて」はゆったりと好演。「ロメオ・ジュリエット」はやや大人しく美し過ぎる感じがしました。現在廃盤であり、曲への個人的好みもありますが聴き深めた結果素晴らしいランクとしました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

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  • ボロディンの2曲の弦楽四重奏曲はどちらも傑作で、こ...

    投稿日:2012/02/24

    ボロディンの2曲の弦楽四重奏曲はどちらも傑作で、これまでタカーチ四重奏団の演奏を至高として聞いてきたが、このフィッツウィリアムス四重奏団のCDはそれに匹敵するか、あるいはそれを凌ぐかもしれないすばらしい出来だ。これまで知らなかったことを恥じるばかり。ボロディンの弦楽四重奏曲は凛と張りつめた気高さがなければその美点は引き出せないが、かといって演奏に無駄な力が少しでも入ると、たちまち曲のもつ優美さが失われてしまうというデリケートさも併せもっている。この両者が融合しなければこの曲の名演にはなりえないが、フィッツウィリアムス四重奏団の演奏はその条件をみごとに備えている。録音の優秀さとも相まって、ボロディンの弦楽四重奏曲の一、二を競う名演の初CD化に拍手をしたい。

    雲谷斎 さん |60代

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  • このアルバム、なかなか面白い構成。すなわち、「イー...

    投稿日:2012/02/07

    このアルバム、なかなか面白い構成。すなわち、「イーゴリ公」序曲(ショルティ指揮)で始まり、次には交響曲第2番(マルティノン指揮)、ついで交響曲第3番(アンセルメ指揮)、最後は再び「イーゴリ公」から「だったん人の踊り」(ショルティ指揮)という構成です。演奏に関しては、ショルティとマルティノンは元気いっぱい、いささかバーバリスティックと言えるまで、力強い指揮です。それが「ロシア」っぽいという解釈なのかな。もう少し柔軟で、歌いあげてもいいんじゃないかな。アンセルメは、曲自体と録音の古さもあって、ずっとおとなしめで、淡白です。さて、ボロディン、大作曲家でも一流作曲家でもないことは、やはり否めない事実。しかし、魅力ある作曲家ではあります。特に、ものすごく心にしみる印象的な旋律・フレーズを生み出すことでは、相当上位に入ると言ってよいでしょう。「だったん人の踊り」のオーボエのメロディーはホントに名旋律ではないかしら。また、たぶん全然馴染じゃないでしょうけれど、交響曲第3番(未完成)第1楽章冒頭のいかにも鄙びた味わいも格別です。第2楽章トリオの雰囲気もまた実にいいな。そういう意味で、このアルバム、なかなかに喜びを覚えるものでありました。価格も安いし、結構でしょう。録音は、何しろ古いので、ちょっと劣る。特に、高域のきつい、刺激的な音で、そこはちょっといただけない。でも、立派なステレオで、悪いというほどではありません。

    ほんず内閣総理大臣 さん

    3
  • 1951年の録音だが、それにしては古く感じられる。...

    投稿日:2011/11/19

    1951年の録音だが、それにしては古く感じられる。 メリク=パシャエフの指揮はテンポを細かく微妙に変えるなど、変化にとんでいてとても興味深い。 3幕版での録音。

    ユローヂィヴィ さん

    0
  • ヒーリングミュージック! 仕事で疲れて帰って来た夜...

    投稿日:2011/10/01

    ヒーリングミュージック! 仕事で疲れて帰って来た夜に、 ベートーヴェンの室内楽はちょっとキツいかな? という方にはお薦めです。 医科大学の化学の先生が本職だったというボロディン。 ここには、音楽の芳香族化合物や官能基がちりばめられています。 忙しいあなたには、こんな魅力的な音楽を聴く時間が大切です。

    ウルパパ さん

    6
  • スヴェトラーノフやザンデルリングで聴きなれていた私...

    投稿日:2011/07/24

    スヴェトラーノフやザンデルリングで聴きなれていた私には、最初この演奏(2番)を聴いた時は「なんとスケール感の小さい演奏だろう」とあまり好印象を持てなかった。ただ聴いていくうちに、じつはこのチェクナヴォリアンの演奏のほうが自分のツボにはまって来て、他の演奏がウソっぽく感じてきた。確かに、広大な草原を彷彿とさせるような揚揚さはないが、今では1番も3番も、総てのフレーズがシックリ来て、同曲中の最高の一枚になっている。録音も満足。

    エーテルの風 さん

    2
  • ロシアの指揮者スヴェトラーノフによるボロディン交響...

    投稿日:2011/06/30

    ロシアの指揮者スヴェトラーノフによるボロディン交響曲は、何れの曲もテンポが速く金管楽器があちこちで咆哮する、最高の名演です。

    ヒデ さん

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  • 名指揮者スヴェトラーノフが若き日に演奏した、ボロデ...

    投稿日:2011/06/30

    名指揮者スヴェトラーノフが若き日に演奏した、ボロディンの貴重な記録です。全般的にテンポが速く土臭い演奏で、私は大好きです。

    ヒデ さん

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ありがとうございました

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