CD

ホルスト:組曲第1番、第2番、ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲、行進曲風トッカータ、他 フレデリック・フェネル&イーストマン・ウィンド・アンサンブル

ホルスト (1874-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD4760
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

マーキュリー・リヴィング・プレゼンス50
フェネル/ホルスト:吹奏楽のための組曲第1番、第2番


吹奏楽のオリジナル曲としては草分け的存在として知られるホルストの組曲第1番をはじめ、ヴォーン・ウィリアムズ、グレインジャーといったイギリスの作曲家の吹奏楽5曲収録したアルバムです。
 指揮のフレデリック・フェネルはイーストマン音楽学校などで学んだ後、指揮者としての活動を開始し、1952年に自らイーストマン・ウィンド・アンサンブルを結成、吹奏楽の普及に多大な貢献を行い管楽器における新たな伝統を打ち立てました。(Universal Music)

【収録情報】
1. ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲
2. ホルスト:吹奏楽のための組曲第1番変ホ長調 op.28-1
3. ホルスト:吹奏楽のための組曲第2番へ長調 op.28-2
4. グレインジャー:ヒル・ソング(丘の歌)第2番
5. ヴォーン・ウィリアムズ:行進曲風トッカータ

 イーストマン・ウィンド・アンサンブル
 フレデリック・フェネル(指揮)

 録音時期:1959年5月
 録音場所:アメリカ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 ルビジウム・クロック・カッティング

内容詳細

近代イギリスを代表する3人の作曲家の吹奏楽5作品を収録したアルバム。アメリカを代表する指揮者、フェネルが自ら結成したイーストマン・ウインドEns.を率いて豊かな音世界を構築している。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
フレデリック・フェネルと、イーストマン・...

投稿日:2020/12/11 (金)

フレデリック・フェネルと、イーストマン・ウィンド・アンサンブルはマーキュリーに多数のアルバムを残したが、その中で、ホルストの吹奏楽のための組曲や、R.Wウィリアムズのイギリス民謡組曲等を収録したこのアルバムは、吹奏楽史上の歴史なアルバムとして知られるもの。 例えば吹奏楽のための組曲が2つ揃った録音は当盤が最初だったりする(第1番なら先行してハリス盤があるが) 後年のフェネル、吹奏楽の神様なんて言われ出したぐらいから演奏は勢いがなく、凡演も増えていったが、このイーストマン時代の録音は奏者が粒揃いだったのもあり、演奏は勢いとメリハリが付いており悪くはない。 録音年代の割に音も良い方だ。

レインボー さん | 不明 | 不明

1
★
★
★
★
★
本盤には、ブラスバンドに入ったことがある...

投稿日:2013/02/02 (土)

本盤には、ブラスバンドに入ったことがある者であれば、誰でも一度は演奏したことがあるであろう有名曲がおさめられている。特に、ホルストの吹奏楽のための組曲第1番及び第2番、ヴォーン・ウィリアムズのイギリス民謡組曲などは定番とも言える超有名曲であるが、意外にも推薦できる演奏が殆ど存在していない。それだけに、本盤の各演奏はきわめて稀少価値のあるものと言える。ヴォーン・ウィリアムズやホルストは、若干時代は活動時期は前後するものの、チェコのヤナーチェクやハンガリーのバルトーク、コダーイなどと同様に、英国の作曲家としての誇りをいささかも失うことなく、英国の民謡を高度に昇華させて自作に採り入れようとした。その結実こそは、イギリス民謡組曲、そして吹奏楽のための組曲第1番及び第2番なのであり、私としては、本盤におさめられたいずれの楽曲も、単なるブラスバンドのためのポピュラー名曲の範疇には収まりきらないような芸術性を湛えていると高く評価している。他に目ぼしいライバルとなり得る名演が存在しないだけに、吹奏楽の普及に多大なる貢献を行ったフレデリック・フェネル&イーストマン・ウィンド・アンサンブルによる本演奏は、本盤におさめられた各楽曲の唯一の名演とも言える貴重な存在と言える。ブラスバンドのための楽曲だけに、決して重々しくはならず、演奏全体の様相としては颯爽としたやや早めのテンポを基調としているが、各楽曲に盛り込まれた英国の詩情に満ち溢れた民謡風の旋律の数々については心を込めて歌い抜いており、いい意味での剛柔のバランスのとれた名演奏を展開していると言えるところだ。イーストマン・ウィンド・アンサンブルも、フレデリック・フェネルの指揮の下、これ以上は求め得ないような一糸乱れぬアンサンブルにより、最高のパフォーマンスを発揮していると評価したい。いずれにしても、これぞまさしくブラスバンドによる演奏の理想像の具現化とも言えるところであり、本盤の演奏から既に50年以上が経過しているにもかかわらず、現在でもなお本盤の演奏を超える演奏があらわれていないのも十分に頷けるところである。ホルストと言えば組曲「惑星」のみがやたら有名であるし、ヴォーン・ウィリアムズと言えばタリスの主題による幻想曲などが特に有名であるが、仮に、本盤におさめられた各楽曲を未聴であるとすれば、ホルストにしても、ヴォーン・ウィリアムズにしても、吹奏楽の分野において、このような偉大な傑作を遺しているということを、本盤を聴いて是非とも認知していただきたいと考えるところだ。音質は、1950年代末の録音にしては従来CD盤でも十分に満足できるものであったが、今般のルビジウム・クロック・カッティングによって、従来CD盤よりも更に良好な音質に生まれ変わったと評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

3

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ホルスト (1874-1934)

“惑星”で有名なイギリスの作曲家グスターヴ・ホルストは、1874年9月21日、英国グロースターシャー州のチェルトナムにスウェーデン移民の子として生まれます。父は音楽教師、母はピアニストだったこともあって、家庭環境は非常に音楽的でした。1887年、チェルトナム・グラマー・スクール入学。1891年、同校卒業。管弦楽のための間奏曲、スケルツォ作曲。1892年、ウィック・リッシントンでオルガニストの職に就

プロフィール詳細へ

ホルスト (1874-1934)に関連するトピックス

おすすめの商品