ペッテション(1911-1980)

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CD 輸入盤

弦楽のための協奏曲第3番 リンドベルイ&ノルディック室内管弦楽団

ペッテション(1911-1980)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BIS1590
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

まさに音楽における私小説の極北
ペッテションの厳しい世界


悲痛で厳しい作風に根強いファンを持つスウェーデン現代の作曲家アラン・ペッテション(1911-1980)。3篇ある彼の弦楽のための協奏曲のうち、第1、第2番を収めた盤(BIS1690)に続く第2弾。弦楽のみで協奏曲と銘打ながら演奏時間が54分もかかる交響曲級の大作で、恐ろしく念入りな書法によりますが、内容的には私小説風でおそらく自身の生涯のどこかを描いているようです。トロンボーンの魔王クリスチャン・リンドベルイが一切管楽器を含まないこの純音楽作品で指揮者としての力量を証明しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ペッテション:弦楽のための協奏曲第3番 (1956/7)
 ノルディック室内管弦楽団
 クリスチャン・リンドベルイ(指揮)

収録曲   

  • 01. Concerto for String Orchestra No.3: 1. Allegro Con Moto
  • 02. Concerto for String Orchestra No.3: 2. Mesto
  • 03. Concerto for String Orchestra No.3: 3. Allegro Con Moto

ユーザーレビュー

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かつて第2楽章の「メスト」だけが、ヴェス...

投稿日:2013/08/30 (金)

かつて第2楽章の「メスト」だけが、ヴェステルベリィ指揮スウェーデン放送響による交響曲第2番のCD(Swedish Society)に併録されていました。バーバーの有名なアダージョを大規模にし、甘い感傷を一切捨て去ったような感じのこの曲は「メスト(悲しげに)」どころか、涙も枯れ果てたような音の世界が、25分以上も続く壮絶な音楽です(もっとも、後のペッテションの交響曲に比べたらまだまだなのですが、当時の私は第2と第7、第8交響曲しか知りませんでした)。「全曲を聴きたい」と思ったのですが、その当時はまだ全曲の録音がありませんでした。やっとゴリツキ指揮ドイツ・カンマーフィルのcpo盤が出て、それに飛びついたのですが、どうも重すぎる演奏で、ヴェステルベリィ盤の鮮烈な印象までたどり着けませんでした。というわけで、このリンドベルィ盤には聴く前からかなりの期待を寄せていました。結論として、「メスト」の感動はヴェステルベリィ盤には及ばぬものの、全体としてみれば、ゴリツキ盤よりはかなりすっきりした優秀な演奏であると感じました。したがって、初めて聴く方でも、この曲の良さが十分に理解できると思います。推薦に値する演奏です。

Papachan さん | 北海道 | 不明

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