ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

Sym.7: Walter / Columbia.so

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR8781
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

ワルターがその晩年に完成したステレオによる唯一のベートーヴェン交響曲全集の分売CD。2曲ともワルター2度目の録音。気品漂う美しい演奏で、しかもその底にはしたたかな精神力を窺うことができる。第7番もスケール大きく立派なものである。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲第7番イ長調
  • 02. 交響曲第8番ヘ長調

ユーザーレビュー

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1960年ごろLPで発売された時胸わくわくレ...

投稿日:2013/02/07 (木)

1960年ごろLPで発売された時胸わくわくレコード店へ足を運んだことが懐かしくまた当初のジャケデザインとうれしいが、今どき1曲のみ収録とはなんと贅沢なことか。当時は圧倒的な人気盤だったと思いますがCDを聴いてもやはりすばらしい。最新のデジタル盤はほとんど聴かないので勝手な意見ですが音も含めてなんとかこれに対抗できる7番はモントー、ケンペ、ヨッフムぐらいか。ワルターの9曲中では人気は低いが、この古典の名曲をドンチャン騒ぎにならず安定感のある演出はやはりぴか一で他の追随を許さない。

tanobu さん | 兵庫県 | 不明

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ワルターがコロンビアSOを指揮しての全集(...

投稿日:2010/09/18 (土)

ワルターがコロンビアSOを指揮しての全集(全集版としては二回目)からの抜粋でこの第7番は1961年録音(ワルター85歳の頃)と比較的この全集録音でも時期の遅い方です(全集版としては一回目に含まれているNYPOを振っての第7番は丁度この10年前の1951年に録音されております)。さて、本盤第7番、演奏タイムとしては@13’01A10’00B8’17C6’43で心持最終楽章は短いかもしれませんが特に過不足はありません。全体としてベートーヴェン交響曲偶数番の似合うワルターにあって奇数番といえどこの第7番に余裕というか情感が味わえる最高ランクの演奏であり他演奏家にあるとかく勢い・迫力だけで進めがちになって私たちも「のだめカンタビーレ」ではありませんがその切り口での満足度を云々する次元とは異なっている様に思われました。第1楽章、そんなにゴツくない序奏からリズム楽想が交錯する楽章・・・絶妙な緩急をつけ、聴く側には強要される恐れを感じさせずクライマックスでは息まかない良さがあります。有名な第2楽章・・・セーブ気味にとろけるようなアプローチでワルターの綾の織り成しが素敵です。過度な感情移入もありません。バッカス舞踏の最終楽章は弾みが活き活きとついてリズム面で結構メリハリをつけてワルターは対応します。高齢であってもワルターの指揮感覚の維持力には感動を覚えますね。サウンドがハリウッド的に甘い処は好き嫌いがあるかもしれませんがいつもの範囲でそんなに気にすることはないでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ワルターについては、巷間ベートーヴェンの...

投稿日:2010/05/09 (日)

ワルターについては、巷間ベートーヴェンの偶数番号の交響曲を得意とした指揮者であると言われている。しかしながら、奇数番号の交響曲も、それぞれの交響曲の最上位の名演とは言えないものの、ワルターならではの円熟の名演を行っていると言える。その中でも特に素晴らしいのは、この第7ではないだろうか。確かに、この第7には、フルトヴェングラーの壮絶な迫力もない。クレンペラー(68年盤)の壮麗なスケールも、カラヤン(78年のパレクサ盤)の強靭な音のドラマなども存在していない。ここにあるのは、豊かな歌心とヒューマニティ溢れる情感の豊かさだ。正に、ワルターは、第2や第6などの偶数番号の交響曲を演奏するのと同様のアプローチで、第7を指揮しているのだ。したがって、これほど叫んだりわめいたりしない、柔和な第7は、他にも類例は見られないだろう。しかしながら、その温かみのあるヒューマンな情感豊かさは、最晩年の巨匠ワルターだけが表現し得た至高・至純の境地と言えるだろう。ただ大変惜しいのは、コロンビア交響楽団の力量不足。第7は、オーケストラにとってもベートーヴェンの交響曲中最大の難曲として知られるが、さすがにこの第7は荷が重かったと言える。とりわけ、トランペットの不自然な響き(特に終楽章)は、演奏が素晴らしいだけに大変惜しい気がした。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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